守口市議会 > 2016-03-11 >
平成28年建設文教委員会( 3月11日)

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  1. 守口市議会 2016-03-11
    平成28年建設文教委員会( 3月11日)


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    平成28年建設文教委員会( 3月11日)             建 設 文 教 委 員 会 ─────────────────────────────────── 〇開催年月日 平成28年3月11日(金曜日) ─────────────────────────────────── 〇開催時間 開会 午前10時04分 閉会 午後8時29分 ─────────────────────────────────── 〇開催場所 議会第1委員会室 ─────────────────────────────────── 〇出席委員  委員長    杉 本 悦 子   副委員長    服 部 浩 之  委 員    酒 井 美知代   委  員    西 尾 博 道  委 員    水 原 慶 明   委  員    池 嶋 一 夫  委 員    上 田   敦 ─────────────────────────────────── 〇委員外出席者  議 長    立 住 雅 彦   副議長       福 西 寿 光  議 員    大 藤 みつ子   議 員       小鍛冶 宗 親  議 員    西 田 久 美   議 員       井 上 照 代  議 員    竹 内 太司朗   議 員       松 本 満 義
     議 員    阪 本 長 三   議 員       甲 斐 礼 子  議 員    江 端 将 哲   議 員       竹 嶋 修一郎 ─────────────────────────────────── 〇説明のために出席した者  市長        西 端 勝 樹  副市長          泉 谷   延  教育長       首 藤 修 一  都市整備部長       馬 場 正 人  下水道部長     中 西 啓 次  教育次長兼管理部長    小 浜 利 彦  指導部長      水 田 広 茂  生涯学習部長       松   良 之  水道事業管理者職務代理者            渡 辺 安 彦  都市計画課長       河 村 良 太  水道局長  建築指導課長兼開発指導係長            石 井 秀 敏  公園課長         土 橋 国 治  道路課長      田 中   潔  建築課長         川 端 和 夫  下水道管理課長   尾 上 義 明  下水道施設課長      宇都宮   哲  教育委員会事務局総務課長            藤 本 淳 司  学校管理課長       瀬 尾 邦 雄  学校教育課長    廣 部 孝 徳  保健給食課長兼保健係長  西 尾 浩 樹  教育センター長   吉 川 弘 美  生涯学習課長       松 原 俊 三  スポーツ・青少年課長  阪 本 和 也  放課後こども課長     西 本 岳 史  お客さまセンター長 東 野 昭 弘  水道局総務課長      北 山 義 人  配水課長      河 井 俊 範  浄水課長         前 田 宗 利  その他関係職員 ──────────────────────────────────────── 〇議会事務局出席者  事務局長     笠 井 宏 行  議事課長   巽   光 規  庶務課長     北 口 雅 朗  議事課主任  山 岡 真 吾  議事課主査    靏 田 成 一 ──────────────────────────────────────── 〇付議事件  1 議案第24号 守口市手数料条例の一部を改正する条例案  2 議案第28号 守口市自転車の駐車秩序に関する条例の一部を改正する条例案  3 議案第40号 守口市立学校の施設等の目的外使用に関する条例案  4 議案第32号 守口市立学校設置条例の一部を改正する条例案  5 議案第33号 守口市市民球場条例を廃止する条例案  6 議案第34号 平成28年度守口市一般会計予算中所管に係る費目  7 議案第37号 平成28年度守口市下水道事業会計予算  8 議案第38号 平成28年度守口市水道事業会計予算              (午前10時04分開会) ○(杉本委員長)  おはようございます。ただいまより、建設文教委員会を開会させていただきます。本日は何かとお忙しい中、御参集賜りましてありがとうございます。  さて、本日は新年度予算を初め、重要な諸議案の審査が控えておりますので、しっかりとした審査をぜひよろしくお願いを申し上げます。  なお、東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から、本日で5年を迎えます。この震災により犠牲となられました全ての方々の御冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を切に願い、開会に当たりましての御挨拶といたします。  次に、立住議長より御挨拶を受けることとします。 ○(立住議長)  改めまして、おはようございます。早朝より御参集、まことに御苦労さまでございます。  先日、守口在住の国の中央防災会議の座長であられました河田先生、この東日本の震災に対しまして、起こったことを繰り返さないという思想から、想像力を働かせて対策をしていく、いわゆる災害を縮める縮災という視点が大事だと、こういうことを述べられております。我々、まさに心していかなければならないと思います。  本日、この縮災の視点からの案件も含まれておりますことから、皆さんに最後まで慎重なる御議論をお願いいたしまして、御挨拶にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  続きまして、西端市長より御挨拶を受けます。 ○(西端市長)  おはようございます。建設文教委員会の開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。本日は、公私何かとお忙しい中、御参集を賜りましてまことにありがとうございます。  さて、本委員会に付託いただきました条例案を初め、平成28年度の守口市一般会計、各事業会計予算につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げますとともに、先ほど委員長の御挨拶にもございましたように、本日3月11日は、未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生から、5年の歳月が流れました。犠牲になられた方々のみたまに対して、衷心より哀悼の意をささげますとともに、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げる次第でございます。  以上、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  ありがとうございました。  本日は、全員の御出席でございますので、会議は成立いたします。なお、上衣の着用は御随意にお願いします。  案件に入ります前に、謹んで申し上げます。冒頭の御挨拶でも申し上げましたが、東日本大震災により多くのとうとい命が失われたことに深い哀悼の意を表し、ここに犠牲となられました全ての方々の御冥福をお祈りし、ただいまから黙?をささげたいと存じます。  それでは、全員御起立をお願いいたします。黙?。            (全員起立・黙?)  どうもありがとうございました。  それでは、当委員会が付託を受けました案件の審査に入ります。  まず、議案第24号、「守口市手数料条例の一部を改正する条例案」を議題とし、石井建築指導課長から説明を受けます。 ○(石井建築指導課長兼開発指導係長)  それでは、守口市手数料条例の一部を改正する条例案について御説明申し上げます。恐れ入りますが、付議事件議24-1から議24-20、あわせまして参考資料の議24-1から議24-39を御参照願います。  本市が手数料を徴収することとなる事務及び手数料の額につきましては、守口市手数料条例、かつ別表1から別表6までに規定されておりますが、今回、長期優良住宅の普及の促進に関する法律及び都市の低炭素化の促進に関する法律に基づきます認定の基準が改正されましたこと、また、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行による認定制度が創設されましたことから、所要の改正を行うものでございます。  主な改正内容といたしましては、まず、長期優良住宅の認定基準の改正によりまして、既存住宅に対し増築、または改築を行う場合には、認定制度が創設されましたことから、参考資料議24-1ページに記載していますように、区分にこれらの認定に係ります住宅の欄を追加し、また、所要の金額につきましても、別表第3第1号に追加しようとするものでございます。  次に、参考資料の議24-6ページから議24-7ページを御参照願います。  本市において、長期優良住宅の建築に係る構造計算適合性の判定を行う場合の手数料を規定しております。別表第3号及び同条第4号につきましては、建築基準法の改正により、構造計算適合性判定の申請については、申請者が民間機関に直接申請することとなったため、手数料を徴収する必要がなくなりますことから、削除しようとするものでございます。  次に、参考資料の議24-10ページを御参照願います。  低炭素建築物の認定基準の改正によりまして、省エネルギー性能の評価方法に簡易な方法が追加されましたことから、当該評価方法に係ります区分及び金額を、別表第4第1号に追加しようとするものでございます。  また、従来の認定手数料につきましても、認定基準を合理化する改正により、金額を改めようとするものでございます。  次に、参考資料の議24-16ページから議24-18ページを御参照願います。  同条第3号及び同条第4号につきましても、別表第3と同様の理由により、これらの手数料を徴収する必要がなくなることから、削除しようとするものでございます。  次に、参考資料の議24-23を御参照願います。  建築エネルギー消費性能向上計画及び建築物のエネルギー消費性能の認定制度が創設されましたことから、これらの認定に係ります区分及び金額を、別表第5として追加挿入しようとするものでございます。その他条ずれの修正を行うものでございます。  最後に附則でございますが、本条例の施行日を、各認定基準が施行されます平成28年4月1日とするものでございます。  以上、まことに簡単な説明ですが、御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  すごくたくさんの量で何かよくわからないんですけど、わかりやすく言うと、どういったことになるんでしょうか。 ○(新田建築指導課長代理建築審査係長)  ごくごく簡単に申しますと、まず3つございまして、まず初めに、長期優良住宅の促進法、次に、低炭素建築物法、最後に、ちょっと長いんですけれども、建築物のエネルギーの消費に関する法律、略して建築物省エネ法と申しておりますが、この3つがございまして、3つとも目的は、環境に配慮した建築物にしてエネルギーの消費を減らし、環境への負荷の軽減を図るという目的がまずございます。それは3法とも同じです。長期優良住宅促進法のほうは、躯体や設備などを長もちさせ、良好な住宅をストックしていくというものです。低炭素法と建築物省エネ法と申しますのは、建築物から発生される二酸化炭素を低減しようというものでございます。  それぞれの認定は、少し簡単に申しますが、建築物省エネ法に係る認定よりも、低炭素建築物による認定、さらに、長期優良住宅の認定に行けば行くほど、認定の要件が厳しくなっております。メリットも大きくなっております。  ごくごく簡単ではございますが、以上です。 ○(酒井委員)  要は、この優良住宅というか、そういうのを建てるときに申請があったら、それを承認するための調査をするので、手数料をもらうという一覧表ということなんですね。これを見るのは個人じゃなくて、ほとんど業者の方が見ることが多いんですかね、こういう一覧表は。 ○(新田建築指導課長代理建築審査係長)  そのとおりでございます。 ○(酒井委員)  ちょっとわかりにくいから、わかりやすくしていただきたいなと思いまして。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(上田委員)  ちょっと確認なんですけれども、例えば都道府県や行政区によって、この手数料の料金って変わってるんですか。 ○(新田建築指導課長代理建築審査係長)  大阪府下は同じ額でございます。 ○(上田委員)
     ということは、他の都道府県はどうですか。 ○(新田建築指導課長代理建築審査係長)  他の都道府県は確認はしておりませんが、標準時間が定められていますので、それによって分単価を掛けまして単価を計算しております。 ○(上田委員)  恐らく、国の基準があって、それに倣って条例をという形なんでしょう。  ちょっと神戸市のを見ましたら、若干金額が安価に設定されているということで、他市のことなので、その辺は御承知かどうかわかりませんけれども、恐らく都道府県によっていろんな条件があるのではないかなという、そういう意味合いでちょっと確認させてもらったんですけど、わからないですね、その辺は。 ○(新田建築指導課長代理建築審査係長)  すみません。 ○(上田委員)  結構です。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第24号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第28号、「守口市自転車の駐車秩序に関する条例の一部を改正する条例案」を議題とし、田中道路課長から説明を受けます。 ○(田中道路課長)  それでは、議案第28号、守口市自転車の駐車秩序に関する条例の一部を改正する条例案について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元の付議事件議28-1から議28-3まで、あわせまして、参考資料の議28-1から議28-2までを御参照賜りたいと存じます。  本市において、駅周辺の道路等における歩行者等の安全な通行と、災害時における防災活動の確保を図るとともに、都市の美観を保持し、良好な都市環境の形成に資することを目的として、守口市自転車の駐車秩序に関する条例を、昭和61年に制定しております。この条例には、自転車放置禁止区域の指定や、自転車駐車場の整備等について定めておりますが、駅周辺におきまして、依然として放置自転車が多数見受けられることから、今回新たに道路の附属物としての自転車駐車場を設置するため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。  それでは、改正内容につきまして、御説明申し上げます。  今回、新たに第17条第1項で、道路の附属物である自転車駐車場の設置を明示し、同条第2項に、駐車料金を徴収すること及びその額、同条第3項には、既納の駐車料金を原則として還付しない旨の定めをしようとするものです。また、同条第4項としまして、道路法第24条の3の規定に基づき、道路の附属物である自転車駐車場に設ける標識に明示すべき事項、同条第5項には、当該自転車駐車場に一定期間継続的に駐車された場合には、第12条の規定に基づき、移送及び保管を行うことを定めようとするものです。そのほか、条ずれ及び文言の修正を行おうとするものです。  最後になりましたが、附則でございますが、本条例の施行日を規則で定める日からとしようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○(西尾委員)  まず、こちらの設置する場所はイオンさんのすぐ隣ということになりますので、その点は利用者が混乱しないように、まず見た目で、イオンさんの部分なのか、それとも市の管理の部分なのか、明確にわかるような工夫は考えられているんでしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員御指摘のように、この後、条例の後になります来年度の予算審議の上で、またラックについての御審議をいただくことになっているんですが、道路管理者といたしまして想定しておりますのは、おっしゃるように大日のほうにラックを設置したいという部分がございます。  おっしゃるように、近隣には大型スーパーのラックがございますので、路面表示等で、利用者の方が混乱しないように対策をとってまいりたいと思っております。 ○(西尾委員)  では、実際にイオンさんとの相談とか協議などはなされて、ある程度の合意は得られているんでしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員おっしゃるように、イオンさん初め、関係機関との調整は今進めてございます。 ○(西尾委員)  今後さらに進めていかれるということですので、想定されるのは、利用者がお買い物に来られたときに、こっちはあいてるわということで、市の管理の駐輪スペースに置かれたと。そうすると、無料の時間が1時間ですので、買い物から帰って、1時間超えて3時間以内のときに料金が発生しているということで、間違ったじゃないですかということで苦情が行くのは、恐らくイオンさんのほうに先に行かれる可能性もあると思うんですね。その辺の苦情が行かないように、いかに明確に区別するか、また、周知できるか、この点をぜひ工夫していただきたいと思っております。  あと、先ほどラック式とおっしゃったんですが、ラック式とチェーン式と大きく分けて2種類考えられるんですけど、こちらはラック式を検討されていらっしゃいますか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  道路区域内において自転車駐車場を設置する場合において、第一番にラック式を考えてございます。ただ、現在車両の大型化、また、子どもを乗せる自転車等々、3人乗りの自転車等特殊な自転車というのも今現在普及されていますことから、一部エリアにおいては、特殊自転車に対するチェーン式の導入も考えてございます。 ○(西尾委員)  ぜひよろしくお願いします。  最後に、今後さらなる他の場所での拡大ですね、その点も検討案が出ていらっしゃいますでしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員おっしゃるとおり、守口市内におきまして放置自転車に対策が必要な箇所というのは、大日のほかにもあることは認識していますことから、この条例案における道路区域での対策箇所は検討してまいるものでございます。 ○(西尾委員)  ぜひ検討をお願いいたします。また、道路区域ですので、歩行者の邪魔にならないようにという検討もあわせて行う必要もありますので、ぜひ丁寧に検討してください。  以上です。 ○(服部委員)  少しお尋ねしますが、これの目的は、秩序を乱さないようにする、ごちゃごちゃと今とまっている不法駐車をなくしていくことが目的でよろしいですね、これは。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員おっしゃるとおりでございます。 ○(服部委員)  であれば、少し疑問に思うのが、なぜ料金が発生するのかということなんです。  といいますのも、不法駐車をする方いてはりますよね。僕いろいろ見て回るとね、例えば、不法駐車が非常に多い箇所があるとします。そのすぐ横に有料の駐輪場ができたとする。そうしたらね、大体そこを見たら、有料駐輪場というのもすぐに満杯になるんですよ、ニーズがあるんですね。じゃあ、不法駐輪している方が有料の駐輪場のほうにとめるようになるのかといえば、そうではなく、不法駐輪の数はその隣とかでも全くほぼ変わらず、同じように不法駐輪されているんです。不法駐輪する方というのは、大体同じところに同じ目的があって、いつもそこに来てるからとめている人なんですよね。1回限りで、たまたまそこにとめる人って、ほとんどいないんですよ。  そう考えると、毎日来る人が、ただでさえちょっとしたお金を得したくて不法駐輪している方も多いのに、有料になってとめるかといえば、とめない可能性のほうが高いんですよ、正直言って。であれば、例えば有料のラックをつくったところで、もともとちゃんととめようと思う人はとめる、無料でいい、不法駐輪したいという方は、これ有料やんかと、じゃあその間にでもとめるわとか、もうちょっと違うところにとめるわとなるだけで、根本解決にならないような気がするんです。  もちろん、ちょっとでも設置費用などお金を戻すという考えも大いにわかるんですけど、もし本当に不法駐輪というものをなくしたいという考えだったら、無料のラックを設置すれば、ごちゃごちゃになる可能性は減るわけなんです、そこに一応はめるはずなので。これ、お金を取ると、逆に全く効果がないんじゃないかと個人的に思うんですが、いかがですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員おっしゃるとおり、この条例案を出させていただいている部分については、不法駐輪対策として上げさせていただいてございます。不法駐輪につきましては、実情、無秩序に町並みを阻害するような無法な状態になってございます。それをラックを設置することによって、ある一定秩序のある駐輪スペースを生み出したいというところです。  不法駐輪者に対しましては、委員おっしゃるとおり、継続的に毎日のようにとめられる方が多いのかと思いますが、市といたしましては、ラックを設置することとともに、そのラックを利用されずに違法駐車されている自転車につきましては、従来どおり撤去することによって、また、撤去回数をふやすなど強化することによって、ラックへの誘導をはかってまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 ○(服部委員)  今おっしゃってることは一定理解できますが、今までの従来通りの、いわゆる撤去活動ですよね。あれを物ともせずとめているから、現状があると思われるんです。  僕個人としては、やはり無料にするべきだと思いますが、いかがですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  駅周辺におきまして、市で設置してございます自転車駐輪場がございます。その方に対しましては、一時利用として、現在150円の御利用料金をいただいてございます。今後、道路の区域において設置しようとする自転車駐車場は、その既存の駐輪場よりも駅に近い利便性の高いところに駐輪できることから、一定料金をいただき、運営してまいりたいと思ってございます。 ○(酒井委員)  私も、服部委員と同じような思いがあるんですけれども、今、大日で駐輪場がありますよね、市がやってる。そこは何台とめられるんですか。 ○(北端道路課交通対策係長)  大日駅周辺には5カ所の駐輪場がございまして、一番近い大日地下の駐輪場は、合計3,597台の駐輪スペースがございます。間違いました、すみません。3,118台です。失礼いたしました。 ○(酒井委員)  それは5カ所合わせてですか。 ○(北端道路課交通対策係長)  いえ、違います。 ○(酒井委員)  一番大きなところだけですか。それで、これは定期契約している人と、一時と両方合わせてですね。 ○(北端道路課交通対策係長)  3,118台のうち、月決めが2,587台、一時利用が531台ございます。 ○(酒井委員)  1日臨時でとめられる531台で、間に合っているんですか。空きがあるんですか。それとも、オーバーしているんですか。 ○(北端道路課交通対策係長)  現在のところ、待ちが出ておりますので、空きスペースはございません。 ○(酒井委員)  一時利用のほうは。 ○(北端道路課交通対策係長)  一時利用のほうも空きスペースはございませんので、511台入っております。稼働率は100%以上でございます。 ○(酒井委員)  511台以上、毎日どれぐらいオーバーしてとまっていることがあるんですか、大体平均して。 ○(北端道路課交通対策係長)  すみません、一時利用が531台です。  一時利用に対しては、1日531台ですけれども、約1,000台近くあります。  以上です。 ○(酒井委員)  今つくられようとしているスペース――駐輪場は、何台とめられるんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長
     現在考えてございますのは、200台以上の駐輪スペースのものです。 ○(酒井委員)  そうしたら、オーバーした分は全部埋められないということですよね。  例えば、今までは地下へおりて、スペースじゃないところまでオーバーしてとめていたけれども、ラックができたからラックにとめようと、お金を出してとめようとされる方は、きっとそこをまず利用されると思うんです。それでも500台ほど、時間の差とかいろいろあるかもしれないですけど、500台ほどあぶれていて、200台がおさまるということは、あと300台も、やっぱり今までどおりちょっと地下でオーバーしてとめなくちゃいけなくて、ということは、不法駐輪されてた方の入るスペースはあるのかなと思うんですけれど。 ○(北端道路課交通対策係長)  実際、不法駐輪というのが、実情、モノレール駅近くで休日で175台ございます。平日で約70台ほどございます。その分、不法駐輪ですので、課といたしましても、不法駐輪対策として、撤去は各週土日も多目に、移送回数をふやしたいところです。下の500台につきましても、今後、駐輪場の改善や、そのスペースを考えてつくっていきたいようには検討しております。 ○(酒井委員)  ぜひそうしてもらわないと解決にならへんと思うんです。  それで、守口市自転車駐車場条例の中で駐輪場の料金が決まっているかと思うんですけれども、3種類あるかと思うんですけれども、教えていただけますか。 ○(北端道路課交通対策係長)  一時利用は100円と150円。 ○(酒井委員)  100円は。 ○(北端道路課交通対策係長)  屋外です。150円が屋内です。 ○(酒井委員)  今度ラックつけはるのは屋外になりますよね。 ○(北端道路課交通対策係長)  屋外になります。 ○(酒井委員)  そうすると、やっぱり整合性を合わせるために100円にするとか、本当に秩序を保つためにとめるのだとすれば、その近辺の民間の駐輪場なんかも見て回ったんですけど、その中で1時間無料で、2時間目から12時間200円というのは一番高いように思うんです。だから、ちょっとそこら辺、とめてもらうためには工夫が必要違うかなという、市民の皆さんがとめたくなるような制度にしていただきたいなと思うんですが。 ○(杉本委員長)  質問ですか、意見ですか。 ○(酒井委員)  もう意見にしときます。 ○(水原委員)  この不法駐輪対策ですけれども、今の現状を教えていただけませんでしょうか。 ○(北端道路課交通対策係長)  駅前におきまして、シルバー人材センターにおいて指導・啓発のエフ張りと、それと移送業者などでエフを張られたものを撤去して、大日保管所に持っていただくと、そういうふうな業務をしております。  以上です。 ○(水原委員)  その頻度はどのくらいなんでしょうか。 ○(北端道路課交通対策係長)  平成27年度は、平日で月平均7回と土日1回ずつ、計9回移送しております。月、土曜日1回、日曜日1回、平日が7回の計9回移送しております。 ○(水原委員)  今後こういうラックを設けられて、お金を払う人、不法される方、公平性をしっかり担保するためにも、不法駐輪対策もしっかり強化していただいて、公平性を保っていただけるように要望させていただきます。 ○(服部委員)  先ほど申し上げましたように、私の持論といたしましては、これをやっても秩序が保たれる担保には余りならないんじゃないかと懸念してるんです。別に大日だけの話を言ってるんじゃなくて、今後あらゆるところに適用していくと思うんですけど、そう考えると、本来やったら不法駐輪されている場所にラックを設置することによって、不法駐輪されているものを今後そこにとめるようにしていったら、整理されるわけですよね。そういう意図では、無料にするべきではないかと個人的には非常に思うんです。  例えば、今回この条例が通るとして、実際運営してみて、いまだに不法駐輪が減らない、あるいは、これでラックを設置したところから横に逃れるだけになる、間にとめるだけになる等の状態が起きたとき、例えば考え直して、そういった不法駐輪の人をとめさせるために無料にするなり、改正等は今後考える余地はありますか。いかがですか。(「そりゃあかんやろ。公平性に欠けるがな」の声あり) ○(田中道路課長)  ただいまの服部委員の御質問でございますけれども、無料にする方向に向かうということだと思うんですけれども、市としましても、地下の駐車場は今一時預かりで150円を徴収しております。他自治体におきましても、100円を徴収しております。また、大日におきましては、近隣にイオンの駐車場がございます。買い物をされる方につきましては3時間無料ということで、それを過ぎますと、200円を徴収しております。そういったことも踏まえまして、市としましても、地下駐車場において150円を徴収しております。  また、今回設定しております大日周辺の駐車場ラックにつきましては、駅に非常に近いことから200円ということで、若干地下よりは値段をちょっと上げてございますけど、ただ、一時的に利用したい方がおられる場合につきましては、先ほど説明いたしましたけれども、1時間無料ということで対応させていただいておりますので、その辺の御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○(服部委員)  納得できないですね。  1時間の無料というものが担保されているというのは、ほぼ効果をなさないと思います。先ほど申し上げましたように、恒常的にやってきて何かをする方がほとんどなので、1時間以内でそういう方が出るという可能性というのはかなり低いと思うんです。大体、違法駐輪って、見ていると、移動してもまた別の方が順番にとめるんですけど、1時間以内ですっと出ていくという人はほぼいないと考えられますので、この1時間の無料措置はほとんど意味をなさないと思います。 ○(杉本委員長)  意見ですか。 ○(服部委員)  そうですね。個人的には、これちょっととても賛同できないので。  市長、どうですか、お考え、これ。個人的には、本当に違法駐輪をなくすためには、無料のラックにしないと全く意味がないと思うんですよ。いかがですか。 ○(西端市長)  服部委員の御意見を聞かせていただいて、その実情というか、市民の皆さんの意識づけをしっかりとしていって、そして、この秩序を守っていただくというのが、私はいいことだと思うんですけれども、今このラックについて、ラックのこの金額が無料、あるいは、有料という話の納得がいく、いかないという話でございますけれども、私は、このラックについては、この大日駅を見まして、駅の目の前にラックを設置するということで、利用者にとってはモノレール、あるいは地下鉄に乗るのに一番近いところですので、私はまだ料金は、反対にね、反対に料金は上げたらええのと違うかなという考えなんですよ。  そこで、今後は、今服部委員がおっしゃるように、平面で遠いところであっても、無料の駐車場をつくるとか、そういうのは今後検討していかないかんかなとは思いますけれども、この今のラックについては、私は、お金、極端に500円払っても近いところで乗りたいというお客さんがおるのではなかろうかなと、こういうふうに思っているので、この件に関しては、下は150円、上は200円ということで、妥当な金額やなと思っております。 ○(服部委員)  御答弁ありがとうございます。  ただ、先ほど聞かせていただいて思うんですけれども、今おっしゃった500円でもとめるお客さんはいる、それはお客さんなんです、おっしゃっているとおり。これ、もし不法駐輪の方をとめさせるという意図であるならば、その方々はもともとはお客さんじゃない方ですよね、お金を払わない。お金を払わないお客さんじゃない層の方が、お金のかかるところにとめるかというと、とめないと思うんです。  だから、根本的な目的は、200円払ってとめる方に、駅の近くにとめてほしいということが意図なのか、それとも、もともとただ乗りしようとしているフリーライダーを無理やりそこにとめさせて、秩序をつくるということが目的なのか、そこが違うと話が違ってきてると思うんです。いかがですか。 ○(泉谷副市長)  今、服部委員の御質問なんですが、例えば一例で、本庁の南側の駐車場のまだ奥に、要は自転車駐車場がございます。市役所の正面玄関の横にローソンさん――コンビニができ、その横に同じようにラック式の、これは店舗用の駐輪場です。例えばあちらで、屋外でございますので単価100円で、要は一時利用できるんですけれども、現に朝から、あんだけ自転車が我々の庁舎の前にとまっていると。市役所に御用のある方については、市役所の駐輪場を使っていただいているんです。先ほど市長からも御答弁させていただきましたけれども、非常に地下鉄の乗り場に近いということで、朝から全てのラックに対して自転車が駐輪されているという現状でございます。  先ほど服部先生、大日の不法駐輪の方が、要は200台余りのラックを設置して、そっちへ誘導できるかという話ですけれども、先ほど担当部のほうからも申し上げてますように、当然不法駐輪のその部分で撤去なり、あるいは啓発活動というのは、従前にも増して強化していきますので、当然、今フリーライダーとおっしゃいましたけれども、そういう方々に対しましては、今まで以上に見回りの回数をふやすことによって、不法駐輪をできるだけ少なくしていくような方向で我々としては考えていきたいと、このように考えております。  よろしくお願いします。 ○(服部委員)  市長も副市長も御答弁ありがとうございました。  今後、より厳しくしっかりと、取り締まるだけじゃなく、そこにとめるように誘導するなど、あらゆる方策を使ってしっかりと誘導していただきたいと思います。 ○(水原委員)  この問題は、やはりモラルの問題が大部分を占めるとは思うんですけれども、ぜひとも教育委員会の皆様方にも、子どもたちにこういう自転車のモラルという教育をより強化していただけたらありがたいかなと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○(杉本委員長)  ほかにありませんか。 ○(池嶋委員)  先ほど、酒井委員の質問の中で答弁があったんですけれども、大日の地下駐輪場について、一時預かりで531台、詰め込めば1,000台入るという答弁があったんですが、これは531台入る中に詰め込んで1,000台入るという意味ですか。 ○(北端道路課交通対策係長)  実情は、駐輪場の少し前のところにもとめております。  以上です。 ○(池嶋委員)  それやったら、最初からそのように答弁で聞きたかったんやけれども、私もちょいちょいと地下駐輪場は利用させていただくんですが、今答弁あったように、一時預かりいっぱいの場合は表のほうまで出して、そしてコーンを立ててその中に入れておるということで、これはいつごろからそういう状態になっています。ここ一、二年の間ですか、それとも数年前からですか。 ○(田中道路課長)  いつごろかという明確な返答はちょっとできませんが、年々確かに、池嶋委員がおっしゃるように、実際は1,000台をつめていくと、これは消防法も加味して、余りそこまではできないので、先ほど北端係長が言いましたように、若干駐車場外にコーンを設置して、駐車した部分もありましたということですけれども、年々増加傾向にはございます。大体ピークで130台ぐらい駐車場外に出しておるということで今報告を受けておりますので、我々も現場に行って調査した中で、先ほども話しておりますように駐輪ラックの設置というものを検討したのも一つの一因になるというふうに考えております。  以上です。 ○(池嶋委員)  そういうことも含めて、去年とおととしの決算でもちょっと指摘をさせてもらったんですけど、一時預かり、あるいは定期で使用しておるところを、今平面ですわな、だから、できれば2段式のそういう設備にできないかということもお伺いしたいんやけれども、その当時は、今考えておりませんという答弁をもらったように私は記憶しているんですが、今後、やはり利用者もふえる傾向があると思うので、その辺も今後ちょっと検討していただきたいなと。これちょっと一般会計のほうに入ると思うので、これは要望としておきます。  それと、駐車料金の収納方法はどのような方法を予定されてるんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  清算所を設け、そこで利用者の方には清算していただくという形をとりたいと思います。 ○(池嶋委員)  それは機械式ですか、それとも人が常駐してする清算所ですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  現在、機械式で考えてございます。 ○(池嶋委員)  それと、第17条の3の、納めている駐車料金は返還しませんよということをうたっておられて、後段で、ただし、市長が特別の事由があるときは、認めるときはこの限りじゃないというのは、これどういう事由のときですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  現在想定してございますのは、自転車駐車場を御利用される前に、自転車が盗難されて、警察署の届け出がなされている場合等につきましては、免除を考えております。 ○(池嶋委員)  わかりました。  それと、先ほどからラック式とかチェーン式とかいう話があるんですが、この設置されようとしているラック式は全て平面ですか、それとも、互い違いの、平面とちょっと車輪が上がったやつというような、どのような感じなんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  現在想定してございますのは、高さを変えた2段式のラックを想定してございます。 ○(池嶋委員)  2段式ということなんですけど、先にとめられた方は低いほうへとめられますわ。後から来た人は高いほうへとめざるを得ない。ただ、年配の方、お年寄りの方なんかについては、ちょっとやっぱり自転車を持ち上げてそこに載せなあかんということもあるので、できれば平たん式のラックを考えていただけたら。スペース的なこともあるかと思いますけどね、できればそういうことも考えていただけますか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  現在想定しています、先ほど申し上げましたように、ラックにおいて200台以上の駐輪スペースを生み出したいという思いがございますが、先ほど申しましたように特殊自転車等々のエリアも一部においては検討したいと思っておりますので、台数確保と、御利用される方の利便性を考慮したエリアと、ちょっとすみ分けてやっていきたいという思いと、あと、ラックにつきましては、委員おっしゃるように、確かに上に上げる利用者の方に対して、従来の機器では確かに難しいことがありますが、業者等々とアドバイスをいただいている中では、大分機器の改良も進んで、昔ほど上げずに済むというような機器もあるとお聞きしておりますので、そういったところで配慮してまいりたいと思ってございます。
    ○(池嶋委員)  できればそのようにしていただきたいと思います。  それと、チェーン式ってどんなやつですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  ラック式は前輪を乗せるタイプなんですが、チェーン式というのは、自転車の前輪にチェーン状のものを巻きつけるようなものです。 ○(池嶋委員)  前輪に巻きつけるというのは、利用者が巻きつけるんですわな。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  そのとおりでございます。 ○(池嶋委員)  そうしたら、解錠するのは、料金精算してから勝手に開くんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  今考えてますのは、清算していただいたときにロックが解除できるというものでございます。 ○(池嶋委員)  大体わかりました。今後、利用者に不便をかけないような、戸惑うようなことがないような施設をお願いしときます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(上田委員)  ちょっと後でお尋ねしようと思ったんですが、今そういう御意見も出たので。  低い段と高い段の、いわゆるラック式というのはよく見かけるんですけれども、確かに高齢者は、持ち上げるのは非常にしんどいかなと。それと同時に、間隔が非常に狭いなという印象があります。  今の自転車はいろんなスタイルがあって、かごが大きいものとか、特に上段の部分からおろす場合、また載せる場合ですか、隣の自転車に傷がつく場合がある、多々見受けられる。だから、やっぱり利用者にとってトラブルのないように、それの間隔もよくよく考慮していただきたいと要望しておきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第28号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第40号、「守口市立学校の施設等の目的外使用に関する条例案」を議題といたしますが、ここで教育長から発言を求められておりますので、これをお受けいたします。 ○(首藤教育長)  議案第40号、守口市立学校の施設等の目的外使用に関する条例案の御審議をお願いする際に、委員会の貴重なお時間を拝借し、おわびを申し上げたいと思います。  本議案は、去る2月26日に追加提案申し上げ、本日、当建設文教委員会にて御審議をお願いするわけでございますが、教育委員会内部での調整が徹底されておらず、現在学校施設を利用されている団体の代表者や、小・中学校の校長・教頭宛てに、3月14日開催予定の案内通知などを3月4日付で、それぞれの担当課から既に発送してしまったとの報告を受けました。これらの報告を受け、通知文書には既に決定事項であると誤解される記載があるため、直ちに送付等を含め、全ての資料の回収を指示いたしたところでございます。  結果といたしまして、常々御指摘いただいております議会との信頼関係、並びに、利用者の皆様方に多大の御迷惑をおかけすることとなり、深くおわびを申し上げる次第でございます。  今後は、かかるようなことのないよう事務を遂行してまいりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。本当に申しわけございませんでした。 ○(杉本委員長)  それでは、瀬尾学校管理課長から説明を受けます。 ○(瀬尾学校管理課長)  それでは、議案第40号、守口市立学校の施設等の目的外使用に関する条例案について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、追加でお配りさせていただいております議案書第40号をお出しください。議案書議40-1から議40-4まででございます。あわせまして、参考資料も最後におつけしておりますので、ごらんいただけますよう、よろしくお願いいたします。  これまで、教育財産の目的外使用につきましては、行政財産使用料条例に基づきまして、他の行政財産と同様に許可等の事務を行ってまいりました。  しかしながら、教育財産は他の行政財産とは異なり、教育的な配慮が必要であるなど、他の教育財産と同列的に取り扱うことが難しいことや、現在の行政財産使用料条例の別表には、運動場の使用料の規定が整備されていない状況でございます。また、行政財産使用料条例は、多くの使用者がスポーツ等を行う際の、使用形態である1時間を単位とした使用料とはなってございません。そこで、今回1時間を単位とした目的外使用に関する規定を整備するため、新たな条例の創設をお願いしようとするものでございます。  なお、1年を単位として目的外使用をする場合については、従来どおり行政財産使用料条例によりまして許可等を行うものでございます。  それでは、条例の具体的な内容について御説明申し上げます。  第1条では、本条例の趣旨について規定しております。目的外使用できる施設は、守口市立幼稚園、小学校、中学校及び義務教育学校でございます。  第2条では、目的外使用できる時間を、午前9時から午後9時までと定めさせていただいております。  第3条は、目的外使用の許可の申請につきまして、第1項では、あらかじめ教育委員会の許可を受けなければならない旨を、第2項では、学校施設であることを踏まえ、あらかじめ学校の長の意見を聞かなければならない旨を定めるものでございます。第3項では、目的外使用を許可しない場合について、第4項では、許可に条件を付すことができる旨を定めようとするものでございます。  第4条では、許可の取り消し等について定めるものでございます。  第5条は、使用料について定め、前納しなければならない旨を定めようとするものでございます。具体的な金額につきましては、議40-4の別表第5条関係をごらんいただくようお願いいたします。  運動場は、全面を単位として、1時間につき880円と定めようとしております。体育館は全面を単位として、1時間につき780円と定めようとしております。ただし、樟風中学校につきましては、体育館の広さが他の小・中学校に比べまして約2倍となっており、半面ごとの利用が可能ですので、半面を単位として、1時間につき780円と定めようとしております。教室につきましては、1教室を単位として、1時間につき280円と定めようとしております。運動場夜間照明設備についてですが、こちらは、梶中学区と錦中学校の夜間照明設備となっており、1時間につき900円と定めようとしております。  備考についてですが、市内在住・在職・在学している以外の方々が構成員の2割以上を占める使用者が運動場等を目的外使用するときは、当該使用料の10割を加算する旨を定めようとするものでございます。端的に申しますと、市民の方々が8割未満の使用者につきましては、使用料が倍になるということでございます。  続きまして、第6条、使用料の還付について定めようとするものでございます。  第7条では、使用料の減免について定め、市、または国、もしくは他の地方公共団体、その他公共的団体が目的外使用をするとき、その他教育委員会が必要と認めるときは、使用料を減額、または免除できる旨を定めようとするものでございます。ここで言う地域団体には、自治会やこども会等、公益を目的とした団体の、公益を目的とした活動については免除し、自己の趣味等の目的のために使用する場合は、負担をお願いしようとするように考えております。  第8条では、施設等の変更の禁止について、第9条では、原状回復の義務について、第10条では、損害賠償について、第11条では、権利の譲渡等の禁止についての一般的な事項を定めようとするものでございます。第12条については、委任規定を定めようとするものでございます。  最後に、議40-4にまいりまして、附則でございますが、第1項の施行期日でございますが、平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。第2項の行政財産使用料条例の一部改正でございますが、本条例の創設に伴い、行政財産使用料条例の使用料の別表を削り、その他文言の整理を行うものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  今先ほど教育長からの説明も少しあったんですけれども、付議事件の冊子が配布された後、追加議案になるほど、こんなに急いで提案されているのはなぜなのか。経過をわかるように説明していただけたらと思います。 ○(宮垣学校管理課長代理)  目的外使用ですけれども、他の施設と共用に、目的外使用で市民の方に御利用いただいておりましたが、公民館の使用料、コミュニティですけれども、お金をいただくということで、この4月から施行されるというふうに変わりました。  学校現場におきましても、今はグラウンド等も無料で、また体育館等も無料で使用していただいておりますけれども、ある一定電気代等々もいただかなければ整合性がとれないということで、いろんな部分、条例の改正をするのか、一部改正をするのかということで議論を重ねた結果、この時期になってしまったという、大変申しわけないですけれども、御審議のほどお願いしたいという次第でございます。 ○(酒井委員)  ちょっとまだあれなんですけど、運営にお金がかかるからということですか。もともと料金が設定されてますけど、ほとんどの団体は無料で借りてはったということですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  そのとおりでございます。本来ですと、1回申し込みされたら、もうその時点でずっとお貸しできるような状態になっておりましたけれども、当然10年前に申し込まれた方がいまだに御利用いただいているという現状もございまして、市民以外の方が入っておられる団体もございます。そういった部分も精査したいということで、今回改めて条例を出していただいたという形になります。 ○(瀬尾学校管理課長)  現在の行政財産の使用料条例におきまして、使用料ですけれども、体育館につきましては、1回につき900円という料金を設定させていただいております。あと、教室のほうも料金を設定させていただいておりますが、現状、減免申請をしていただいて、一応今は免除で施設を使用されている方が多いというのが実態でございます。 ○(酒井委員)  現在利用しているのは、団体、個人、どんな感じなんでしょうか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  団体さんが全てでございます。一個人とか趣味というのは、今のところございません。 ○(酒井委員)  現状は、その目的や使用の受け付けとか調整とかは、どういうふうにしてはるんですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  利用者が学校のほうに申請しまして、学校長の判断で許可を出していただいておるというのが現状でございます。それを今回の条例では、教育委員会が管理をするという形に変更させていただこうというものでございます。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  ちょっと補足説明をさせていただきますけれども、今の学校施設の目的外使用につきましては、定期・定例、一般的な部分については、学校長の判断のもとで許可をさせていただいておるということでございます。それ以外の部分につきまして、新たな御利用があった場合について、学校長の判断でできない場合、そういった部分については教育委員会のほうで受けさせていただいて、教育委員会のほうから許可をさせていただいておるというのが現状でございます。 ○(酒井委員)  現在も教育委員会が調整してはるということですか。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  私が今申し上げたのは、許可するに当たって、通常1回認められると、また同じように同活動を翌年度にされるということになりますと、当然定期・定例という部分になりまして、そういった部分については学校長の判断で許可をさせていただいておると。  しかしながら、新たな活動をされるにおいて申請された場合については、学校長の判断で、同じような活動をされていると、同じような団体だということになれば、定期・定例で御判断いただいている部分もございますけれども、ある意味、イレギュラーな部分につきましては、学校のほうから教育委員会のほうに報告をいただいて、その上で教育委員会のほうで判断をし、許可をさせていただいておるということでございます。 ○(酒井委員)  同じような曜日とかに新たなところが申し込まれたりとかした場合は、先に借りている人がいるからということで、もう借りられないという状況になるんですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  同じ時間、同じ曜日に申し込まれたときは、今後は教育委員会で時間の調整、もしくは隔週にという形での調整、それをさせていただこうとするものでございます。 ○(酒井委員)  それは、今後ですよね。今まではそんなことなかったんですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  今現状は、学校長に調整していただいているという形になっております。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  すみません。基本的には、学校施設の開放につきましては、今担当課が学校管理課とスポーツ・青少年課、この2課に分かれてございます。日曜・祝日の部分につきましては、スポーツ・青少年課のほうで担当させていただいて、学校施設の開放もやらせていただいておると。  その日程調整なんですけれども、日曜日の部分については、各校区に利用調整委員会という部分をお願いして、その中で利用の調整をいただいておるということでございます。あと、月曜日から土曜日につきましては、基本的には教育活動のほうに支障がない範囲でという部分がどうしてもございますので、そういった観点から、基本的には学校長のほうで調整をいただいておるということでございます。 ○(酒井委員)  その利用調整委員というのは、どんなメンバーなんでしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)
     公民館地区運営委員長、PTA、青指さんなどでございます。 ○(酒井委員)  そうしたら、条例が変わったら、今度からはその人たちはもうしないということですか。教育委員会が一手に受けはるということですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  新制度になりましたら、利用調整は原課で対応していただくことになりまして、利用調整委員会のほうは解消という形になるわけでございます。 ○(酒井委員)  それで、今利用調整委員さんがやってはるので、何か問題があったんでしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  別に問題はございません。 ○(酒井委員)  問題がなかったんなら、あえて今住民自治でしてはるものを、職員が今仕事忙しい中で、わざわざ仕事を取り上げてしはらんでもええんちゃうかなというのを一つ思うんです。何か時代の逆行じゃないかなと思うんですけれども、それで、現在の利用状況をもりぐち市政の概要とかで見ていると、平成26年で1,855件、8万8,384人も利用されているんですけど、これって校庭も教室も含まれているんでしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  うちのほうでは、運動場と体育館でございます。 ○(酒井委員)  教室というのはほとんどないということですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  現在は、教室のほうはうちサイドが利用調整させていただいております。運動場と体育館、ナイターの部分を調整……。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  すみません、2課でこの事業をやっておりますもので。  今、阪本が申し上げた部分については、日曜日の件でございます。月曜日から土曜日の分につきましては、まず現行の条例にございますとおり、教室につきましても、目的外使用をいただくわけでございますから、当然そういった部分についての申請がございましたら、そういった部分で対応させていただいておると。ですから、月曜日から土曜日までにつきましては、教室、体育館、運動場、それと、日曜日につきましては、体育館と運動場という形でやらせていただいておるというのが現状でございます。 ○(酒井委員)  じゃあ、今言いましたこの1,855件には、教室も含まれていると思っていいんですね。 ○(宮垣学校管理課長代理)  そのとおりでございます。 ○(酒井委員)  わかりました。ナイターなんかも7割以上の利用率で、本当に守口、校庭開放が、2つの学校だけですけれども、歴史を育んできてはるねんなと思ってるんですけど、料金が発生することで、そこら辺が、せっかく借りていたのが大丈夫なのかなというのと、それともう一つ、今教室のことを聞いたんですけれども、昔私自身も子どもが小学校とかに行っているときに、お部屋を目的外使用で借りたことがあるんですけれども、今の話を聞いていると、何かちょっと登録しないと借りられないのかなという印象を受けたんですけど、例えばお母さん方が、ちょっと勉強会したいから教室借りたいというとき、単発でも借りられるんでしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  ナイターの部分につきましては、電気料金のみを……。 ○(瀬尾学校管理課長)  教室のほうにつきましては、今現在では、学校長が許可している部分と、先ほどもちょっとお話ししてましたように、定期・定例でないものについて教育委員会で許可しているものがございまして、先ほど酒井先生がおっしゃっているのは、学校長が定期・定例的に使用する部分だと思うんですけれども、その分につきましては、現在学校長に相談していただいて、目的外使用ですね、教室の利用ができるということでございます。  今回の新制度につきまして、一応その年度が始まる前に、団体の登録というのをしていただいて、使用していただくことになるとは思うんですけれども、当然、随時登録をどんどん受け付けておりますので、使用される方の登録をしていただければ、今後も目的外使用の教室でも目的が使用は可能だというふうに考えております。 ○(酒井委員)  登録をしないと使えないということなんですね。 ○(瀬尾学校管理課長)  そうです。基本的には登録をしていただいた上で、使用していただくという運びになっております。 ○(酒井委員)  ちょっと今より不便になるのかなという印象を受けるんですけれども、それと、第1条に幼稚園も借りられるとなってますけれども、別表の料金の運動場とか教室というのは、幼稚園も含まれていると考えていいんですか。 ○(瀬尾学校管理課長)  幼稚園の件でございますけれども、別表の教室の中に幼稚園も含まれているということでございます。 ○(酒井委員)  幼稚園の教室と学校の教室とか運動場とか、どっちも広さは大分違いますよね。体育館は樟風が広いから半面ずつの値段やとおっしゃってたし、そもそもこの料金の根拠というか、算式というのはあるんですか。 ○(北村学校管理課主任)  使用料の算出方法についてでございますけれども、まず運動場につきましては、行政財産使用料条例第3条第1項の第1号及び第3号、行政財産使用料条例施行規則第2条第2項に基づいて算出をしております。  具体的に申し上げますと、まず接面する道路の路線価、運動場用地面積等に基づいて、1時間当たりの使用料を算出いたします。そうしますと、1,520円となりまして、そこに人件費と警備費をコストとして算出したもの、1時間当たり227円を合計しまして、約1,750円となり、市民の利用につきましては、その半額の880円とさせていただいております。  教室につきましては、同じく行政財産使用料条例と行政財産使用料条例施行規則に基づいて算出をいたしまして、1時間当たりの使用料が40円となりまして、そこに1時間当たりの光熱水費19円、1時間当たりのコストとして算出しました230円を合計いたしまして、合計は280円となっております。 ○(酒井委員)  すみません、もう一度ゆっくり言っていただけますか。教室の部分。 ○(北村学校管理課主任)  教室につきましては、1時間当たりの使用料を計算すると40円となりまして、1時間当たりの光熱水費19円、1時間当たりのコスト230円を合計しまして、合計280円としております。 ○(酒井委員)  コストというのは。 ○(北村学校管理課主任)  1時間当たりのコストというのは、人件費と警備費でございます。 ○(酒井委員)  旧の条例の値段も、もちろん行政財産使用料条例でやってはったから、同じような計算で出してはったかと思うんですけど、単純に計算して3倍ぐらいになる感じがあるんですけど、それはどうしてでしょうか。 ○(瀬尾学校管理課長)  行政財産使用料条例につきましては、体育館でいいますと1回当たり900円ということでございまして、1回の使用時間は午前9時から午後5時までの間は1回でも900円ということでございまして、今回の新しい目的外の使用条例とは計算方法もちょっと違っておりますし、考え方もちょっと違うので、ちょっと比較するのが難しいことにはなっております。 ○(酒井委員)  では、そのことはちょっと置いておいて、減免と免除ということなんですけれども、先ほどちょっと簡単には触れられましたけれども、市民やったら、決められた額の半額になるんですか。ちょっとどういうふうな基準で、減免とか、免除とかがあるのか。それは要綱とかで決めるのか。何かそこら辺、利用者に不公平のないようにするには、どないなるのかを。 ○(瀬尾学校管理課長)  基本的に、使用料とか減免につきましては、使用料条例に基づきまして、第5条で使用料を定めさせていただいて、別表で金額を定めさせていただいているということでございます。  減免につきましては、基本的には第7条の使用料の減免におきまして、この項目で減免を定めているということでございますが、詳細につきましては、施行規則や要綱などに細かく規定していく予定でございます。 ○(酒井委員)  その規則とか要綱は、今どんなふうな内容を想定されていますか。 ○(瀬尾学校管理課長)  基本的には、今条例を御審議いただいておりますので、この条例に沿った形で施行規則のほうを、現在教育委員会で案を考えておりまして、調整をしている段階でございます。 ○(酒井委員)  今のところでは、どんなのが減免になって、どんなふうに免除になるかは、まだわからないということですか。 ○(瀬尾学校管理課長)  ただいま教育委員会内部で議論をしておりまして、一部施行規則につきましては法制文書課とも協議しておりますが、今現在の教育委員会の案としては、一応減免の案はあります。 ○(酒井委員)  それをちょっと教えていただけますか。 ○(瀬尾学校管理課長)  まことに申しわけございませんけれども、ちょっとお時間いただいてお配りさせていただいてよろしいでしょうか。 ○(杉本委員長)  暫時休憩いたします。             (午前11時26分休憩)             (午前11時54分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  先ほど委員会の中で、減免の書類を配りますということでしたけれども、まだはっきりと決まっていない状況ですので、口頭で説明をしていただいて、きちんと決まってから皆さんにお配りするという形でいいでしょうか。              (「はい」の声あり)  説明をお願いします。 ○(瀬尾学校管理課長)  学校施設の目的外使用の減免基準でございますけれども、基本的には考え方といたしましては、条例の第7条にございますように、公共的な目的のために使用する場合は減免するというふうにさせていただいておりまして、その中身につきましては、守口市や大阪府、地方公共団体の業務につきましては、非常に公共性が高いということで、減免の対象というふうにさせていただいております。  また、地域の方々が学校施設の目的外使用でございますけれども、それにつきましても同様に、使用される目的の中身が公共性の高いものについては減免、もしくは免除させていただくという考え方が、教育委員会の方針でございますので、よろしくお願いします。 ○(上田委員)  今の条例と違う箇所が、使える時間帯。現状としては、夜間は午後5時から午後10時まで。今回の条例は、午後9時までという設定なんですが、この変更点にあっては何か注意されましたか。 ○(瀬尾学校管理課長)  学校施設の目的外使用でございますけれども、今現状を見させていただきまして、基本的には午後10時まで使用可能のような条例になっておりますけれども、実態につきましては、午後9時ぐらいまでの利用が大半でございます。ほとんどそうでございます。  そもそも目的外使用でございますので、地域・学校の周辺の方々から……。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  すみません、ちょっと非常に言いにくそうなので、私のほうからお答えさせていただきますけれども、現状、確かに午前9時から午後10時までの開放をやっておるわけでございますけれども、実際に御利用されている時間帯が、大体午後9時ぐらいまでで終わらせる団体が多いという点と、ただ、周辺の状況もやはり変わってきておりますので、当然ナイターで照らすわけですから、光の問題でありますとか、当然音も出ていくわけでございまして、そういった部分で近隣となかなか……スポーツをやられているということについては、近隣の皆様方にも御理解をいただいていると思うんですけれども、しかしながら、生活していく上で、やっぱりちょっとちょっとストレスがたまってきているという現状もございますので、そういった点で、今回1時間前倒しをさせていただいたということでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○(上田委員)  私も午後9時ぐらいが妥当かなと思うんです。ただし、体育館とかを使った場合で、後片づけとか掃除とか、そういうので若干時間がずれ込むんじゃないかなと。それは臨機応変に対応されたらいいのではないかなと思います。 ○(杉本委員長)  まだほかにございますか。 ○(水原委員)  教室を使えるというところなんですけれども、これは空き教室ではなく、ふだん子どもたちが使っている教室という考えでよろしいですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)
     教室は、子どもたちがふだん作品等々を置いておりますし、個人情報の関係上、学校としてはお貸ししていない、空き教室か会議室というのがメーンになろうかと思います。 ○(水原委員)  わかりました。  あともう一点、今後また市のほうでこれから利用調整をされるというところですけれども、その同じ日に日程が重なった場合、どういった形での判断基準をされるのか、ちょっと教えてもらえませんでしょうか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  優先順位といいますか、案ですけれども、学校教育目的内容、PTAとかそういった形で子どもがメーンでありますので、そういったものを第一優先にしております。続きまして、教育委員会は、公共施設が使用するのを第2番目、3番目に市立、認可、認定こども園とか、運動会とか、レクリエーション、発表会、そういったものは守口市民にお子さんが多いので優先にさせていただいております。その次に地域団体、公民館運営委員会の活動といった青少年育成団体とか、そういったものを優先、あと自治会等も入ります。その後に、いろんなスポーツサークルとか、諸団体が入ります。その次にボランティア団体、そしてそのほかという形で、一応線引きはさせていただこうというふうに考えております。 ○(水原委員)  わかりました。特にこういった場合は、やっぱり地域の方々とのコミュニケーションをしっかりととってもらわないとトラブルのもとになりますので、そのあたりしっかりとお願いしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○(杉本委員長)  暫時休憩いたします。              (午後0時01分休憩)              (午後0時01分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  お昼休憩にします。  午後1時再開いたします。              (午後0時02分休憩)              (午後1時00分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。 ○(池嶋委員)  午前中の酒井委員の使用料の算出根拠という質問の中で、答弁で教室のこともお聞きしとったんですけれども、この中に警備代が入っているという答弁があったんですが、学校管理の中で警備委託が入ってるんですが、教室使用に当たっての警備については、委託している業者と別の業者が警備するんですか。同じ業者ですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  同じ業者でございます。 ○(池嶋委員)  教室を使うに当たって1時間280円ということなんやけれども、この中に警備費入れるということ自体、おかしいんやないですか。なおかつ、先ほど同じ業者さんが警備するという答弁があった中で、別にこの警備代を徴収しなくてもいいんじゃないですか。 ○(瀬尾学校管理課長)  午後9時まで目的外使用で使っておられる方のために、終了後に学校施設を確認して警備をしないといけないので、そのために警備員が延長といいますか、午後9時まで残っておりますので、その分につきましては、目的外使用の方にいただくというふうに考えさせていただいております。通常、学校警備は午後8時まででございますので、その1時間分延長ということでございます。 ○(池嶋委員)  警備委託を午後8時ということであれば、これは午後9時まで使用できるということからも、もうちょっと警備委託の時間を延長するように話したらどうなんですか。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  小・中学校の警備でございますが、契約上の警備は午後8時までと一応させていただいておりますが、それ以降の勤務については、一応超勤対応という形で対応させていただいております。 ○(池嶋委員)  あくまでもその1時間分については、利用者に負担してくださいという理解でいいんですか。 ○(瀬尾学校管理課長)  説明がちょっと漏れておりましたけれども、1時間の警備代の全てではなくて、平成26年度の使用実態を見ました上で、小学校につきましては約3分の1程度、中学校につきましては約3分の2程度の方が、目的外使用することによって減免となっておりますので、全てではございませんけれども、その程度の金額の負担をお願いするということでございます。 ○(池嶋委員)  午後8時で警備員さんがおらなくなる、後は機械警備になりますわな。使用がなければ。あれば、警備員さんがそのまま延長でつくということなんですか。午後8時までの警備員さんが引き続き警備される、もしくは、その方が帰られて新たな警備員さんが来られる。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  学校におる警備員が、そのまま引き続き、サークルが終了するまで同じ方が残るという形でございます。 ○(池嶋委員)  利用者の方に、その辺、誤解を招かないように。今質問した内容で学校を警備してくれてるやないか、何で私は1時間、午後9時まで使うのに、警備員も負担せなあかんねんという疑念を持たれないような説明、市民の方に対してこの内訳ね、会社のかどうか知りませんけれども、もしもこの内容なんですかと聞かれた場合、疑念を持たれることのないような説明をしていただきたいなと思います。  それと、登録団体なんですけど、今までは小学校区で校庭開放の連絡調整会とかいうのをやっていただいてたんですけど、4月からは教育委員会がそれをかわってやるという話なんですけれども、この団体の登録については、随時受け付けるという午前中の答弁の中でもあったんですけれども、登録する、使用する団体のメンバーさん、構成員の住所・氏名とかを記入して出すわけですね。 ○(宮垣学校管理課長代理)  委員のおっしゃるとおりでございまして、あと、在学のお子さんに関しては、年齢も入れていただくという形になっております。 ○(池嶋委員)  使用料で市民以外が2割を占める場合は、使用料が倍ということになってるんですけれども、出された名簿に記載された構成員の確認というのは、どのようにされるんですか。もうそれは確認せずに、例えば今課長代理がおっしゃったように、もちろん市内在住の方、在学、在職という形だけで登録団体として受け入れられるんですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  そのとおりでございます。 ○(池嶋委員)  それはそれで受け付けていただいて、利用期間、1年を通して、例えば野球とかバレーボールとか、体育館でされる場合ね、ソフトボールとかであればグラウンド、運動場ですわな。それは、申し込んだ時点で1年間……例えば4月1日に申し込まはったら、1年間の分、例えば4月は何日、5月は何日という形で、利用の予約という形で受け付けできるんですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  ただいま案ですけれども、1カ月単位を基準に考えております。1カ月と言いましても、例えば今は3月の末ですけれども、今から4月の分というのは、ちょっと手続上時間がございませんので、そういった部分も案の中に入れて、1カ月半前にいただくとか、そういうのは今から検討させていただきます。 ○(池嶋委員)  それならば、使用する1カ月半前でないと受け付けはしないということですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  今の委員の御指摘ですけれども、学校にも行事予定がございまして、職員会議をもって翌月の日程が確定しますので、それが確定次第ということで、例として1カ月半前というふうに言わせていただきました。 ○(池嶋委員)  ちょっと僕の質問の仕方が悪かったかもしれない。ほとんどの団体さんが使われるのは、土曜日、日曜日、祭日ということになろうかと、先ほどもあったように、平日は児童・生徒が使いますので無理だとは思うんですけれども、お尋ねしているのは、土曜日、日曜日、祝日について、運動会シーズンになったら学校を使わはる日あるけれども、それを除外して、ほかの曜日、例えば運動会以外の曜日を使いたいというように申請してこられた場合、例えばの話ですけど、4月にそういう希望を出されます、6月にこんなんしたい、7月にこんなんしたい、7月になったら休みに入るからどうかわかりませんけれども、あと9月、10月、こんな行事したい、大体年間通してこういう行事をいついつにやりたいというような希望が出た場合、それはだめなんですか。そのたびに申請なんですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  日・祝に関しましては、毎月予定を出していただいて調整させていただくという形になりまして、ふた月前からひと月分の予定を出していただくという形になります。ですので、1年間通しての予定を出していただきましても、1年分の調整はできないということになります。 ○(池嶋委員)  そうしたら、2カ月先の分までしかできないという理解なんですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  委員おっしゃるとおりでございます。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  すみません、ちょっと訂正させていただきたいんですけれども、今の2カ月云々の話は、実際に御使用されるのは、例えば6月に御使用される予定があると、それの受け付けにつきましては2カ月前に受け付けさせていただいて、どこまでいっても許可を出させていただく、要は、日程調整させていただくというような形の期間と申しますのは、1カ月単位ということでございます。 ○(池嶋委員)  そうしたら、使っておられる団体さんが長期にわたっての予約がとれないというようになれば、年間の行事予定が立たんようになってくるんじゃないですか。 ○(瀬尾学校管理課長)  それは、今現状学校長がグラウンドの許可を出す際には、同じことでございまして、ただ、非常に表現――言葉のかげんが難しいんですけれども、あくまでも予約を受け付けて、許可を出すのは1カ月前ということになるんですけれども、当然そういったお話はお伺いしておって、この団体さんはこういうことをいついつやりたいんだなというふうに一定把握しておくと。それで、月日が流れて、ほかにそのときを使いたい人がいなければ、当然その方が、誰もいなければその時間を使うことができるということになるのかなと、ちょっと複雑なことを言って申しわけございませんけれども、そういうふうになるのかなと。  今後は、新しい制度とかになりますと、やはりそれも現行と一緒ですので、とりあえずお話は聞いた上で、あくまでも調整は1カ月前です。ただ、お話は聞かせていただくということは考えております。 ○(池嶋委員)  昔の答弁の中で、先の予定まで出していて、2カ月前に他の団体が同じ日にちに利用がなければ許可ができるという話だったと思うんですけれども、こんなことないと思うけれども、仮にバッティングした場合、それは教育委員会はどのように使用許可を出さはるんですか。 ○(瀬尾学校管理課長)  午前中ちょっとお話しさせていただきましたように、教育委員会といたしましては、一応優先順位というものを定めさせていただいて、それの中でお話をさせていただくことになります。ただ、個々人で使用が重なる場合がありますので、当然お話もじっくり聞かせていただいて、限られた教育財産しかございませんので、その中で有効に使っていただくというのを主眼にして、今後運営していきたいと考えております。 ○(池嶋委員)  おっしゃっている意味はよくわかるんです。僕が言ってるのは、公の団体、優先順位の高い団体じゃなくて、任意団体で同じになった場合、どのようにされるのかなと。例えば、ソフトボールクラブがバッティングしてしまったと。AというチームとBというチームが使いたいとなった場合、どのように利用許可をされるのか。だめなところにはどのような話をされるのか。ちょっとその辺をお伺いしたい。 ○(瀬尾学校管理課長)  基本的に、同じところで利用したい団体がバッティングすることが仮にあったとした場合は、教育委員会のほうでお話を聞かせていただいて、お互いにお話を聞かせていただいた上で、譲り合って使っていただくというのが一番いいケースだと思いますし、当然グラウンドは1つしかございませんので、その中でお互いに意見調整させていただいて、限られた財産を有効に使っていきたいというふうに考えております。 ○(池嶋委員)  お互い譲り合ってやったらいいんですが、うちはこの日使いたい、両方ともこの日使いたいとなった場合のことをお尋ねしてるんです。それは教育委員会として、どのように判断されるのかというようにお尋ねしてるんですけれども。仮の話で申しわけないけれども、両方とも譲らんかった場合。 ○(宮垣学校管理課長代理)  委員のおっしゃるとおり、そういった問題もあるかもしれませんけれども、あった場合は、1日限られた時間ではございますけれども、時間単位での使用を今回お願いしておりますので、例えば3時間ずつとか、そういった調整もさせていただきながら、また、その次の週もダブっているのであれば、隔週ずつで使うとか、そういった調整はさせていただこうかなというふうに思っております。 ○(池嶋委員)  こんなことないと思うんやけれども、あった場合のことも想定して、その辺もきっちり詰めておいていただきたいなと思います。  続いてもう一つ、日曜日、祝日の使用について、これも仮定の話です。日曜日に使いたいとなった場合、例えば土曜日に申請出します、どこに出すんですか、学校休み、市役所休み。どのように対応されるんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  1か月前に基本申込者の中で調整させていただきますので、前日の使用許可というのは、まず考えられないと思います。 ○(宮垣学校管理課長代理)  補足になるかもしれませんけれども、前日に申し込まれて日曜日に使用するというふうには、仮の話ですけれども、申しわけございませんが土曜日というのは学校も役所もお休みということで、受け付けはできかねますし、そういった急に使用したいという団体が来られましても、やっぱり事務の手続上もございますので、最低限2日、ないし3日はいただかないとその処理ができないというふうに考えておりますので、前日、ましてや土曜日の申し込みというのは、今回はできないというふうに判断しております。 ○(池嶋委員)  急な使用についてはだめということですね。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  一例の中で、急な対応というお話をいただきました。我々としましては、基本的には、やっぱりより多くの市民の方に御利用いただきたいというのが、まず第一義としてございます。そういった中で、精いっぱいの事務手続ですね、そういった部分については、当然努力していかなあかんやろというふうな考え方も持っております。  しかしながら、今池嶋委員さんがおっしゃった、例えば土曜日に申請に来られて、日曜日に使いたいということになりますと、それもあるかないかはわかりませんけれども、我々としては、学校長の意見を求めるに当たっては、当然そこの部分で、まずもって部屋が使えるのか、そういった体育館の利用は可能なのかという部分も当然ございますし、その活動内容についても、当然学校の教育上、後々支障があるかないかという部分についても、当然確認もしていただかなければならないというふうに考えておりますので、土曜日の申請という形になりますと、なかなか難しいじゃないかなというふうには考えてございます。 ○(池嶋委員)  今質問させてもらった部分について、あくまでも仮の話だったんですけれども、先ほどの話でもあれなんですけれども、利用者の方にその辺は徹底して、理解いただくように、利用申し込みのときに伝えて、誤解のないようにしていただきたいのと、それと、日曜日・祝日の利用についても、例えば運動場を使う場合、今まで午前7時半から午前8時に使っておられた団体等もちょいちょいと見受けられます。今現在も利用時間は午前9時からですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)
     運動場に関しましては、午前8時からというのが現在でございます。 ○(池嶋委員)  今現在午前8時からという答弁をいただいたんですけど、ならば、これもやはり午前8時からすべきやないですか。でないと、する種目によって時間がかかったりしてしまうと、できたらもう昼までに終わりたいというようなところでも、1時間ずれると、お昼回ってしまう可能性もある。その辺をもうちょっと考えてもらったほうがええんやないかと思うんですが、その辺はいかがですか。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  ただいま現行の行政財産使用料条例の中では、一応使用時間というのは午前9時から午後10時ということでの設定になってございまして、その中で日曜・祝日の部分については、別の規則の中で、一定現状も踏まえながら、午前8時からやらせていただいているというのが現状でございます。そういった部分も含めまして、今後とも規則なり要綱なりの部分で、そういった事情も踏まえながら対応していきたいというふうに考えております。よろしく御理解賜りますようお願いします。 ○(池嶋委員)  実情も考えながらという答弁だったんですけど、例えば、サッカーにしても野球、ソフトボールにしても、大体午前8時ぐらいから開会式やって、試合を始められるんやけれども、団体から午前8時から使わせてもらえませんかといった場合、やっぱりもうだめなんですか、午前9時から、これは決まってますからということなんですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  要綱を作成する中で、時間のほうを調整していきたいと思います。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  すみません、今回提出させていただいている条例の第2条の中に、ただし、教育委員会が特に必要と認めたときについてはこの限りではないというふうな条文もつくらせていただいております。ですから、当然そういった中でやっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○(池嶋委員)  その辺、今後とも臨機応変に、利用される市民の方に迷惑がかからないようにやっていただきたいと思います。  それと、登録団体のほうなんですが、構成員8割以上市民等となってるんですが、別表の中では。その必要書類の中で、おおむね6割以上が市民等となってるんですが、これはどっちが正しいんですか。8割か、6割か。 ○(北村学校管理課主任)  施設を御利用いただくに当たって、まず使用者登録というものをしていただきます。その使用者登録の際に必要になるのは、市民の方が6割以上、そして、料金が2倍になるのが市民の方が8割以上、そういった区別がございます。 ○(池嶋委員)  使用登録は6割以上の方が市民やったらええ、それで、利用料の場合は、8割以上が市民であれば割り増しはないということなんですか。 ○(北村学校管理課主任)  委員おっしゃるとおりでございます。 ○(池嶋委員)  それであれば、さっきも言うたんですけれども、利用者の方に誤解を招くような文言が中に入っているような気がするので、その辺もきっちり整理して文言の中に入れていただきたいなと思います。  もう一点。使用に当たって、学校敷地内への自動車の乗り入れはだめということになっとると思うんですが、例えば地区の運動会をされる場合、テントとか搬入されますわね。そのテント等を搬入する場合、ほとんど車で搬入されてると思います。それは除外ですか。 ○(瀬尾学校管理課長)  そのような特別なケースがある場合は、もちろん除外というふうに考えております。 ○(池嶋委員)  その辺も、きっちりと文言でうたってもらっといたほうがええんやないかなと思います。何度も言うようですけれども、利用者の方に誤解を与えるようなことだけは、ちょっとやめていただきたい。ちゃんと使用の中身、こういう要領でやりますというのをやっていただきたいと思っておりますので、ちょっと指摘だけさせてもらっときます。 ○(杉本委員長)  他にございませんか。 ○(上田委員)  この条例は4月から施行されるという計画だと思うんですが、期日がなかなか切迫してるので、この辺はやっぱり利用者の立場に立って、いわゆるこの条例の中身、また先ほどおっしゃった規則とか要綱、十分説明をしていただきたい。ある学校ではこうだと、ある学校ではこうだと、そういう差がないように、きちっとやっていただきたいと要望しておきます。 ○(杉本委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 ○(酒井委員)  学校は、やっぱり子どもたちの学校生活が何より優先されなあかんと思う、その上では優先するという話もありましたし、地域の中心となる学校が市民に広く利用されるようになるということとか、それが周知されることも大切やと思うんですけれども、今回のこの議案というのは、余りにも拙速やと思うんです。利用料金の算式もちょっといろいろ疑問に思うところもありますし、利用調整の件とか、その他いろんなところで準備不足の状態で提案されたように思いますので、ちょっと時期尚早ということで反対させていただきます。 ○(杉本委員長)  他に討論ありますか。 ○(池嶋委員)  先ほどちょっと質疑させていただいたんですけれども、やはり利用者の方にとって不利益があることもちょっと見受けられます。やはりもうちょっと時間をかけてやるべきやと思うんですが、あと3週間ほどしかないですから、その間で徹底できるのかどうか、その辺甚だ疑問がわいてきます。  やはり私としては、先ほど申し上げましたとおり、もう少し時間をかけて、例えば3カ月、あるいは6カ月、ちょっと先延ばしして、委員会内部でよく条例案を再度練っていただいて、再度提出いただいたらどうかなと思うこともありますので、この分については反対いたします。 ○(杉本委員長)  他に討論ありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第40号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに、賛成の方は挙手願います。                (賛成者挙手)  賛成多数であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  酒井委員と池嶋委員、少数意見の留保はなさいますか。 ○(池嶋委員)  いたしません。 ○(酒井委員)  いたしません。 ○(杉本委員長)  次に、議案第32号、「守口市立学校設置条例の一部を改正する条例案」を議題とし、藤本教育委員会事務局総務課長から説明を受けます。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  それでは、議案第32号、守口市立学校設置条例の一部を改正する条例案につきまして、御説明申し上げます。  恐れ入りますが、付議事件議32-1から議32-3及び参考資料の議32-1から議32-8までお開きいただきますよう、よろしくお願いいたします。  平成27年6月、学校教育法等の一部を改正する法律の一部改正がなされ、本年4月に施行されるところでございます。その改正におきまして、学校教育制度の多様化及び弾力化を推進するため、現行の小・中学校に加え、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校が、新たな学校の種類として規定されました。  教育委員会では、本年4月に開校を予定しております市立さつき小学校と、市立さつき中学校の施設一体型の小中一貫校を、義務教育学校として設置するため、所要の改正をしようとするものでございます。  改正内容でございますが、当条例におきまして、小学校の名称及び位置について定めております第1条第2項の表中、守口市立さつき小学校の項を削除するとともに、中学校の名称及び位置について定めております第2条第2項の表中、守口市立さつき中学校の項を削除するものでございます。  次に、第3条におきまして、見出しを義務教育学校の設置とし、第1項におきまして義務教育学校の設置する旨を、第2項におきまして、その名称を守口市立さつき学園とし、位置につきましては、守口市春日町13番26号とするものです。  なお、附則でございますが、第1項におきまして、施行期日を平成28年4月1日とするものです。附則第2項の守口市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正から、第5項の守口市いじめ問題対策連絡協議会条例の一部改正につきましては、各条例の条文を、義務教育学校設置に伴います文言整理を行うものでございます。  以上、まことに簡単な説明ですが、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明は終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  ことしから、国も義務教育学校を認めるようになったんかと思うんですけれども、まだ他市とか他府県でも余り例がないかと思うんですけれども、メリットとかそういうような検証もされてないものに、どうして今すぐしはるのか、ちょっと説明をお願いいたします。 ○(森田学校教育課長代理兼教育・人権指導係長)  まず、ただいま御審議いただいておりますさつき学園につきましては、平成28年4月より施設一体型の小中一貫校としてスタートさせるために、これまでにもさつき小学校、そして第三中学校の教職員が、たび重なる会議を開催しながら準備を進めてきているところでございます。  このさつき学園を義務教育学校として設置させていただくに当たりましては、平成27年6月24日公布、平成28年4月1日施行の学校教育法等の一部を改正する法律を踏まえまして、そのときから教育委員会では検討を始めさせていただきました。  このさつき学園を義務教育学校として設置するに当たりまして、期待される効果として、大きくは4点を考えております。  まず、さつき学園において、これまでの予定では、施設は一体型でありながら、その施設には小学校、中学校の2校が存在するという形でございましたが、その場合、各学校にそれぞれ、例えば研修部、または生徒指導部などの分掌組織をそれぞれに設置する必要がございました。まずこれが1つの学校となることで、分掌組織の一本化が図られまして、そのことから、まず1つ目に、例えば学習指導、また生徒指導、それぞれに係る取り組みを、まず1つの組織で常に検討され、計画され、そして実施されていく、このことから、1年生から9年間――9年生まで含めまして、統一した、発達段階に応じてでございますが、指導がなされていく、これがまず1点目でございます。  2点目には、先ほど言いました分掌組織が一本化されることから、教員一人一人の分掌負担が軽減されることで、教員が、例えば放課後に補習を行ったり、また教育相談を行ったり、また部活動指導を行ったりというように、子どもと向き合う時間を増加させていけると考えております。  また、義務教育学校となることで、小学校・中学校の免許の区別なく、教員が1年生から9年生までの子どもたちに、直接的な指導としてもかかわれるような状況が生み出せます。例えば授業において、小学校の教員、そして中学校の数学の教員が、同時に複数で指導するような過程で進めていただく際に、主に小学校の教員が授業を進め、中学校の教員が、今習っていることが今後どのようなことにつながっていくのかなどにも触れながら、授業を進めていくことも可能であると考えております。  最後に4点目としましては、もちろん学校が1つとなることで、PTA等の組織も一本化されることで、これまで以上に地域に根差した学校づくりの推進にもつながっていくと考えております。  以上のことから、従来、本市が目指してきました小中一貫教育の効果として、確かな学力の定着、そして中1ギャップの解消、地域に根差した学校づくり、このそれぞれが、これまで以上に一層推進できると考えております。  以上でございます。 ○(酒井委員)  今、期待される効果というのを出されたんですけれども、実際に小中一貫校を実施してる学校なんかにアンケートをとると、小学校の高学年のリーダー性を養うことが難しいとか、中学校の中1ギャップとかを、必ずしも解消できるとは限らないとか、そういったような課題もまだまだあるということも出されています。だから、今、義務教育学校にさつき学園がなったとしても、だからといって、もう検証することなく次々広めるとかそんなことのないように、本当に今言われたような効果がきちんと出るのかということを、しっかり検証していただきたいと思います。慌てて次々進めるようなことはないように、また、現場の先生たちの意見もしっかり把握していただきたい、子どもたちももちろんですし。よろしくお願いいたします。意見です。 ○(水原委員)  この義務教育学校、本当に全国的にも先進的に取り組むことになると思いますし、小中一貫教育というのは文科省の中でも賛否両論あったりしながらも、特に広島のほうでもすごくいい実績を挙げられている。要は、この制度を成功させるかどうかというのも、現場の先生だと思います。教育委員会の皆様方によるところは大きな部分を占めると思いますので、この制度をいかに有効的に活用するのか、現場の先生方がしっかりと取り組んでもらえるように、それが子どもたちのいい教育環境につながるように、しっかりと取り組んでいただけることをお願いして、要望とさせていただきます。 ○(服部委員)  2つ、ちょっと教えていただきたいんですけれども、まず1つは、先ほど酒井先生がおっしゃっている6年生のリーダーシップが弱まるんじゃないかという点は、1点実感としてあるんですよ。私自身、中高一貫校にいると、やはり中学時代に、そのまま上にエスカレーターがあるので、自分たちが一番学年上やと思って人に対して接することが少なくなってしまう、そういうのが実際感じられましたので、人間って状況が変わることによって成長することもあるので、小中一貫になることで、全くそのままエスカレーターのように子どもらが感じないように、工夫を凝らしていただきたいというのは強く要望いたします。  もう一つなんですけれども、メリットをいろいろ挙げていただきまして、それは非常にそのとおりだなと思う部分もあるんです。それで、守口市、校舎としては一体になるのはここが初めてですけれども、それぞれに地域で小中一貫を地域ごとにしっかりと考えておられる、中身は一緒だということは把握した上での質問なんですけど、例えばこれ、現状そうであるにしても、校舎が一体ということで、先ほどおっしゃっているメリットのように、他校と違う特色が生まれていると思うんです。となると、例えば親御さんの教育に対する考え方によっては、こういう特色のある学校に行かせたいと思う方も、他地域でもいらっしゃる可能性があると思うんです。特色がある学校ということで、例えば越境入学等は考えておられないんでしょうか。  というのも、先日ちょっと僕、この小中一貫を聞きまして、高知県の土佐山学舎という小中一貫を先進的にやっているところに見に行ったんですけど、そこだと一枠だけ越境入学を許していて、スクールバスで生徒らを乗せて、希望のある方は行く、ただし1学年20人とかに制限はしてるんですけど、枠は一応設けているんですよね、他校とは違って特色ある学舎だということで。いかがですか。守口市としては、越境入学等、希望があれば考えておられるのかどうか、ちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○(棹本学校教育課主幹兼教職員人事・学事係長)  本市の教育におきましては、全ての中学校ブロックにおきまして小中一貫教育を進めております。また、地域に根差した学校づくりを進めておりますので、今委員からの御質問に関しましては、今回他校から入学するということは考えておりません。  しかしながら、今回、義務教育学校として設置が認められましたら、学校において検証した結果等を、ほかの各ブロックでも展開していけるように取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ○(酒井委員)  先ほどの期待される効果の中に、いろいろな事務とか指導とかが一本化されるとかいう言葉が大分出たと思うんですけれども、そのことによって、今までなら小学校に1人、中学校に1人行ってた職員・先生たちが1人になってしまうとか、そういうふうな人を減らすというふうなことにつながることは絶対やめていただきたいと、そのことだけは要望させていただきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(上田委員)  小学校と中学校の区分をなくすということなんですが、実際にこの小・中一貫校で先ほど述べられたメリット、これ以外にもたくさん出てくるとは思うんです。  逆に、課題点というのも教育委員会としては把握されてると思うんですが、まずその辺はどうでしょうか。 ○(廣部学校教育課長)
     今おっしゃいました課題についてですけれども、先ほど言いましたように、全国を見ましたけれども、大きなデメリットというところはないと考えております。  例えば、卒業式が修了式ということになりますので、卒業証書ということが修了式にかわるということがございますけれども、これにつきましても文科省に問い合わせをしまして、子どもたち、それから保護者に不利なことがないということは確認しております。 ○(上田委員)  今後、初めての取り組みなので、実際に運営していく中でさまざま出てくるとは思うんですが、それの対応をよろしくお願いしたいということと、それから、例えばクラブ活動、それからまた運動会、体育祭、この辺はどういう形になるのか、どうお考えですか。 ○(森田学校教育課長代理兼教育・人権指導係長)  まず運動会、体育大会につきましては、平成28年度については工事の関係で別々の、前期課程、後期課程というような呼び方にはなっていくんですが、別々の開催となります。  しかし、今学校で検討していただいている中で、平成29年度については、合同で開催していく予定で計画を立てられております。  特に他の行事につきましても、教育的効果が得られると判断される行事については、今後も合同という形も検討としていきたいと考えております。  それともう一点、部活動についてでございますが、部活動、正式な入部ということは、今でいう中学生、このままで来年度もなりますが、ただ、施設一体型ということもございますので、小学校高学年、特に6年生の子どもたちが、これまでには年1回か2回ぐらいの部活体験はできていなかったんですが、それがかなり体験の数もふやしていってあげられるということと、また、日常的に中学生が部活に励んでいる姿を見るという、そのような利点もあると考えております。 ○(上田委員)  基本的には小・中の区分をなくすけれども、行事とかさまざまなイベント、想定される中で、いわゆる前期と後期と分けるという考え方もあるということですね。 ○(森田学校教育課長代理兼教育・人権指導係長)  教育的効果の観点から、別々に開催したほうがより効果を得られるもの、また、合同でしたほうが効果が得られるものというところで判断してまいりたいと考えております。 ○(上田委員)  それと、副校長が1人、教頭が3名というふうに聞いておるんですが、この役割をちょっと簡単に。 ○(棹本学校教育課主幹兼教職員人事・学事係長)  副校長につきましては、校長を助け、校長の命を受けて一部校務をつかさどってまいります。したがいまして、校長が不在時に校長の役割を代行するという役割を担うこともございます。また、教頭を取りまとめて、校内の行事等を運営する場合、校長の命を受けてでございますけれども、一定校長の負担を軽減する役割も副校長が担ってまいります。 ○(上田委員)  教頭は。 ○(棹本学校教育課主幹兼教職員人事・学事係長)  教頭につきましては、3名在籍することになります。1名は、教職員の定数の標準の法律によって、義務教育学校の前期課程に1名、後期課程に1名、そして本市におきましては夜間学級がございますので、1名という形で配置がございます。  配置につきましては今申し上げたとおりですけれども、運営の中では、またそれぞれの教頭に役割を持たせて、機能的に教頭の役割を担わせたいと考えております。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(服部委員)  もう一つ教えていただきたいんですけど、小中一貫校という特色のある授業で、校内生活等も大分変わってくると思うんです、他校と比べて。中1ギャップという言葉ありますけど、逆に高校に行くときに、高校だと、こういう小中一貫校を受けたこの子らも行くし、もちろんばらばらの小・中を過ごして子どもらも高校で一緒になるじゃないですか。そこで、今までの習ってきたとか文化的なこととかでギャップが生まれて、うまく溶け込めないような懸念はないのかなと、その辺はどのように調べていらっしゃるかなと。 ○(廣部学校教育課長)  義務教育学校におきましても、心身の発達に応じて、普通教育を基礎的なところから行うということで、もちろん教育効果を高めるということで、それぞれの教育を施していきますけれども、そのような高校のときにギャップがあって、文化が違ってたりというようなことで大きくつまずくということは考えておりません。 ○(服部委員)  わかりました。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第32号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第33号、「守口市市民球場条例を廃止する条例案」を議題とし、阪本スポーツ・青少年課長より説明を受けることとします。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  それでは、議案第33号、守口市市民球場条例を廃止する条例案について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元の付議事件議33-1と、議33-2を御参照賜りたいと存じます。  守口市市民球場は、昭和43年に市民の体育振興に資するため設置したものでございます。築後47年が経過し、施設等の老朽化が著しいことから、平成25年3月に本市教育委員会が策定した社会教育関係施設更新の基本方針において、大枝公園再整備に際しましては、多機能施設の実現に向け、関係部局とともに取り組んでいきますとしております。そこで、これまでから大枝公園再整備事業につきましては、都市整備部と協議を重ねており、整備後は、より多くの市民がスポーツやイベントにも利用ができる、多目的な運動施設としての設置を目指しているところでございます。  このたび、国の社会資本整備総合交付金が追加で交付される内示を受けましたことから、当該事業を進めるに当たり、市民球場の解体撤去工事を行う必要がありますことから、守口市市民球場条例を廃止しようとするものでございます。  なお、附則におきまして、施行日を規則で定める日としております。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  現在の利用状況はどんなんですか、利用率とか。 ○(栗山市民球場主任)  平成26年度の年間の利用人数ですけれども、2万8,299人、利用率は62.5%であります。 ○(酒井委員)  結構6割の利用があるということですけど、立て替えた後も同じように利用申請があった場合、今、多目的な球技のできる広場にというふうなことをおっしゃってましたけれども、そういったほかの球技とかが入る余地というのはあるんでしょうか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  今後立て替えられた後ですけれども、多目的運動場としまして、野球はもちろん、サッカー等と、イベント等もできるような施設になるというふうにお聞きしております。 ○(酒井委員)  今利用してはる団体が、その工事の間、どこかかわりに利用できるところがあるんですか。野球とかそういうのは、もうずっと通年使いはると思うんですけれども、そこのときだけ子どもたちであったり社会人であったり、利用できないというのは、やっぱりすごく困ると思うし、それから毎年大会してはる団体もあると思うんです。そこで。そういったところ何かは、代替地はどうしはるんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  正直申し上げまして、代替地はございません。もし使っていただけるのであれば、教育委員会が管理しております淀川河川敷の運動広場、これのフル活用、また、府立高校等の体育施設開放も行っております。こちらも使っていただければ、幾らかのそういう大会等は緩和できるかと考えております。全ては、ちょっと無理かと思っております。 ○(酒井委員)  そしたら、それを今利用されている団体は、そういったことを承知なんですか。承知されてるんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  納得はしていただいておりません。 ○(酒井委員)  それでも進めはるんですか。 ○(上田委員)  まず、スケジュールなんですが、いつまで使えるんですか、これは。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  昨年11月の段階で、基本計画が公園課のほうから出されまして、その時点で周知はして各団体には周知してきたものなんですが、実際使えるのは6月30日までとしております。 ○(松生涯学習部長)  あくまでも予定でございまして、施行日を規則で定める日と今回条例でさせていただいたんでそこでございます。これから、ほかの予算の中で都市整備部のほうから工事の要は契約にかかわります予算を上程させていただいて、せんだって繰越明許ということで御可決いただいています。これから、事務の手続を行いまして業者を決定し、契約が済み次第期間を定めます。一応予定として、申し上げたとおり6月30日までの利用を予定させておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○(服部委員)  工事する以上、使えない期間ができるというのは当たり前のことだと思うんです。問題は、いや、そんなこと聞いてなかったとなるともめることになるので、全団体、今使ってはる。頻繁に使うとこじゃなくても、年1回だけ使うとかいろんなケースがあると思うんです。2年に一度しか使わないとか、そういうのって全部リストアップというか、洗い出しをして一応連絡は、ことしは例えば使いませんよとか、連絡をきっちりとしてるかどうかと思うんです。それも、あらゆる想定はしっかりとしてるんですか、漏れがないように。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  先ほど申しましたように、あくまでも11月の段階で市民の方々への周知ができるということで、その時点では、今までの市民球場の利用者、利用団体、これも全て把握しております。  ただ、周知が11月になったということは事実でございます。 ○(服部委員)  わかりました。把握をしっかりしているということであれば、了解しました。 ○(酒井委員)  すみません。その上で、先ほどの答弁のように承知されてないわけですね。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  各全ての団体さんではありませんが、一部団体。逆に、他の団体からは、どうぞ進めてくださいと。使い勝手の意味で、賛成と反対が、今あるような状態でございます。 ○(酒井委員)  使い勝手というのは。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  例えば、野球とソフト、もしくはサッカー。そのやる球技、競技によって使い勝手が違うということで、今後進められるのが人工芝ということになっております。その人工芝で使い勝手がいいのか悪いのか。こちらとしましては、雨の後もすぐ使える。冬期期間もなくなるという意味から、使用率も上がるんではないかというところから、人工芝になっております。そこの部分が使い勝手の問題だと思います。 ○(杉本委員長)  暫時休憩いたします。              (午後2時01分休憩)              (午後2時05分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  委員会の貴重なお時間を頂戴いたしまして、まことに申しわけございません。  先ほど、委員の御質問の件でございますが、今団体のほうで納得している団体とされておられない団体がございます。  以上でございます。 ○(杉本委員長)
     他によろしいですか。 ○(池嶋委員)  先ほど説明の中で、再整備に際しては多機能施設の実現に向けた検討を進めてきたという説明をいただいたんですけれども、どんな検討を進めてこられたのか、ちょっと話していただけますか。 ○(松生涯学習部長)  これは、市民球場のみならず、本市社会教育施設全般におきまして、非常に老朽化が激しくなっております。その方針を定めるに当たり、公共施設の更新のあり方というものをいろいろと市民球場のみならず考えてきたわけでございます。  より多くの方々に使っていただくのは、公共施設のあり方だろうということで、今市民球場ということで、一つの野球ないしはソフトボールに限定はしておりませんが、多くの方がそこを使われると。それ以上に広く、もっと多くの市民の方にお使いいただけるように施設を更新していこうというのが、本来教育委員会の考えでございますので、これに基づいて関係部局といろいろと協議を進めて、今日に至っておるということであります。 ○(池嶋委員)  土木費のほうで、また詳しくお尋ねしますけれども、そしたらこれは市役所内である程度検討を進めたということですか。その利用団体の方々の意見は、お聞きになってないというような理解でいいんですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  大枝公園再整備事業につきまして、庁内協議会というのがございました。これを6回ほど行った結果、今現在に至っております。 ○(池嶋委員)  そしたら、一応この分については、庁内で検討したということですね。この段階でまだ、利用団体の方々の意見はお聞きになってないということでいいんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  その協議会の中では、最後後半のほうでないと、それも一部ですけども、聞き取れませんでした。実際は、6回目が11月になったんですけれども、この段階ではほんの一部の方々にしか聞けてなかったのは確かです。 ○(池嶋委員)  先ほど一部の団体の人の意見しか聞けてないという答弁だったんですけれども、やっぱりそれは利用されている団体、やはり全ての方に意見を聴取して、この整備計画に反映させるべきじゃないかと思うんですが、その辺いかがですか。どのように考えておられるのですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  委員おっしゃるとおりかと思います。やっぱり、市民の声を聞けなかった部分が遅かったというふうにも思いますし、もっと早目からの計画をある程度示せたらよかったなとは考えております。 ○(池嶋委員)  今も答弁の中で、該当する団体の意見を聞けてなかったということがありましたけど、先ほど条例のときも言いましたけども、やはりその市民の方々の意見も十二分に聴取して、聞いていただいて、この整備計画全てについて言えると思うんですが、反映していただきたいというちょっと指摘をさせていただきます。 ○(小浜教育次長兼管理部長)  今の御指摘でございますけれども、私教育委員会の職員でございまして、私のほうから答えるのがいいのかどうかというのはわかりませんけれども、この大枝公園の再整備につきましては、広く市民にパブリックコメントをさせていただいて、市民の意見を踏まえられたと。その中で、今の整備計画ができているのかなというふうに、私のほうはそういうふうに考えております。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」の声あり) ○(酒井委員)  パブコメを行われたということですけれども、それでもやっぱり、現実利用しているところがあるのに、そこに納得できるそういう話が進んでないうちに提案されるというのは、確かに老朽化してるからそれの問題はあるけれども、だからといって何か準備が拙速にすごく慌てて進めるというのは、どうかなと思います。  もっとやっぱり、準備時間をかけて、市民の納得も得て利用団体の納得も得て、進めていただきたいと思いますので、時期尚早ということで反対させていただきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第33号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方は挙手願います。                (賛成者挙手)  賛成多数であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  酒井委員に申し上げます。少数意見は留保はなさいますか。 ○(酒井委員)  いたしません。 ○(杉本委員長)  それでは、職員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。              (午後2時12分休憩)              (午後2時19分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、議案第34号、「平成28年度守口市一般会計予算」のうち、当委員会が付託を受けました所管費目を議題といたします。  まず初めに、議案第34号の審査方法についてお諮りいたします。平成28年度に行われる予定の機構改革に伴い、教育費から総務費及び民生費に移管された生涯学習費、スポーツ振興費、青少年健全育成費、また、児童クラブ管理費につきましては、引き続き、当委員会の所管とする申し合わせ事項の変更が行われたところであります。これらの費目及びこの費目にかかわる債務負担行為につきましては、従前と同じく、中学校費の次に質疑を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」の声あり)  そのように決定いたします。  それでは、まず初めに、第4款衛生費のうち第3項上水道費について、米田財政課長代理から説明を受けます。 ○(米田財政課長代理)  それでは、衛生費の上水道費について御説明を申し上げます。恐れ入りますが、予算に関する説明書141ページをお開きいただきたいと存じます。  4款衛生費、3項上水道費、1目上水道費に計上いたしました経費は、本市水道事業会計に対しまして国の基準に基づき支出しようとするもので、19節負担金、補助及び交付金は、企業職員に係る児童手当に対する一般会計負担金分でございます。24節投資及び出資金は、平成28年度に水道局が上水道安全対策事業として実施を予定しております水道管路の耐震化事業の4分の1に相当する額を水道事業会計へ出資しようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  続きまして、第6款土木費及びこの費目にかかわります債務負担行為について、河村都市計画課長から説明を受けます。 ○(河村都市計画課長)  それでは、平成28年度守口市一般会計予算のうち、第6款土木費につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算に関する説明書146ページをお開き願いたいと存じます。また、一般会計歳入歳出予算参考資料の22、23ページに、この費目にかかわります主な事業の場所を記載しております。それから、本日お配りしております建設文教委員会参考資料の1ページから31ページにも大きな縮尺で場所をお示ししておりますので、あわせて御参照ください。  平成28年度土木費の予算額は、41億3,086万4,000円で、前年、平成27年度当初予算に比べまして、額にして9億3,389万2,000円、率にいたしまして29.2%の増額となっております。なお、土木費のうち土木総務費、道路橋りょう総務費、都市計画総務費、住宅管理費の各目の2節給料から4節共済費におきまして、都市整備部職員75名の人件費として5億4,244万5,000円を計上しております。  1項土木管理費、1目土木総務費から御説明させていただきます。人件費のほかには、都市整備部で所管する施設、機器の維持に要する経費などを計上しておりまして、前年度に比べまして3.7%増の1億5,714万1,000円でございます。14節使用料及び賃借料は、建築課で使用しております図面ファイリングシステムのリース料でございます。  148ページをお開きください。2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費でございますが、自転車駐車場指定管理料や移送・保管業務など、自転車対策に要する経費が主なもので、前年度に比べまして20.3%増の1億8,362万円でございます。149ページに移りまして、13節委託料は、自転車駐車場指定管理料、放置自転車移送業務や駅前での街頭指導の経費など放置自転車対策業務に要した経費、また、委員会参考資料1ページにお示ししておりますが、大日駅前交通広場に放置自転車対策といたしまして、自転車ラックを設置し、維持管理を行うための大日駅前交通広場自転車駐車場管理業務、放置自転車大日保管所の管理業務及び道路台帳や地下埋設物台帳整備に要する経費などでございます。14節使用料及び賃借料は、大日駅北第1及び第2自転車駐車場敷地の賃借料が主なものでございます。15節工事請負費は、改良工事関係につきましては、大日駅地下自転車駐車場中央監視設備更新工事、補修工事関係では大日駅地下自転車駐車場搬送コンベヤー設備補修工事に要する費用でございます。149ページから150ページにかけまして、19節負担金、補助及び交付金は、大阪府国道連絡会や大阪府道路協会、日本道路協会、大阪府都市計画街路事業促進協議会への負担金、また、ICOCAカードにつきまして、PiTaPaカード同様のポイントサービスが受けられるよう、バス事業者へのシステム導入にかかる補助金でございます。  2目道路維持改良費でございますが、主に道路の維持管理に要する経費や街路灯の電気代、また京阪守口市駅、モノレール大日駅などの主要な鉄道駅の駅前交通広場の管理に要する経費でございまして、前年度より12.2%増の3億7,375万6,000円でございます。11節需用費は、市内街路灯の電気代、大日駅前交通広場での電気代、水道代などの光熱水費が主なものでございます。151ページにかけまして、13節委託料は、委員会参考資料の2ページにお示ししておりますが、現在の道路4車線から2車線化に向けた都市計画道路、馬場菊水線調査等業務、同じく3ページから7ページにお示ししております橋りょう長寿命化計画に基づき、天乃橋ほか4橋の橋りょう修繕に伴う詳細点検及び設計業務に要する費用、京阪守口市駅前公衆トイレ清掃巡回業務、大日駅前交通広場や大日駅前線の管理業務、その他一般道路の清掃などで回収した土砂、廃材などの処分に要する費用でございます。14節使用料及び賃借料は、LED道路照明灯約2,400灯及び土木工事積算システムのリース料金、また、市道2路線の敷地借り上げのための賃借料でございます。151ページから152ページにかけまして、15節工事請負費は、委員会参考資料では8ページから26ページにお示ししておりますが、市道守口56号線、市道大久保8号線ほか道路整備工事。市道八雲7号線、無名橋撤去工事など、改良工事関係では、橋りょう長寿命化計画に基づく京阪守口市駅前のアポロン橋ほか5橋の改修工事です。また、補修工事関係では、市道藤田2号線、市道大枝12号線や市道南寺方24号線などの道路整備工事、その他市内一円の一般道路の維持補修工事などに要する費用でございます。153ページに移りまして19節負担金、補助及び交付金は、京阪守口市駅前のカナディアンスクエアなどの共同的施設の清掃や植栽などの管理業務に要する負担金、一定の条件を満たしました私道の舗装に要する費用の一部を助成する私道舗装工事助成金でございます。  3目交通安全対策費は、主に交通違反の反則金収入を財源として、歩行者の安全で円滑な交通環境を確保するための歩道整備などに充当される交通安全対策特別交付金を活用するもので、前年度に比べまして0.5%増の2,409万3,000円でございます。15節工事請負費は、委員会参考資料27ページから29ページにお示ししておりますが、交通安全施設整備として実施するもので、経年劣化により舗装の改修を行う歩行路7号線や西三荘ゆとり道であります歩行路15号線の整備工事、市道橋波12号線歩道整備工事及び街路照明灯設置などに要する費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、守口交通安全協会への助成金及び守口市交通安全都市推進協議会への補助金でございます。  155ページをお開きください。3項都市計画費、1目都市計画総務費は、前年度に比べまして7.9%減の4億6,224万5,000円でございます。1節報酬は、守口市都市計画審議会委員及び守口市建築審査会委員への報酬でございます。156ページをお開きください。13節委託料は、昨年に施行されました空き家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、実態を把握するため、空き家等実態調査業務。昨年度に引き続き、立地適正化計画策定等業務、長期的な視点でのまちづくりの検討などを行います、守口都市核周辺における将来都市ビジョン検討業務、住宅市街地総合整備事業による国が公表した、地震時等に著しく危険な密集市街地である大日・八雲東町地区での拡幅整備中の主要生活道路大庭29号線などの用地買収に係ります不動産登記測量及び不動産鑑定に要する費用などでございます。15節工事請負費は、同じく住宅市街地総合整備事業に係ります大庭17号線などの道路整備に要する費用。17節公有財産購入費におきましても、住宅市街地総合整備事業に係ります大庭29号線などの用地買収に要する費用でございます。157ページから158ページにかけまして、19節負担金、補助及び交付金は、大阪建築物震災対策推進協議会、日本建築行政会議、全国建築審査会など各種協議会への負担金、住宅密集地区老朽木造賃貸住宅除却助成、老朽建築物等除却工事費助成、木造住宅等耐震診断、設計及び改修補助などの補助金でございます。  2目街路事業費は、前年度に比べまして172%増の5,986万9,000円でございます。13節委託料は、委員会参考資料30ページにお示ししております、都市計画道路豊秀松月線に係る用地測量業務、補償調査業務及び電線共同溝予備設計等業務委託に要する費用でございます。  159ページに移りまして、3目下水道費は、下水道事業会計への負担金でございまして、金額は14億1,400万円で、前年度と比べまして100万円の減となっております。  4目都市下排水路費は、前年度に比べまして29.0%減の1億814万円でございます。13節委託料は、水路草刈り業務、浸水対策ポンプ場及び用水ポンプ場の点検に要する費用、15節工事請負費は、浸水対策ポンプ更新工事や水路の補修工事などに要する費用でございます。159ページから160ページにかけまして、19節負担金、補助及び交付金は、西三荘ポンプ場維持管理負担金が主なものでございます。  5目公園管理費は、公園の維持に要する経費で、前年度と比べまして15.9%減の1億1,481万8,000円でございます。11節需用費は、公園内の照明灯の電気代及び水道代が主なものでございます。161ページにかけまして、13節委託料は、公園遊具定期点検や世木公園管理運営業務、「花図かん」管理運営業務委託などに要する費用、公園遊具の塗装、市内各公園の便所の清掃委託やごみ収集委託などに要する費用などでございます。15節工事請負費は、ブランコマット設置工事、改良工事関係では公園施設長寿命化計画に基づく大宮中央公園外公園施設更新工事、補修工事関係では遊具の補修や各種公園設備の補修に要する費用でございます。19節負担金、補助及び交付金は、日本公園緑地協会などの各種協議会への負担金でございます。  6目公園築造費は、公園の整備などに要する経費で、前年度と比べまして803%増の10億3,834万円でございます。161ページから162ページにかけまして、13節委託料は、委員会参考資料31ページにお示ししております大枝公園再整備事業に係る工事監理業務及び市民協働事業補助業務委託と、大日南公園に係る用地測量業務及び用地鑑定業務委託に要する費用、15節工事請負費は、大枝公園再整備工事に要する費用でございます。17節公有財産購入費は、大日南公園用地購入に要する費用でございます。  7目緑・花事業費は、主に公園樹木の植栽やその管理に要する費用で、前年度に比べまして2.2%減の9,736万9,000円でございます。163ページにかけまして、13節委託料は、市内の各公園や歩行路の樹木剪定、除草や中低木刈り込み、下枝剪定、また害虫駆除のための薬剤散布、かん水などの管理委託や草木類の廃棄物処理に要する費用でございます。15節工事請負費は、公共施設への植栽や西三荘ゆとり道のフラワーポールへの花の植えつけ費用、各種公園及び歩行路への補植に要する費用でございます。164ページをお開きください。19節負担金、補助及び交付金は、保存樹木・保存樹林への助成金、25節積立金は、緑・花基金への積立金でございます。  165ページに移りまして、4項住宅費、1目住宅管理費は、前年度に比べまして4.2%増の9,747万3,000円でございます。1節報酬は、守口市営住宅のあり方専門委員への報酬でございます。8節報償費は、市営住宅管理人への報償金でございます。166ページをお開きください。13節委託料は、梶第2団地1号棟耐震診断業務委託及び市営住宅のエレベーターや消防設備の点検委託に要する費用などでございます。167ページにかけまして、15節工事請負費は、寺方団地空き家木造家屋解体工事、改良工事関係につきましては、佐太第1団地受水槽改良工事、補修工事関係につきましては、退去者空き家補修工事、梶第2団地3号棟高架水槽改修工事、桜町団地廊下防水補修工事、金下日吉団地水道メーター取りかえ工事のほか、各団地の設備などの補修工事に要する費用をそれぞれ計上しております。19節負担金、補助及び交付金は、大阪府市町村営繕主務者会議の負担金でございます。  続きまして、土木費に係るもので、平成28年度に設定いたします債務負担行為について、御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算に関する説明書の221ページをお開き願いたいと存じます。  下から3番目の清掃警備業務委託事業のうち、当委員会の所管といたしまして、放置自転車大日保管所及び世木公園の平成28年9月以降の機械警備につきまして、記載の限度額、期間で設定しようとするものでございます。  次に、222ページをお開きください。一番下の段、大日駅前交通広場自転車駐車場管理業務委託事業につきまして、記載の限度額、期間で設定しようとするものでございます。  続きまして、224ページをお開きください。下から3番目の守口市自転車駐車場指定管理等事業におきまして、過去に債務負担行為を設定したもので、平成29年4月1日に消費税率及び地方消費税率が引き上げされるものにつきまして、平成28年度中に変更契約を行う必要がありますことから、設定しようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、平成28年度守口市一般会計予算のうち、第6款土木費及びこの費目にかかわります債務負担行為についての説明とさせていただきます。よろしく御審査の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明が終わりましたので、これより質疑をお受けいたしますが、慣例により目ごとに進めていきたいと思います。なお、所管費目とあわせて継続費及び債務負担行為について質疑を受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」の声あり)  それでは、そのように進めさせていただきます。  それでは、第4款衛生費、第3項上水道費、第1目上水道費について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、次に移ります。第6款土木費、第1項土木管理費、第1目土木総務費について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、続きまして、第2項道路橋りょう費、第1目道路橋りょう総務費及びこの費目にかかわる債務負担行為について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  放置自転車対策でちょっと教えていただきたいんですけど、放置自転車の対策をできる区域内と区域外が恐らくあって、外だと道路法での取り扱いになるんだと思うんですよね。その場合、例えば空き地みたいなところに駅前じゃないところなんですが、自転車が放置されてたりしたら、通報がない限りなかなかとりにこれないというか、そういう状況があるんですか。それで、通報があってからも確か2週間は見なければならないとか、ちょっとその辺を教えていただきたいんですけども。 ○(北端道路課交通対策係長)  敷地内にあります自転車、タイヤがかかっている場合は撤去いたしませんので、道路上にある自転車だけを撤去しております。  以上です。 ○(服部委員)  これ、町を見てますと、放置自転車ずっと置かれたままになっているものの中には、いわゆるいろんな理由があって、なかなかとれないもの等もあると思うんですよ。通報等がない、敷地内に足がかかってたとしても、もうそこの敷地誰も使ってない等で、誰も通報する人がいないままとかで放ったらかしになる自転車もたまに見受けられるんですけど、そういったものを撤去するために何か考え等を、今後おありにならないんですか、何か。 ○(北端道路課交通対策係長)  タイヤがかかっていても、臨機応変にやはり市民の皆様から通報があった場合などは、エフを張りまして、2週間やはりそこに置いていただいております。その後、確認してとりにこられない場合は、撤去という形になっております。  以上です。 ○(服部委員)  わかりました。今後、より市民の方が気になってもなかなかどこに言ったらいいんだろうという方もいてはると思うので、連絡を受けたらそういう場合も引き上げることもできますよという告知を、今以上やっていただければありがたいですが。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長
     委員おっしゃるとおり、先ほど申し上げましたとおり道路区域内におきましては、道路法の適用において撤去している状況でございます。また、私の土地等におきましては、その自転車の所有者がわかれば、土地の所有者等がわかれば、その方にお伝えし処分していただくよう、持ち主を調べていただく等の対応をまずしていただくというほうのことに運用してございます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(酒井委員)  工事請負費の中で、コンベヤーの設備の補修何か出てますけれども、これは地下道から上に上がるときの自転車を運ぶやつになろうかと思うんですけれども、その地下道へおりるときのマナーを守らせるいろんな工夫はされてると思うんですけれども、特に若者とか高校生が、聞くとそのまま乗ったままおりていくという姿も見るし、それをやめさせようとすると、もうそこを通らないでそこの北側の国道を中環の下をぴゅーっと突っ走る姿も、すごくよく見かけるんですけれども、あそこは守口市の市道ではないのかもしれないんですけれども、やっぱり道路としてもう地下道をくぐるしかないという、形態からすごく危険なところがいろいろあるのを見て、やっぱり道路として平面でいけるような工夫が要るんじゃないかなと。欠陥じゃないかなというふうに考えておるんですけど、どうでしょうか。 ○(北端道路課交通対策係長)  現在、国土交通省また、市役所、警察関係と週に何度か大日の地下道に立っておりますので、そこでまた啓発活動もして、乗っておられる方はおりるように注意をしております。  以上です。 ○(酒井委員)  それは、地下道への話ですね。地下道を行くのも、それをもう歩いて押すのが嫌だからということで、特に高校生とか若い人たちがぴゅーっとイオンの前からパナソニックのほうへ、中環をくぐって走って行きはるんです。それを見てて、やっぱりはらはらしますし、道路として自転車道があそこはないし、何かやっぱり地下道をくぐるしか交通手段がないという道路の欠陥というか、何かそれをどうにかするということが全然今までも検討もないんでしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員おっしゃるとおり、大日交差点を含みましては、府道及び国道、交差する大きな交差点でございます。その関係で、地下のほうに自転車及び歩行者の方を誘導するという目的のもと、あの地下道ができ上がったと認識してございます。  その影響で、本来自転車等は押していただいて通行していただく旨のことで啓発等々行っておるんですが、地上から地下への誘導というのを国及び府と連携して動かしてきたというところでございまして、市としましては、その地下へ誘導している限り地下道は安全・快適に利用していただけるような啓発に、今後も引き続きやっていきたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○(酒井委員)  安全のために地下へ誘導ということなんですけれども、地下も地下で物すごいラッシュの時間帯は自転車が交錯して、ほんとに押してても危ないような状況もあるんで、何か工夫が要るんじゃないかなと常々考えております。また、ちょっと検討お願いしたいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員のおっしゃるとおり、国及び府と関係者各位と連携して検討します。  以上です。 ○(酒井委員)  大日エレベーターはいつつくるのか。何かもう予定だったら、もう工事に入っていてもいいんじゃないかと思うんですけれども、まだ工事に入られてないのは、何か…… ○(田中道路課長)  大日周辺のエレベーター、今現在2基ついておるというところでございますけれども、その後いわゆる北東側と南西側のこの2カ所について、エレベーター設置という要望がございました。それを受けまして、国土交通省に要望し、御理解いただいております。その中で、地域の方の意見を聞きまして、エレベーター設置ということで国土交通省のほうが、まずは日産側といいますか、北東側につきまして、まず用地交渉の必要が出てくることから、用地交渉を今年度予算化作成しておりまして、用地買収にかかるということを聞いております。  今年度とるんですけれども、若干時期が相手方が話もございますんで、来年度若干ちょっとずれこむということを聞いております。工事につきまして、反対側の部分につきましては、交通規制の関係もございますので、いろいろ協議を現在行っておるということで、いずれにしても日程的には、当初示しておりました平成28年度、29年度でエレベーター設置を終えたいというふうなことを国土交通省からは聞いております。  以上です。 ○(酒井委員)  その平成29年度には、つくと思っていていいんでしょうか。 ○(田中道路課長)  私どもはそんなふうに考えております。 ○(酒井委員)  少しでも早くつくように、また国への働きかけをよろしくお願いいたします。 ○(田中道路課長)  その件につきましては、国の事業でございますけれども、守口市においても市民に影響がございますので、一緒に働きかけてございます。我々も一緒に国土交通省と動いてやっておりますのでこれも我々の範疇じゃないんですけども、何回も言いますけども、何回も働きかけてまいります。 ○(酒井委員)  よろしくお願いします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(酒井委員)  京阪バスが公共交通だと思うんですけれども、今走っているバス路線で不便だからもっとふやしてほしいというふうな、市民からの路線をふやしてほしい要望というのは出てませんか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  市民の方、もしくはそういった方から書面をもってというふうな要望書というのは、私ども把握はしてない状況でございますが、議会等々においてそういった市民の方の声というのが上がっているというのは、認識してございます。 ○(酒井委員)  特に東部というか、藤田あたりから大日駅へ出ようとする場合、自動車も自転車も乗れない方は公共交通しかないんですけど、そういったあと京阪まで出て、それから門真まで行って、それからモノレールに乗って大日に行くという、そういうルートしかないということで、やっぱり大日と守口の都市核を進めるということでは、大日を経由するバスというのをふやしてもらうように、京阪バスに確認などでも、市民の声も聞いて進めていただけたらと思うんですけど、どうでしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  今、いわゆるコミュニティバスの路線の充実ということでございますけども、これにつきましては、今政策推進プロジェクトチームというところで、その中で既存バス事業者とヒアリングを行うと。一定導入に向けた課題についての整理を、今行っているところでございます。その辺で話が前に進んでいくのかなといったぐあいでございます。 ○(酒井委員)  よろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(池嶋委員)  先ほどの酒井委員のちょっと質問に関連なんですが、大日の地下道の件なんですが、前にもお話しさせてもらったと思うんですけれども、自転車に乗って登校しているということについて、看板をもうちょっと大きく書いてもらったらどうかということを話した記憶があるんですが、今現在、国道工事準備が壁面に張ってるんですが、あれは意外と小さい。ですから、もうちょっとあの3倍、4倍ぐらいの大きさのやつ、あるいは地面に表示をするような形ってとれないもんなんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員の御指摘がありまして、いろいろこの間も国土交通省等々と調整してまいりました。その中では、おっしゃるような表示に関しては、国土交通省も予算の関係でございますが、前向きに捉まえてはいただいてます。ただいま、動きといたしましては、先ほどから申しましたように、毎日のように国交省及び警察、市の職員でのぼりの旗を持って立ってございます。それが、人による声かけが一番効くのではないかという思いのもとやっておるんですが、常時いてるわけではございませんので、そういった方策についても国土交通省に要望することも調整してまいりたいと思っています。 ○(池嶋委員)  役所の職員の方とかPTA、警察官も立っていただいておるけど、ぴたっとみんなおりるんですよね。警察官がいないときは平気で乗って通行してますんで、その辺のことも今後、府あるいは国のほうにもっと設置というか表示をしてほしいということを要望していただきたいと思います。  自転車の駐車場の搬送コンベヤー設備補修工事が108万7,000円ですが、これは昨年も上がってましたが、今回はどこのコンベヤーを補修するんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  今年度平成27何度におきましても、コンベヤーの補修工事継続していただいてございます。このコンベヤーにつきましては、大日地下道の駅前に上がるコンベヤーでして、定期的に交換するという物ではございませんでして、コンベヤーが故障等した場合の補修費として計上させていただいております。内訳といたしましては、今までの補修費が大体コンベヤーが切れた場合ですと50万円ほどの経費がかかってございましたので、2回分ほどの経費を今、計上させていただいているという状況でございます。 ○(池嶋委員)  今現在、状態が悪いからというのではなく、万が一切れた場合、故障した場合に対しての補修工事の予定ということなんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  そのとおりでございます。 ○(池嶋委員)  技術も進んでいると思いますので、モーター初めそのコンベヤー自体も格段によくなってきてるんではないかと思いますので、その辺も考慮いただいて、できる限り耐久性の長いやつを補修した場合には設置していただきますよう、お願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(西尾委員)  大日地下通路の自転車対策にかかわることでございます。自転車を押して歩いていただきたいという取り組みの中で、看板もさることながら音声案内も検討されているようでございますが、一つ例えば、あそこの通路を使ってらっしゃるのに児童さんもいらっしゃいます。八雲東小学校、また庭窪小学校の児童さんたちに、例えばよくある交通安全対策のポスターなどを期間中書かれたりという取り組みをされてますけども、例えば自転車マナーの向上という観点で、ポスターを書いていただくようなこと。そういうふうなことができたら、ああいったところに国土交通省にも協力を得て、例えば丁寧に張っていただくとか、当然現物は張れないと思いますけども、そのような形で利用者の方々がやはり見て、心を改めていただけるような一つの取り組みにもなろうかと思いますので、そういった角度での教育委員会への協力を得たいのと、あとは国土交通省との協力というような観点でも拡大できるんじゃないかと思いますけれども、そういうことも検討していただくことは可能でしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  委員おっしゃるとおり、先ほども池嶋委員の御答弁をさせていただきましたが、視覚による、表示による啓発というのも非常に効果的と思われます。さらに、その地下道を利用されている児童の絵等とにおきまして、その保護者の方とかが足をとめていただくとか、さらなる啓発につながると思いますので、教育委員会並びに国土交通省等々を通じまして、やってまいりたいと思っています。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようですので、次に移ります。第2目道路維持改良費について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  大日地下道の明るさは、こっちだと聞いたんでこっちで聞かせていただきたいんですけれども、国の管理ではあるんですけれども、今非常に大日のあたり人もふえてきていて、殊さら先ほど話に出たように、児童の皆さんも学校へ行くために、例えば八雲東小学校ですか。わたることになり、なかなかしかし地下なので10ルクス程度という多分基準が決まってはいると思うんですけれども、やや薄暗いという不満をたびたび耳にするんです。  もちろん今、例えば地下鉄のトイレ等にも明るさをいろいろ上げたりする傾向にきてると思うんです。いろいろ改修時には。特にこの地下道だと、イオンのほうに直結してる側になるとイオンの管理なので、急に明るくなる。そういうのもあってなおさら、あの地下道が薄暗く感じられることが多いと思うんです。ですので、国に対してになりますけど、もう少しでも明るさを上げていただけないかと、そのあたりを要望していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  要望してまいります。 ○(服部委員)  ありがとうございます。  また、道路の位置改良ということで、ちょっと教えていただきたいんですけれども、先日京阪の駅前の照明ですか、広場の前の。あれがぼろぼろになって倒れそうになっていて、取り払うということがあって、事前に皆さん把握しておられて、きっちりととっていただいて非常によかったと思うんですけれども、そのかなりひび割れている状態になってたということで、いろんなああいう施設、倒れたら危険なポールとかそういうのを全面的なチェックというのは、現在どういう体制でしておられるんでしょうか。 ○(川見道路課維持係長)  まず、道路照明灯につきましてでございますが、平成25年度に管理している全ての照明灯の支柱につきまして点検を行っておるところでございます。また、その点検によりまして、腐食の進行が進んでいる物につきましては、そのときに全て取りかえを行いました。  しかしながら、最近池田市のほうで照明灯が倒壊したりとか、あと府の管理道路にはなりますが高架道路で照明灯が倒壊したりという事案が発生してございますので、今後は定期的な点検が実施できるような体制の構築を検討してまいりたいと考えております。 ○(服部委員)  これ道路ね、今おっしゃったように国やったり府やったりとか市やったり、いろんな区分があると思うんですよね。ほかに民間地ですけど、ああいう商業施設のように大勢が通る道だったり、そういう民間の場合は市からチェックってできるものなんですか。そういう倒れると危ないような工作物がある場合とか。 ○(川見道路課維持係長)  民間の敷地に対しましては、個人所有の物になりますので、我々行政のほうでの点検というのはできないものと考えております。 ○(服部委員)  なるほど。ちょっと教えていただきたいんですが、例えば商業施設等なのでああいうふうにちょっと集まる広場に一部なってたりしたら、形は民間の敷地内なんやけど、工作物等があるというふうなそういうような場所って守口市では定期的に本当はチェックするほうがよいというふうな場所って何かあるんですか。 ○(馬場都市整備部長)  もちろん各委員おっしゃいますように、各道路管理者がいてまして、その道路管理者が管理する道路のそういう照明灯何かは各道路管理者が管理することになる。あと、防犯灯とか、そういう今、委員がおっしゃいましたような広場的なものでございますけれども、駅前広場とかそういう大きい交通広場につきましては、一定トークティ守口なり、道路直轄で管理してるものということで、きちっと管理体制ができ上がっておりますが、街角の例えば小さな広場で照明灯がついてるというものにつきましては、やはりその広場の管理をされている方の基本的には管理になるというふうに考えております。 ○(服部委員)  やはりそうなると思いますので、今後そういう管理者に対して、誰も通らないようなとこだったらあれなんですけれども、ある程度公共性が高いもの等に関しては、管理者に対してたびたびチェックをするようにというふうに指導って市からもできるんですかね。そういう伝達というか。 ○(田中道路課長)  私有地にある物件なんですけれども、ただいま部長が答弁されました、どうしても土地の管理者に責任があるんですけれども、ただ通報があった場合、通報があって知りませんよと、これは言えない。両方強くは言えませんけれども、その所有者あるいは、その方に対しましてはこういう情報提供という形で、危険ですよという形で話はさせていただくことはできます。  以上です。 ○(服部委員)  わかりました。今後そういう体制のしっかりとした運営を頑張っていただければと思います。
     あと、もう1点だけよろしいですか。あと、その道路の維持改良ということで、道路の改修等でなかなか予算の限られた中で厳しいと思うんですけれども、どうしてもその里道とか水路とかって後回しになりやすいと思うんです。もちろん全然人が通らないようなところは、無駄なお金になってくると思うんですけれども、そういう中でもある程度人通りがあるかどうか。あとは、今後もより深くチェックして、もし公共性が高いものであれば、ある程度今以上に修復等頑張っていただければと思います。これは、意見にいたします。 ○(酒井委員)  委託料の都市計画道路馬場菊水線調査等業務委託となってるんですけれども、この馬場菊水線というのは、長さはどれだけあるんですか。 ○(川見道路課維持係長)  約2キロメートルでございます。 ○(酒井委員)  その2キロメートルで1,600万円かけての調査ということなんですけれども、どんな調査をされるのか詳しく…… ○(川見道路課維持係長)  当路線、馬場菊水線でございますが、現在は4車線の都市計画道路として整備されておりますが、平成17年度に4車線から2車線へ変更する都市計画変更を行っており、どこかの時期で2車線化する必要がございます。近年では、歩行者と自転車の交通事故の割合が著しく増加しているため、警察庁及び国土交通省は実現可能な道路に対し、道路空間を再配分し、歩行者・自転車分離を図ることを推進しております。  本路線におきましては、現在の4車線から2車線へ変更することによる新たな通行空間を自転車専用通行帯など、どのような形態が望ましいかというものを大阪府警察本部及び守口警察署と協議を進めながら調査検討を行うものでございます。 ○(酒井委員)  調査内容みたいなものは。 ○(川見道路課維持係長)  具体的な調査内容でございますが、まず道路の測量関係でありますとか、現在通行されている交通量調査、それから道路の設計、あと交差点が多くありますので、交差点の処理をどうするかという設計などを行って、主としてこういう道路の案を何点か作成していただくものでございます。 ○(酒井委員)  この道路というのは4車線ですけれども、確かに停車、駐車とかも多く、ほんとに自転車で走るのが怖いときもありますから、そういうふうな事故のことでというのが出てるのはそうかなと思いますけど、しかし、ほかに実現可能なところからするということなんですけれども、守口中を見てみたら歩道もついてない道路がまだ7割ぐらいあるというのを聞きましたし、もっとほかに自動車道や歩道が欲しい道路がいっぱいありまして、ここ駐車、停車が多いのがいろんな調査の中でいろいろ結果出てきた場合、やっぱりここの道は無理だとなったら、その都市計画は変わるということはあるんですか。 ○(川見道路課維持係長)  委員おっしゃってます都市計画道路の変更につきましては、もちろん社会情勢の変化に伴いまして必要がある場合には見直しという形になります。 ○(酒井委員)  そういうふうに実現可能なところからするというのもあるかとは思うんですけれども、やっぱりそれでもここは広いから、実際に交通事故がここにほんとに多いのかどうかということを考えたら、もっと危険な道路もいっぱいありますし、歩道のないところとか、ほんとに自転車で走ってても怖いところとか、そんなところの補修も急いでほしいなと思うんですけれども、それはどうでしょうか。 ○(川見道路課維持係長)  今、委員おっしゃいますように、本市の市道につきましては非常に狭隘な道路が多く、歩道の設置困難な道路というのも多数ございます。その中でもできるだけ歩行者と自転車の分離ができるような道路につきましては、事故が多いとかいろいろな要素を勘案しまして、検討してまいりたいと考えております。 ○(酒井委員)  多額なお金をかけて道路になっていくので、今どうしても整備することなのかなという疑問を抱くんですけれども、今必要ですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  都市計画道路馬場菊水線におきましては、大枝公園の再整備に合わせ、新たな道路空間を早々あわせてやっていきたいと思ってございます。  以上でございます。 ○(酒井委員)  ちょっと納得が余りできないんですけれども、できるだけちょっとほかの道路の補修もよろしくお願いします。 ○(上田委員)  ちょっと関連なんですが、いわゆる放置自動車がかなり以前から多くて、私も守口警察に何度か対策を強化してほしいという要望をしたんですけれども、相変わらずの状況で、恐らくその辺のことも念頭にあると思うんですよ。で、大枝公園の再整備ということも念頭にある。ただ、一番大きな交差点と大枝公園の真ん中を通る南北に走るここの交差点が非常に大きい交差点ですが、片側2車線から1車線になると。いわゆる右折レーンというのが単独で設けられなくなるのか、その辺は市としてどう考えてるんですか。 ○(川見道路課維持係長)  交差点の右折レーンでございますが、今後、市としての案を作成いたしまして、警察協議の中でどういう形態にしていくかというのを、具体的に決めてまいりたいと考えております。 ○(上田委員)  やはり一時的に交通量がふえる、そういう場合もありますし、片側1車線となるとかなり渋滞も考えられるといった交通対策の面で、対策には十分考慮していただきたい。例えば、右折レーンを設けるか、もしくは右矢印の信号等々この辺も考慮に入れて、渋滞が起こらないように。まして今後再整備が公にされる。いわゆるこの辺に集客というのも狙っておられるわけですから、だからその辺のいわゆる対策というものを重々考えていただきたいと要望します。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(西尾委員)  この馬場菊水線に関することなんですが、調査をされるということで調査後、調査の結果の最終的結果がどうなのかは当然その後じゃないとわからないんですけれども、大体いつぐらいを工事をするとして大体何年度を考えられていらっしゃいますか。 ○(川見道路課維持係長)  この業務委託を今年度1年かけまして、警察と協議を進めながら作成しまして、平成29年度事業化を目指して進めてまいりたいと考えております。 ○(池嶋委員)  ちょっとそれに関連してなんですけれど、4車線を2車線にするということで、あそこの歩道は自転車は通行可ですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  申しわけございません。正確なことは、今現在把握はしてませんので、歩道上の通行はだめだったように記憶してございます。 ○(池嶋委員)  先ほどの上田委員の質問の中にもありましたけれども、やはり何かあった場合1車線だと渋滞も考えられるということで、2車線ちょっと幅員を狭めてその歩道部分をもう少し広げて、自転車専用の歩道を車道側に。そういう形で計画していくということは頭の片隅にはあるのかな。 ○(川見道路課維持係長)  この道路の構成を考える上で、歩道を広げた場合どれぐらいの事業費がかさむかとか、その辺の費用対効果も含めて、その委員がおっしゃった案も一つの案として検討してまいりたいと考えております。 ○(池嶋委員)  できれば、せっかく4車線ある道路ですから、その辺十二分に考えていただいて、歩道の拡幅も含めて一番いい方法をとっていただきたい。これは要望しておきます。  工事請負の中で市道整備、道路整備工事があるんですが、その中で一般道路維持補修工事ほかとなってるんですが、私自身の記憶では平成24年ぐらいだったかな。道路課が作成した道路補修計画の中に、佐太方面。あそこは佐太天神から仁和寺のほうに向けて一方通行の道、あそこの道を計画には入ってたように記憶してるんです。あそこの地図を見ると、赤いラインで補修計画があるというように記憶しておったんですが、この補修計画の中身を見ますと、住民からの要望というふうにも書いてるんですが、それについて結構その近辺の佐太の住民さんからは要望が来てるんですが、その辺どのように対処していただいておるんですか。 ○(田中道路課長)  ただいまの池嶋委員の質問ですけれども、確かに佐太1号線だと思うんですけれども、それにつきましては劣化が激しいというのは上がってきております。それから、よく聞かれるのは、路側整備を含めた整備ということでなりますと、補修だけじゃなしに路側整備をしないといけないと。これは、あとかなり境界明示を確定しなくてはいけないという点で、若干莫大な費用を相手側に対して、仮に境界線を決めなくてはいけないというようなことで路側整備までちょっとできないですよということも話をされております。  ただ、単に舗装の補修だけとなりますと、これはちょっと検討するほうがいくのかなとは考えております。 ○(池嶋委員)  結構道路自体傷んでおるんで、その近辺、付近の方々にその説明をして道路舗装の補修だけであればというようなことも1回ちょっと聞いていただいて、その辺でもう仕方ないなというふうな返事があれば、できればその補修工事もしていただければありがたいと思うんですが、その点よろしくお願いをしておきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(西尾委員)  すみません。大枝12号線ですが、こちらは西側歩道も少しがたがたしているように感じられるんですけれども、これは歩道も合わせての工事なんでしょうか。それとも、車道のみ。 ○(川見道路課維持係長)  車道のみの工事だと思います。 ○(西尾委員)  歩道のほうは別工事であるんですね。結構です、ありがとうございました。 ○(酒井委員)  すみません。先ほどの自転車道のことなんですけれども、自転車道が歩道と自転車道があるとなると、何か自転車がもうすごくびゅんびゅん通ってほんとに怖い思いをするというのがあるんですね。そういうことでは、いろんな工夫をされていると思うんですけれども、自転車道路の中でもきちんと左側通行を確保できるような工夫というのが、ちょっとちゃんと道に入れていただくとか、何かそういったことをしてもらわないと自転車通っていいんやということで、どっち向きでもびゅんびゅんというのがあったので、そういうのもまた、よろしくお願いします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(上田委員)  工事請負費のアポロン橋他5橋改修工事ですが、アポロンに限って、これは原型を維持しながら改修するという、そういうことでいいんですか。 ○(川見道路課維持係長)  アポロン橋につきましては、橋りょう長寿命化計画に基づいて点検を行いまして、その点検結果に基づき、今の形状を保ったまま補修という形で行うものでございます。 ○(上田委員)  以前にクリスタル橋ですか、あれも改修されたと思うんですが、あれは原型ではなくて後でイルミネーションをつけられたような記憶があるんですが、つけられなかったですか。前から。  アポロンのほうの下には、確か鐘がついてましたね。時刻になると鐘がなる。あれもかなり老朽してるんではないかなと思うんですが、あれは触らないですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  今年度予算計上させていただいている分につきましては、橋りょう本体。 ○(杉本委員長)  他にいいですか。 ○(池嶋委員)  これも工事請負費の中で、市道藤田2号線道路整備工事というのがあるんですが、これ東部公民館に行く一方通行なんですけれども、これ工事期間中、工事時間は何時から一応何時まででしょうか。 ○(川見道路課維持係長)  工事の時間帯でございますが、9時から5時を予定しております。 ○(池嶋委員)  日中なので、これも言ったら一方通行なので、迂回路についてはある程度は考えてくれてはると思うんやけれども、藤田小学校の横の道市道、あるいはその先私道になってます。その辺について、仁和寺のほうに抜ける道、試験場のほうに抜ける道、いわゆる仁和寺から試験場までの道路に抜ける場合、その道路の迂回についてどのような計画を持っておられるのか。直近、近くまで来てここから先、今工事やから通行どめです、迂回してくださいじゃなしに、もっと手前のほうで迂回指示を出すか、あるいはその手前の交差点あたりで、手前の交差点といっても左折できないからその辺どのように考えておられるのかな。 ○(川見道路課維持係長)  迂回路につきましてでございますが、まだちょっと業者等も決まっておりませんが、具体的な交通規制に関しましては、警察との十分な協議が必要でございます。それと、周辺の住民の方に御迷惑にならないような迂回路の設定をしていきたいと考えております。今後警察協議によりまして、しっかりと迂回路の検討をさせていただきたいと思っております。 ○(池嶋委員)  近くに小学校の通学路、そして南のほうには商店街があって、結構ちょっと道が狭いんで、その辺十二分に警察と協議していただいて、地域住民の生活に支障が出ないようにできるだけお願いしておきたいと思います。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、次に移ります。第3目交通安全対策費について質疑をお受けいたします。 ○(西尾委員)  すみません。歩行路として市道橋波12号線の歩道整備ですが、これ地図を見ますとこの市道の東側ですが、これは具体的にどのような補修になるのでしょうか。 ○(川見道路課維持係長)  市道橋波12号線でございますが、現在歩道にタイルのようなブロックが敷き詰められている程度になっております。それを撤去いたしまして、アスファルト舗装に変えるものでございます。  以上です。 ○(西尾委員)
     現状はかなり傷んでいる状況ですか。 ○(川見道路課維持係長)  道路の損傷が激しいところと認識してございます。 ○(西尾委員)  わかりました。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(服部委員)  これも歩道等なんですけれども、インターロッキング等で舗装しているものとアスファルトポータルの真っ黒なものがあると思うんですけれども、費用に。例えばまず、耐用年数にかなり差があるんですか。 ○(金光道路課主幹兼八島大久保線拡幅整備促進室長)  正確な数字等々は持ち合わせがございませんが、耐用年数につきましてはそんなに   はないように認識してございます。 ○(服部委員)  実際に僕もちょっと聞いたところ、基礎次第では、余り耐用年数は変わらないと聞くんです。費用の点ではいかがですか。 ○(川見道路課維持係長)  通常の黒のアスファルト舗装とインターロッキングブロックを比較しますと、ちょっと幾ら高いという数字は申し上げられませんが、インターロッキングブロックのほうが高いものでございます。 ○(服部委員)  やはり値段には多少、物によっても差が出てくると思うんですけれども、中にはいろいろな種類のものがあると思うんです、費用の中でも。その対費用効果によるんですけれども、例えばその途中まで今までインターロッキングで舗装してたところを、また真っ黒のコイルタイルにしてしまうよりは、ある程度景観に配慮して維持するほうがいい場合もあると思いますし、その辺費用対効果を考えて全部全てアスファルトにしてしまうよりは、随時検討していただければと思います。意見です。 ○(池嶋委員)  工事請負費の中で、歩行の7号線、歩道整備工事なんですが、これは全面改修ですか。 ○(川見道路課維持係長)  委員おっしゃるとおりでございます。 ○(池嶋委員)  そしたら、その歩道に隣接している田んぼ、あるいは暗渠を通っているところのちょっとむき出しになっているところ、下水のむき出しになっているところ。今フェンスで囲っているけれども、あれはどうするんですか。塞いで上をフェンスするんですか、それともそのままですか。 ○(杉本委員長)  暫時休憩いたします。              (午後3時36分休憩)              (午後3時49分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  休憩前の池嶋委員の質問に対して、田中課長。 ○(田中道路課長)  貴重なお時間を頂戴いたしましてまことに申しわけございません。  先ほどの池嶋委員の御質問でございますけれども、当該箇所につきましては利害関係者の方と協議してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(池嶋委員)  その辺、土地所有者の方と、今、課長がおっしゃっていただいたように協議していただくようにお願いしときます。  もう一つだけお願いしときたいのは、この資料、できればもうちょっと早く欲しかった。次回からちょっと早目にお願いします、当日じゃなしに。いただいた参考資料、ちょっと細か過ぎて見にくいんです。こっち、ちょっと見やすいんで、できたらそのようにお願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  それではないようですので、第3項都市計画費、第1目都市計画総務費から質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  まず、空き家等実態調査業務委託について、空き家条例等も視点に入れてるのかなと思うんですけれど、大体空き家等条例等は田舎の過疎地等が多いということで、守口市は都心ですので、これは実態調査の後、どのあたりまで先のことは想定してはるんですか。 ○(石井建築指導課長兼開発指導係長)  今回の調査ですけれども、一応その空き家の現状の実態調査がまだできてないということで、今までは個別の相談とか苦情とかに応じて対応しておりましたけれども、守口市内全体の空き家の状況を把握するための調査でございます。今後のことについては、そのデータが出てから考えております。 ○(服部委員)  例えばデータ次第では、老朽して誰もさわれない空き家があった場合、例えば所有者等を市が調べて勧告する、あるいはほんまに危なかったら強制執行等もできるようなことを考えてはいらっしゃるんでしょうか。 ○(石井建築指導課長兼開発指導係長)  空き家を調査しまして、特定空き家と、要は危険で誰も住めなくて倒れそうな空き家とかございます。特定空き家とかいうふうに判断されますと、そこら辺の代執行とか、勧告とか、そういうのは可能にはなってくると思います。 ○(服部委員)  わかりました。ぜひその方向でやっていただければと思います。  もう一つ、都市核周辺における将来都市ビジョン検討業務委託なんですけれど、これはコンサルタントへ発注するということで、こういう都市開発コンサルタントですから、いろいろな業者があった玉石混交だと思うんです。どうやって選ぶのか、あるいは選ぶ中でもその業務実績等をしっかり調べて、本当に今までしっかりした仕事をしてきたのか、そこをよく見て選ぶべきだと思うんですが、いかがでしょうか。意気込み等を教えていただきたいんですが。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  本業務につきましては、都市コンサルタント等の専門家のさまざまな御意見であるとか知識を参考としながら進めていきたいと考えておりますので、例えば受注者の提案やいろんな経験を踏まえたような業者の選定ができるような方法を検討してまいります。 ○(服部委員)  わかりました。本当に業者さんのセンス次第という部分もあると思いますので、広くいろんな方から選定できるように、視野を広く持って、かつしっかりと契約していただければと思います。よろしくお願いします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(水原委員)  空き家対策なんですけれども、私もレクのときには確認させていただきましたが、改めて確認させていただきたいんですけれども、これは空き家対策推進の新しい法案にのっとったもの、それか前段階、どちらでしたでしょうか。 ○(石井建築指導課長兼開発指導係長)  今回、特措法の施行によりまして、一応市町村における空き家の状況を確認するということでやっております。 ○(水原委員)  そういった確認、事前になるとは思うんですけれども、今後、協議会を設ける、設けないというお話を聞かせていただきましたけれども、協議会というものの方向性はどのように考えられてますでしょうか。 ○(石井建築指導課長兼開発指導係長)  協議会ですけれども、調査の空き家の対策計画とか、特定空き家を認定するに当たっては、協議会の発足が必要なんですけれども、今のところは守口市内の空き家の状況を、現状、把握した上で、どういう施策が必要かとか、協議会まで必要かどうかというのは、データが出てから検討したいと思います。 ○(水原委員)  ぜひとも、この空き家対策を進める上においては、この法案で協議会を設けるほうが望ましいというふうに言われてますし、やはり専門的な知識を持った方々にも働きかけてもらいまして、有効的に、かつ国のお金を使いながら進めていただけるようにまた検討をよろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。――ないようでございますので、次に移ります。第2目街路事業費について質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  都市計画道路豊秀松月線の測量とかを始められるということですけれども、これは今、必要なことなんでしょうか。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  都市計画道路豊秀松月線を含む守口都市核周辺につきましては、平成18年ごろに整備が完了しました大日都市核と比べまして、まちの老朽化であるとか、にぎわいの低下等が見られますので、それらを再度活性化させるための重要な事業としてこの事業を実施するものと考えております。 ○(酒井委員)  今、まさに市庁舎が向こうへ移ろうとしているということでは、この道路はちょうど市庁舎の横になるということで計画があったと思うんですけれども、市庁舎が移った後やったら、町全体を考えたらもっと違う計画も出てくるかと思うんですけれど、260メートルの道路に何十億ものお金をかけるということでは、もうちょっと慎重に考えるということはないんでしょうか。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  まず、この道路の位置づけなんですけれども、昭和47年に都市計画決定がされまして、駅前広場であるとか、それに続く街路とあわせて本市の道路のネットワークを形成しているものでございます。本道路を整備することによりまして、にぎわいの創出はもとより、地域緊急交通路としての整備等、本市にとって重要なものと考えております。 ○(酒井委員)  それは、市の庁舎が移っても変わらないということですか、その計画は。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  守口市の中の位置づけとしては、今の位置であるべきだと考えております。 ○(酒井委員)  すみません、道路が今の位置という意味ですか。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  現位置にて拡幅整備を行うものと考えております。 ○(酒井委員)  ちょっと納得いかないですけれど、いいです。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(池嶋委員)  これは用地測量業務委託ということなんですけれども、大体何年をかけて整備する予定にされてるんですか。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  平成27年11月20日付で本道路の事業認可を取得いたしまして、その事業期間としては平成32年度まででございます。 ○(池嶋委員)  ということは、5年で工事が完了するということですか。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  事業期間内で完成するように、鋭意進めてまいりたいと思います。 ○(池嶋委員)  普通、大体7年前後ぐらいの期間をかけて周辺整備、買収等を含めてというようなことを聞いたことがあると思うんですが、それについて5年でやり切るということなんですけれども、実際、そんなにうまくいくもんですか。 ○(浦畑都市計画課計画係長)
     都市計画道路事業は、5年から7年で事業認可を取得するという大阪府からの大きな方針がございまして、その範囲内で早期に完成すべく事業期間を設定させていただいております。事業の完成につきましては、今後用地買収等も発生しまして、沿道の地権者の方々とか、さまざまな御協力をいただきながら整備を進めたいと思っております。 ○(池嶋委員)  そうはおっしゃるけれども、例えば今、八島大久保線はもう府のほうに移管してしまったけれども、あそこでも結構時間がかかってるんですよ、1件、2件、その話に応じてくれないということで。やはり7年ぐらいのスパンを見といて、それが5年で終わればそれでいいですけれども、例えばこれは5年で切って、あと買収ができなかったらどうなるんですか。 ○(浦畑都市計画課計画係長)  5年での完成を目指しておりますが、万が一にもその時間内に完成できないという見込みになりましたら、期間の延伸も考えてまいります。 ○(池嶋委員)  だから5年と決めないで、最初から7年ぐらいの期間を設定しておいて、それが5年で終わればそれでよし、6年かかれば7年以内で完成するならそれでええと思うんやけれども、何で5年とそんな短い期間にしはったのかな、それがちょっと疑問なんです。5年で完成できるという自信があってのことだと思うんですけれど、その辺、万が一のことを考えて担保として7年にされたらどうですかと思って、今、ちょっと質問してるんですけれど。 ○(河村都市計画課長)  市といたしまして、速く、スピード感を持って効果を出していくという肝に銘じまして、5年という設定をさせていただいた次第でございます。  以上です。 ○(池嶋委員)  スピード感を持ってというのはわかるんやけれども、地権者がいてはるから、その辺、理解のある方ばっかりやったらいいけれども、中にはちょっとやっぱりその土地にこだわって、昔からおるからという、そういう方も中にはいらっしゃるかもわからない。だから、その辺のことを考えてちょっと期間を延ばしたらどうかなというように質問してるけれど、担当課がそのようにお考えになってるんであれば、そのように5年以内でやっていただければ結構なんですけれど、これは意見としておきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようですので、次に行きます。第3目下水道費について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第4目都市下排水路費について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり) ○(杉本委員長)  ないようでございますので、第5目公園管理費及びこの費目にかかわる債務負担行為について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  まず、世木公園の管理について、これはちょっと詳しい方に教えていただくと、ブナ釣りの中ではなかなか、そこそこ有名なものみたいで、ブログ等でも紹介されたりとか、口コミ等でも一定の人気があるらしいですよね。ただ、人が来れば来るほど、もちろん収益にもなるので、今でも赤字にはなってないとお聞きしていますが、なおさら今以上に人を呼び込んでいくべきだと思うんです。  ちょっと詳しい方にお聞きしたところ、遠隔地からでも例えば釣りに来ようと思っても、駐車場等がなくて、なかなかここに来れないというような現状があるとお聞きしたんですけれど、いかがでしょうか。今後、例えば公園なので近くに駐車場等を誘致するなり、あるいは人をもっと来やすいようにアクセスを考えるなり、どうでしょう。御意見等があれば、今後のことについて。 ○(奥野公園課長代理)  世木公園の駐車場等、利用者をふやすという意味で、そういう設備等なんかでございますが、やっぱり非常にエリア、区域が限られた中で、釣り池以外に、樹木・植栽等の施設等もございまして、駐車場を広げるということが非常に困難であるというふうに思っております。 ○(服部委員)  わかりました。ほかにもいろいろな方法でできれば、今以上に人が来るように告知、あるいは釣り具屋さん等で宣伝するとか、今でも多少やってはると思うんですけれど、より頑張っていただければと思います。  公園の管理ということで、これはちょっと気になるんですけれど、公園によって守口市は、例えばこれは八島の公園ですけれど、非常にきれいにさっぱりとしてる公園もあれば、これは緑道公園ですけれど、どう見ても茂り過ぎだなというようなものから、かなり差があると思うんです。もちろん予算の関係かもしれないですけれど、もうちょっと公園ごとのある程度の景観の差を是正して、ある程度見ばえを統一させていただきたいんですけれど、いかがですか。 ○(土橋公園課長)  委員御指摘のとおり、守口市内の公園はかなり老朽化しておる公園が多くあります。より景観的にも配慮して、再整備していかなくてはいけないという認識をしております。そのあたりの方針につきましても、検討してやってまいりたいというふうに考えております。 ○(服部委員)  そう言っていただけるとありがたいです。  一応ちょっとついでなんで、例えばなんですけれど、物によっては一部だけ物すごくはい出てたりとか、どう見てもここに草を生やせばいいのに、上になぜかプランターが置いてあったりとか、もともとのそもそもの当初の公園のプランニングの上で、既にその配置がめちゃくちゃだなと思うようなものも多いわけなんです。なので、今後、公園のそういうプランニング時、もともとの配置とかにも一定のクオリティーを保てるように、専門家等の意見をよく聞くなり、今後、より一層の努力をしていただければ非常にありがたいです。よろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(酒井委員)  ことし、公園のブランコを中心に遊具も次々撤去して設置していくという計画を聞いているんですけれども、あと守口市中の公園のそういう遊具を取りかえるのに、あとどれぐらいかかるんでしょうか。老朽化してるもの全てを取りかえるのに。 ○(奥野公園課長代理)  長寿命化計画に基づきまして方針のほうを決めさせていただいてるわけでございますが、なかなか数を全てかえていくということにつきましては、今現状、長寿命化計画10カ年の中で決めておるんですけれども、全てといいますか、随時計画に基づいてやっていくという、その何年間で全て取りかえということは今申し上げるのは難しいということでございます。 ○(酒井委員)  やっぱり守口市中のいろんな公園、私も保育所の子どもを連れて遊びにいったりしたんですけれど、年々、どんどんどんどん使えなくなっていくという遊具がふえていった中で、最近、またいろんな公園を通りかかると変わっていたり、きれいになったりしてたりして、子どもたちのためにうれしいなと思うときもあれば、全く今まで使えてたのが、もう全部撤去されてしまってて遊具が減ってるという場合もあったりして、やっぱり公園を整備するということも子育て支援だと思うんです。本当にお母さんたち、そこでまた違うママさんたちと会って、ほっとするとかいうのもあるし、だからやっぱり公園が充実してほしいと思いますし、ふぐあいがあれば、どんなふうに連絡したらいいのかというのが市民の方に徹底できてないんじゃないかなと、だから私たちのところへ入ってきて、あそこの公園は遊具が壊れてるとか、草を刈ってほしいとかいう要望がよく入ってくるんですけれど、何かそういう、ここの公園のことで何かお気づきのことはこちらまでとか、お電話とか、何かそういう工夫はされないんでしょうか。 ○(土橋公園課長)  現在、公園施設に関しましては、シルバー人材センターの方とかにお願いいたしまして、日常点検等は進めておるところでございますけれども、委員におっしゃっていただいておりますそういった市民の皆様からの情報提供というのも、大変貴重な情報提供になってるというふうに認識しておりますので、そのあたり、広報でどういうふうに情報をいただけるという仕組みづくりにつきまして、今後も検討して、できることでしたらそういうアイデアも考えていきたいと思っております。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(服部委員)  ちょっともし細かかったり、公園じゃなかったら言っていただければ。  あとちょっと1つ、気になるんですけれど、例えばこれは桃町緑道公園なんですけれど、公園の中にどう考えても今、使う人がいないような公衆電話ボックスが2つも置いてあるんです。こういうのは、僕は毎日ここを通りますけれど、使ってる人、ほぼ1年間で一度も見たことがないんです。人によっては、これが非常に狭く見えるという人も多いし、邪魔なので、例えばこういうのを随時調べて撤去するなり、NTTと連絡等を、そういうことはしないんですか。下げたほうがいいですか。(「言うたらええやん。構へん」の声あり)いかがですかね。そういう、一個一個ちゃんとチェックするべきではないかと。 ○(奥野公園課長代理)  電話ボックス等、公園内に設置しておるものにつきましては、占用許可等、許可させていただいてるんですけれど、そのあたりの利用等につきましてはNTTさんとか、各企業体のほうの判断になりますので、こちらでは申し上げられません。 ○(川端建築課長)  すみません、建築課長でございますけれども、私、管財課にいてまして、そのときに電話の関係もちょっとやってたんですけれども、災害時の一応緊急の非常の一番の電話が公衆電話になっております。それで、携帯電話なんかは絶対殺到してきかない場合でも、公衆電話はきくので、それは置いとく必要があるということで、売り上げは上がらへんけれど置いといてくれと頼んだ経緯がございます。これはあくまでも庁舎関係でございますけれども、公園にはやっぱりそういうことが必要ではないかと、全然ちょっと部署は関係ないですけれどちょっと説明させていただきました。 ○(服部委員)  今のでよく理由等がわかりましたので、ありがとうございます。了解いたしました。 ○(杉本委員長)  他にございませんか。――ないようですから、次に移ります。第6目公園築造費について質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  先ほど聞いた分ですけれども、大枝公園に多目的広場をつくるということですけれど、現在、野球場だけでも62.5%の稼働率というのか、利用率があると。あと4割弱しか残ってない枠の中で、同じように建て替えた後に利用申請があったとしたら、サッカーとかほかの球技が入る余地というのがないように思えるんですけれど、これはどうでしょうか。 ○(山城公園課緑・花係長)  現在の市民球場ですけれども、スポーツ・青少年課のほうから利用率が約6割と聞いておりますが、これは利用可能なオープンしているときに対する利用者の割合でございまして、現在の市民球場は年間約80日休館日があると聞いております。それを勘案すると、365日のうち5割弱しか実際は使われておりません。さらに今回の再整備におきましては、利用できる日にちの分母を広げるために、例えば人工芝にして、雨降りでも使える時間をふやす、ナイター照明も使いまして利用時間をふやすということで、利用可能な時間を現在の市民球場より拡大することによって、新たな需要等を、御使用していただくようなことを考えております。 ○(酒井委員)  年間使えるようにしたとしても、やっぱり集中する曜日とか夜とかがあると思うんで、使える時間をふやしたからといっても、本当にそういうふうになるのかということと、それと人工芝ということで何か野球がやりにくいとかいう話も聞いたんですけれど、そこはどうなんですか。 ○(山城公園課緑・花係長)  人工芝につきましては、例えばですけれどもプロ野球の野球場においても約12球団うち9球団が使われておりまして、その他軟式野球等でも人工芝で御利用されてる団体がございますので、こちらとしては野球としても御利用いただけるものと思っております。 ○(酒井委員)  先ほど言った、利用がふえたとしても曜日とか時間帯が集中するので、やっぱり難しいんじゃないかという。 ○(山城公園課緑・花係長)  今回の大枝公園の再整備におきましては、再整備にあわせまして時代のニーズに対応する再整備を行うことを基本理念としております。市民球場ができまして約50年たっておりますが、その間、スポーツの例えば野球、サッカーの利用者数というのも変化しておるところです。ですので、今回、再整備に当たっては、現在のニーズに合わせた形でスポーツ等の競技等も行っていただくことを目的としておりますので、よろしくお願いします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(上田委員)  その使用状況、今、お話があったんですけれども、例えばサッカーのニーズがどれぐらいあるのかという、守口市内でもかなり人気のあるスポーツなんで、いわゆる競合するということが当然考えられるわけで、まして使用率が今おっしゃったようにそのぐらいの比率であったとしても、土日に集中すると思う。本来、理想としてはやっぱり野球場は野球場、サッカー場はサッカー場、こういう考え方が一番ベストだと思うんですけれど、ただ、この全体で6ヘクタールほどある中で、サッカー場がそれだけとれるかどうかという問題もあるんですが、これは当初から多目的で使用するという形はもう市がもともと考えておられたのか、その辺をまず。 ○(山城公園課緑・花係長)  一番最初の計画するに当たりまして、まずあくまでたたき台ではございますが、野球場、サッカー場、両方入るかというのは検討しております。大枝公園におきましては、形の形状、中央部分に南北に道路が走っていること等もありまして、両方の施設を2つ設置することは物理的にできないということは確認しております。 ○(上田委員)  例えば、これはもう実施設計になってるんですけれども、この大枝公園の南側にある寺方小学校、ありますよね。もう少し私は幅広く、いわゆるここも跡地の利用を考えて、いわゆるこの公園の拡充ということも、その辺の考え方はなかったですか。 ○(土橋公園課長)  公共施設のあり方というところで、各遊休地の土地利用というところも御相談、当局等もさせていただきましたけれども、土地の利用方法が異なるというところもございます。また、寺方小学校につきましては、現在の敷地の範囲ではなかなか野球場はおさまらないとか、サッカー場はおさまらないという広さもございましたので、そのあたりも勘案しまして今の状況に進んでいってるというところでございます。 ○(上田委員)  ちょっと角度が違うんですが、野球なんかは例えば市長杯とか大きな大会がある。大阪府だけではなく他府県からも相当来られてるという状況がある中で、これは駐車場の問題ですね。バスが何台来てるかどうか、ちょっと数えておりませんけれども、その辺スペースは現状の駐車場でいけるのかどうか、その点はどうですか。 ○(山城公園課緑・花係長)  設計に当たりましては、現在、公園の大きさの規模から駐車場の面積を算定しておるところでございますので、通常時の使い方では駐車場は足りておるんですけれども、そういった大きな大会等で大型バス等が来られる場合においても、当大枝公園は防災公園として整備することによって、広幅員の園路、公園内に進入できるような道路の幅を設けておりますので、そういったところに臨時的に大型バスを停車していただくことは可能となっております。 ○(上田委員)  それと地元説明会ということでチラシをつくられて、開催日が3月24日ということで、周辺の地域にお配りされてるように思うんですけれども、今回のこのいわゆる整備工事に関して、周辺の地域から何か声が出てますか。 ○(山城公園課緑・花係長)  平成26年の当初にパブリックコメントのほうを実施しておりまして、その際にやはり大枝公園をきれいにしてほしいといった御意見というのが、再整備をしていってほしいという御意見はいただいております。 ○(上田委員)  苦情の何かそういうのは出てませんか、御意見等は。 ○(山城公園課緑・花係長)  委員おっしゃったとおり、そのチラシを配る際に、まだ再整備について知らなかったといった市民の方というのはいらっしゃいました。 ○(上田委員)  それと細かいことなんですが、チラシに絵が載ってるんですよね。ほとんどこれは字が見えないですよね、内容が。これは当然、この説明会においてはもっともっと詳しい資料等も提供されますわね。 ○(山城公園課緑・花係長)  開催日等をお知らせする目的ですので、ちょっと大変見にくい資料になっておるところでございますが、開催説明会等においてははっきりとわかりやすく資料を配布したいと考えております。 ○(酒井委員)  この大枝公園の再整備に30億円近いお金をかけてするということなんですけれど、どうしても今しなくてはいけないことなんでしょうか。 ○(山城公園課緑・花係長)  大枝公園は守口市で最も大きい公園で、たくさんの方が御利用していただいてる等もありますが、その中でも大枝公園を防災公園として再整備するものですし、現在においても一時避難場所として指定されておりますので、防災の観点からも早急に実施するべきものと考えております。 ○(酒井委員)
     防災ということですけれども、何かもう少し大がかりじゃない整備の方法とか、何かないのかなと思うんですけれど。 ○(山城公園課緑・花係長)  早急にと申しましたが、今事業におきましても平成26年から基本構想を策定し、平成27年に基本設計等、順番を踏んで実施しております。また、再整備に当たりましては、先ほどから申しておりましたパブリックコメントを一番最初の基本構想で実施しております。その際、やはり大枝公園に対する皆さんの期待といいますか、本当に新しくきれいにしてほしいという御意見がたくさんありましたので、やはりこういった形で全面的にリニューアルすべきというふうに考えております。 ○(上田委員)  この大枝公園の整備に関しての総事業費というのは、もう一遍ちょっと確認したいんですが。 ○(川端建築課長)  現在、実施設計を、間もなく終了するんですけれども実施しておるところで、はっきりとした額は出ておりませんが、概算の総工事費として25億円を規模と考えております。 ○(上田委員)  補正予算で国庫の支出金を6,000万円ほどあったと思うんですが、今回の予算の中では国庫支出金が3億円ほど出てるんですけれども、これは平成30年までの工事の予定ですね。すると、今、この国庫支出金が、これはまだ見込みだと思うんですけれども、決定ではないと思うんですが、総額の国庫支出金はどれぐらい見込んではるんですか。 ○(山城公園課緑・花係長)  現時点での国費の見込みですが、約9億7,000万円を見込んでおります。 ○(上田委員)  当然スポーツ、また防災という観点からのいわゆる公園整備ということで、防災の観点からやっぱり国庫の支出金が出てるんではないかなというふうに思うんですが、さらにこれは強力に国のほうにお願いといいますか、市のほうからも指導して、市の負担をできる限り低くするように努力していただきたい、このように思いますのでよろしくお願いします。 ○(杉本委員長)  ほかにありませんか。 ○(西尾委員)  すみません、先ほど上田委員からの質問に係ることなんですが、地域での地元説明会の件で、ちょっと私も意見を聞いております。やはり工事をされるに当たっては、やっぱり昼間の工事になります。やはり地域に住宅も密集しておりますので、昼間おうちにいらっしゃる方々がやっぱり一番気になると。そして、説明会の時間帯は19時からということになっておりますので、できれば昼間にも説明会をとっていただけないかと、なかなか19時ですと出にくい方も出てきますので、この辺の御検討はいかがでしょうか。 ○(山城公園課緑・花係長)  今回の説明会につきましては、周辺の町会長と相談しながら夜に設定させていただきましたが、実際、同じように昼間じゃないと行けないんですけれどという問い合わせはいただいておりますので、今後はその辺を十分注意、配慮してまいりたいと思っております。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(池嶋委員)  先ほど人工芝云々という話があったんですけれども、これは私の持っている資料が平成27年3月の概要版なんですが、ほとんど内容は変わってないと思うんですが、この中で市民球場、野球場ですわな、これは野球やソフトボールに加え、大人や子どものサッカーなどもできるようになるスタンドのある芝生の球技場であると書いてるんですが、もうこの時点で人工芝にするという計画だったんですか。 ○(土橋公園課長)  その時点では、まだ人工芝という案は出ておりません。 ○(池嶋委員)  それなら、いつその人工芝にしようというような話が持ち上がってきたんですか。 ○(山城公園課緑・花係長)  今年度、実施設計を行うに当たりまして、基本設計の見直しを行う際、天然芝から人工芝に変更しておりますが、それは実施設計業務が開始しました9月末ごろに人工芝への変更を検討、実施しております。 ○(池嶋委員)  議案第33号のときでもちょっとお尋ねしたんですが、再整備に関しては多機能施設の実現に向けた検討を進めていくという説明の中で、その利用されてる団体の方々からの意見とか、パブリックコメントをとられてるということなんですが、その利用されてる方々の意見とはどんな意見がありましたか、その再整備に関しての。 ○(山城公園課緑・花係長)  本事業につきましては、本公園課を含め、スポーツ・青少年課、防災に関しては危機管理課と行っておりまして、スポーツにつきましてはスポーツ・青少年課のほうがいろいろ御意見等を吸収して、我々のほうで設計を進めておったところでございますが、現時点におきまして1件、利用団体の方が人工芝は使いづらいのではないかという御意見をいただいております。 ○(池嶋委員)  この分については、そしたら公園課ではなしにスポーツ・青少年課がその各団体の方々とお話をして、要望とかを聞いたということなんですか。 ○(山城公園課緑・花係長)  現実的には、当然、公園課、スポーツ・青少年課ともに一緒になって事業を進めておるところでございますので、公園課としても単独で現利用団体の方に人工芝はどうですかというアプローチも行っております。 ○(池嶋委員)  両課にわたってやっておられるということなんやけれども、そのお話を聞くときに公園課だけ、あるいはスポーツ・青少年課だけという形ですか。それとも両方の課が一緒になって、その方々から意見を聞いたということですか。今の答弁であれば、単独で1つの課で意見を聞いたというような理解ができると思うんですが。 ○(土橋公園課長)  すみません、ちょっと説明不足で申しわけございません。基本的にはスポーツ施設につきましては教育委員会のほうで集約していただいておりました。ただし、細かなな確認、例えばネットフェンスの高さとか、人工芝についてもそうですけれども、やっぱり細かいところの確認というのも私どもとしてはしたいという思いがありましたので、個別にお聞きできるタイミングがありましたので、そのあたりは個別に確認して、また教育委員会と調整しながら進めていったのが現状であると。 ○(池嶋委員)  先ほどの答弁の中で、野球をされてる方は人工芝が使いにくいという答弁があったんですけれども、人工芝に変えられたと、設計のときというような答弁があったんですけれど、やっぱりそれは手入れの問題ですか。メンテナンスの問題でですか、それとも使いやすさの問題でですか。 ○(土橋公園課長)  人工芝は、まだまだ歴史がここ10年ぐらいのものでありまして、その利用される方が人工芝の経験がないというところで、人工芝が生まれた当時の人工芝と現在はもう全然、進歩しておりましてよくなっておりますので、そのあたりの認識の差もあったと思うんですけれども、そのあたりの不安等で人工芝はどうなんやという話はいただいておりました。ただし、説明ができる場面がなかなか私らも、すみません、申しわけないですけれども場面がありませんでしたので、そういう意味では今後、丁寧にそういう人工芝のレベルアップしているというところも各野球団体の皆様にも御説明して、御理解いただけるように頑張っていきたいと思っております。 ○(池嶋委員)  課長からも、今、そういう答弁をいただいたんですけれど、やはり関係団体の皆さんから意見をお聞きしてる以上、人工芝、今、課長がおっしゃったようにある程度技術の進歩でよくなってるという説明も含めて、やはりもっと綿密に関係団体の方の意見を聞いて、できる限りそれをこの事業に反映させるべきではないかと思いますんで、今後、実施に向けて動き出す事業ですから、その辺は十分に関係団体の方々と意見調整をしていただいて、できる限りそれを反映していただくようにお願いしておきます。 ○(酒井委員)  関連でですけれど、先ほど教育委員会にもお聞きしたんですけれど、その利用されてる団体が、やっぱりそういうふうな大きな大会をしてはるところもあるという意味では、2年間の工事の間はどうするのか、代替地とかそんなことの準備は要望とかも出てないんですか。 ○(馬場都市整備部長)  先ほど教育委員会のほうでそういう議論があったと思うんですけれども、今現在、お使いになってるのは社会教育施設としての市民球場でございます。教育委員会が窓口になってその運営をされてるところということがございまして、まさに教育委員会が答弁したとおりでございますけれども、淀川河川公園、その他のところを使っていただいて、その間ちょっと御辛抱願いたい。これ以外になかなか代替で、大きい敷地が要るものでございますので、なかなか都市整備部のほうではほかの施設の代替地というのはもう困難な状況ということでございます。御理解願いますようお願いします。 ○(酒井委員)  理解してもらうような団体やと思いますので、ぜひとも混乱の少ないように進めていただきたいですし、ちょっと大きな事業だけにもうちょっと慎重に進んでいくようにお願いしたいと思います。 ○(服部委員)  ちょっと教えていただきたいんですけれど、僕はスポーツに詳しくないので教えていただきたいんですけれど、例えばなんですが毎年やってる大会があるとして、ことしは使えない、空き場所が例えば淀川河川敷等しかなくて、使えないスポーツ等もあるかもしれないと思うんです。そういうときに、例えば守口市民の団体とかでいつもやってはるんやったら、他市とかのあいてる同じような規模の公園とかを紹介してあげるとか、ある程度市のほうから話をつけてあげるとか、そういうことというのはできないんですか。 ○(土橋公園課長)  すみません、都市整備部ではなかなかちょっとわからないというか、不明なところなんですけれども、当然、連携はとっておられると思いますので、他市の施設を借りるということはできるとは思うんですけれども、それを守口市が優先して使わせてくださいというのは、なかなか難しいとは思います。 ○(服部委員)  なるほど、わかりました。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。――ないようですので、次に移ります。第7目緑・花事業費について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  すみません、ちょっと先ほどの話とかぶってはくるんですけれど、緑・花事業ということで、補植をよりきめ細かくやっていただきたいというような意見を先ほど言わせていただいたんですけれど、いろんな公園を見ても、もともとの植える時点でかなりとっちらかった印象の、例えば南国風なのか、普通なのかよくわからん、ヤシの木がある上に下は別の草を植えてあるとか、ごちゃごちゃに植えてるような公園も多々見受けられますので、草花の選び方とかも清潔に見えるように、最初の時点でしっかりと今後、今よりもより緻密にプランを組んでいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第4項住宅費、第1目住宅管理費について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  市営団地についてなんですけれど、これはいろいろな考え方があると思うんですけれど、昔に建てて、だんだん高齢者が入るようになってきて、所得で考えるとなかなか、月1万円ぐらいのお金をもらってたらなかなか維持管理も難しい、なかなか費用対効果で考えると苦しい部分があると思うんです。ただ、セーフティネットという考え方から維持しなければならない部分もあり、国の定めで決まってるんですかね、鉄筋だと70年維持しろとか、いろいろあると思うんです。そんな中で、これは例えばなんですけれど、いろいろ見てますと、入る方の制限の中で所得の制限があると思うんですけれど、単身者では月15万円程度とかで暮らしてはる方やったら、60歳以上でないとたしか入れないというような決まりがあると思うんです。世帯を持ってはったら、若い方でも入れると。これは、今や入居率はたしか82.8%だと思うんですけれど、少しでもその家賃でお金を回収していきたいと思うんやったら、例えば60歳以上というのを撤廃したら、ひとり暮らしの20歳ぐらいで初めて会社に行った人、月の給料が15万円ぐらいという方も多々いると思うんで、便利、不便とかはあるかもしれないですけれど、いや、若いうちは我慢してお金をためたいんやという考え方の人やったら入ってくる可能性もあると思うんです。これはいかがですか。特に思うのが、何で82.8%しか入居率がないんやろうと聞いたときに、上のほうの階が余ってますと、4階等になるとお年寄りが入れないんで、エレベーターもないですし、上のほうの階がどうしてもあいてくるというお話も伺いましたんで、そしたらそれこそ若い方やったら入ってくる可能性もあると思うんです。これはいかがですか。60歳以上しか単身では入れないというのは、そこは一度見直して、若い方でも入れるようにしてみてはいかがですか、どうでしょう。 ○(川端建築課長)  非常に難しいちょっと問題なんでございます。何年か前に公営住宅法が改正になったときに、市で独自でその辺の条件も決められるようになったんですけれども、やはり本当に困窮してる人にそういう住宅を与えるには、まず、そういう高齢者とか障害者とか、俗に言う裁量世帯というところをまず救うということで、そのときにそういう形で一応60歳以上の旧来のままでちょっといった経緯がございます。これからどうするかにつきましては非常に難しい問題で、この場でちょっとお答えすることはできないんですけれど、今後、ちょっとまたいろいろ研究していくしかないとは思います。それ以上ちょっとようお答えできません、申しわけございません。 ○(服部委員)  わかりました。僕も別にセーフティネットである形を変えろと言いたいわけではないので、ただ82.8%の入居率で、上のほうの階はどうしてもあいてくる状況が恒常的にある程度起こるということであれば、場所を限定するなどして若い人を入れていくという方法もありといえばありかなと思うんで、今後、その費用対効果、だからといって今度は改修費等もかかってきますし、果たしてそれでさらにマイナス幾らでは無意味ですので、より研究して検討していただければと思います。意見にいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(酒井委員)  この報酬のところに、守口市営住宅のあり方専門委員とあるんですけれども、これは附属機関条例には載ってなかったんですけれど、法的な位置づけは。 ○(西村建築課長代理兼工務係長)  御質問の守口市営住宅のあり方専門委員でございますが、これにつきましては地方自治法第174条第2項の規定が根拠の法令でございます。 ○(酒井委員)  ここでもう一度市営住宅のあり方を検討されるかと思うんですけれど、最近に市営住宅に関する計画をつくられてますよね。いつで、どれぐらいお金をかけて、何を決められたのか。 ○(西村建築課長代理兼工務係長)  委員の御質問ですけれども、この市営住宅のあり方専門委員会に関しましてつくっていきました計画書につきましては、守口市営住宅長寿命化計画でございます。これにつきましては、平成25年4月から10カ年の計画といたしております。この市営住宅の長寿命化計画につきましては、今持っております市営住宅、今後の市営住宅のあり方、そして各市営住宅のストックの活用の方法、それぞれ事業の計画等を計画の中に位置づけておるところでございます。 ○(酒井委員)  それがだから平成25年ですから、3年前ですよね。それをつくってから、ここまでは何をされたんですか。それで、ことしは何をしはる予定ですか、その計画に基づいては。 ○(西村建築課長代理兼工務係長)  平成25年4月以降、長寿命化計画に位置づけられた各団地の事業計画というのを設けております。その中で、平成25年度につきましては佐太第一団地、この市営住宅の工事といたしまして耐震改修、それから屋上防水、それから部分的な外壁ですけれども塗装の工事をやらせていただいております。なお、耐震工事につきましては2棟ありますもので、年度を分けまして1年ずつ事業を進めたものでございます。  続きまして、平成26年度にやった事業でございますが、これにつきましては大宮団地、それから大久保団地、この建物、この団地につきまして全ての棟の大規模改修工事と申しまして、建物の外部側、屋上でありますとか外壁、その他鉄部の塗装工事など、そして外構の一部をやりました大規模改修工事、民間のマンションとかでもやってます定期的な大きな改修、こういう工事をやらせていただいております。それが平成26年でございます。  その後、今度は平成28年度ですが、本来でいきますと佐太団地、こちらについて外構の先ほど言いました大規模改修、これの種類の工事をやろうと考えておりますが、これについては今、実施する予定はまだ立っておりません。  以上でございます。 ○(酒井委員)  それで、なぜ今またあり方専門委員会を開いて、何を検討されるんですか。 ○(西村建築課長代理兼工務係長)  守口市営住宅のあり方委員ですけれども、この委員につきましては長寿命化計画を策定する段階でお願いしている部分でございまして、定期的にまず長寿命化計画もそうですけれども、公営住宅について策定時から今後のことを含めまして、どういうふうにやっていって運営していったらいいかとか、経営的な観点でありますとか、施設の整備的な観点でありますとか、そういったことを諮問させていただきながら助言をいただいて進めていくということで、数年後にまた見直していただこうとか、そういう形で位置づけているものではありませんことから、来年度につきましてもまた諮問させていただいて、また御意見をお伺いすると、そのように進めていきたいと思っております。 ○(酒井委員)  そしたら、日吉金下、桜町団地などの建て替えもここでまた検討されるということになるんでしょうか。まだ、そのとこまで行ってないですよね。これまで改修は少しずつ進めてはりますけれど。 ○(西村建築課長代理兼工務係長)  委員がおっしゃってます日吉金下団地の建て替えの計画に関してでございますが、これは市営住宅のあり方委員に御意見をお伺いするとか、そういうところまでは至っていないところでございます。 ○(酒井委員)  じゃあこれについては、いつ具体化になっていくんでしょうか。
    ○(川端建築課長)  建て替えでございますけれども、内部で、代表質問でちょっと回答がありましたように、現地で建て替えが非常に難しいんです。周りに民家が密集してますことと、地下1階がありまして、くいもありますんで、それと権利者もいらっしゃいます。建物にひっついてるとかいうこともございます。土地も一部権利者が持っておられます。それがあるので非常に時間がかかるということと、それから容積率の問題で、最初の建てたときの経緯なんですけれども、今、111戸ですけれども、容積率がほぼ既定の倍ぐらいの形。といいますのは、内環の工事の関係でそういうことで、そのとき緩和規定を使ってやってますので、今度、建て替えようとその緩和規定は使えませんので、半分の50戸ぐらいしか建たないというふうにもございます。そういう問題でもありますし、それから現地で建て替えをしようと思いましたら、一旦、どこかに移っていただいて戻ってきてもらわなければいけない。残念ながら高齢者が多いんで、長寿命化計画もちょっと自治会のほうから説明に来てくださいというのが2年ぐらい前にございまして、それで行って、やっぱりそういうのはちょっとしんどいとかいう意見とかがございまして、それから、そういういろんな問題を考えていって、やはりちょっと現地で建て替えというのはお金もかかりますしできないと。それなら、長寿命化計画を立てたときは、そのほかのところでないかなということでやってたんです。ただし、ここはちょっと改良住宅と公営住宅と両方ございまして、それが半分ずつで1棟建ってるんですけれども、改良住宅は原則現地建て替えということで、非現地でもいいんですけれども、現地で建て替えない理由を納得やっていただかなければいけない、国のほうが。それでないと承認がいただけない、ということは補助金が出ないというようなことと、それから耐用年数の70年まで来てませんので、それの潰してもよいという用途廃止の許可も出ないというようなことがございまして、その辺のところで内部でいろいろ府に聞きにいったりしてやってるんですけれど、なかなかちょっと思うように進んでいないというのが現状で、ちょっと苦慮しているということで、まだ表に委託とかそういうので出せるような段階には来ていないということ。  それから、もう一つちょっと、最近の流れなんですけれども、ちょっとことしになってからの新聞なんですけれど、国のほうから準公営住宅についてこれから検討会議をするとかいう話が出てまして、大分市営住宅の周りの環境というか、そういうところが変わってきてますので、そういうことも含めてしっかり討議、検討すべきと違うかと。それから、今回、私らとりあえず思ってたんですけれど、建てて10年ぐらいで陳腐化をやってしまったと、耐震だけ使って陳腐化もやってるということはあるんで、70年の耐用年数ですんで、極力もつことも考えていかないけないと、そういうこともいろんなことを含めてちょっと考えるために、ちょっと長寿命化計画ではこういう形で上げましたけれども、もうちょっと時間をいただいて、討議させていただきたいなと思います。 ○(酒井委員)  その70年まで、あと何年あるんでしょうか。 ○(川端建築課長)  一応昭和44年にたしか建ってますんで、19と27を足して46年やから、あとまだ25年ぐらい。 ○(酒井委員)  昨今の応募率、これによりますと10年平均でも6.5倍の応募率があると書いてあることから、市営住宅はやっぱり求められてると思いますし、あと25年ぐらいもつと言いはるけれど、そのメンテナンスをしようにも材料がなかったりとか、本当に大変やと思うんです。そういう意味では、本当に市民の方が安心・安全で、安心して暮らせるところをやっぱり保障するという意味で、ちょっと急いでいただきたいと思います。意見にしときます。 ○(服部委員)  ちょっと2つほど教えていただきたいんですけれど、これはちょっと今話が出た応募倍率、何倍ぐらいですか。 ○(玉田建築課住宅管理係長)  平成27年度は2回しておりまして、7月の募集のときですけれども、平均が7月のときは2.9倍、それと2回目の12月に募集をしておりまして、そのときの平均率が1.39倍です。  以上です。 ○(服部委員)  さっきちょっと6倍ぐらいと聞いたんで、あれと思って、きのう聞いた限りでは大体1倍から2倍ぐらいと聞いてて、これはこの倍率でいって今、82.6%ほどしか人が入ってないということは、今後、超高齢化社会になってきて、ニーズが高まる可能性もあるし、また逆に、今、これに入ってはる方のほとんどが70代から90代ほどとお聞きしてるので、亡くなっていきはった後、空き部屋がふえてくる可能性も逆にあると思うんです。空き部屋が穴あきでぽこぽこふえていったら、かなり危ない状況になってくると思うんですけれど、空き部屋がもしふえてきた場合の対策はどう考えてるんですか。 ○(川端建築課長)  一番空き部屋がふえたときの心配といいますのは、人がいてないことで防犯上の問題が一番心配な、それがありますので、極力まんべんなくなるように、要は募集方法も工夫しまして4階、5階だけで募集とかいうことで、そういうとこも入っていただくような形、その場合はゼロ倍とか1倍とかいう倍率ですけれど、そういう形で地道にちょっと公募の努力をさせていただいておるということでございます。  ただ、出られてもすぐそのまま入っていただくわけにはいきませんので、空き家の補修をやります。約150万円ぐらい1戸当たりかかりますので、予算上ちょっとなかなか難しいところがありますので、それの数によってやっぱり入ってくる入居率も変わってくるという、その辺のちょっと非常に難しい問題がございますので、その辺は御理解いただけたらと。 ○(服部委員)  私も思うのが防犯対策といいますか、あいてて全然人もその辺にいない、あるいはお年寄りしかいなかったら、こっそり入って使っててもわかれへんかったり、何らかの犯罪に使われる可能性もあると思うので、防犯対策等を今後、考慮していくべきではないかと思います。逆に、けれど今の話を聞いてると、高層階、4階とか5階にお年寄り1人だけその棟、階で入ってるとかいうのも、逆に危険な気もちょっとするんですけれど、その辺も含めて今後、ちょっと考えていただければと。  あともう一つだけ。これはセーフティネットという考え方であるとすれば、国のほうから家賃補助があってもいいとは思うんですけれど、家賃補助というのは今の現状ではどうなってるんですか。 ○(川端建築課長)  新築の場合に20年間は家賃補助が出ます。それ以降は出ないということになっております。 ○(服部委員)  府のほうからも要望はしていただいてるとはお聞きしていますけれど、今後、さらに守口市からももっと強く言っていただけるように、今以上に言っていただければありがたいと思います。意見にいたします。 ○(杉本委員長)  ほかにありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第4項住宅費、第1目住宅管理費についての質疑を終わらせていただきます。  それでは、職員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。              (午後4時56分休憩)              (午後5時05分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  それでは、第8款教育費のうち、第1項教育総務費から第3項中学校費まで及びこの費目にかかわります継続費及び債務負担行為について、藤本教育委員会事務局総務課長から説明を受けます。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  それでは、8款教育費のうち、1項教育総務費から3項中学校費まで、また継続費及び債務負担行為につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、予算に関する説明書173ページをお開き願いたいと存じます。  1項教育総務費、1目教育委員会費でございますが、この費目につきましては教育委員会に係ります内部経費で、対前年度比0.8%の減となっております。1節報酬は、守口市立学校いじめ防止対策等審議会委員の非常勤職員報酬のほか、教育委員長、教育委員の委員報酬でございます。11節需用費は、教育功労者表彰式に要します消耗品費及び印刷製本費でございます。19節負担金、補助及び交付金につきましては、全国及び近畿都市教育長協議会などの負担金を初めとする、173ページから174ページの各種団体の出席者負担金でございます。  同ページ、2目事務局費でございますが、この費目につきましては教育委員会事務局の管理運営に要します費用で、対前年度比14.1%の増となっております。1節報酬は、附属機関の就学指導委員会委員及び奨学生選考委員会委員報酬でございます。2節給料から、175ページ、4節共済費までは、事務局管理部、指導部職員の人件費でございます。7節賃金では、梶小学校にありますふれあいの家の管理に伴う臨時職員給及び学校支援員の嘱託給でございます。8節報償費につきましては、新しい学校づくり検討委員会及び点検・評価検討委員会の講師謝礼でございます。11節需用費は、事務局の消耗品などでございます。12節役務費は、事務局の郵便やファクスなどの通信運搬費、176ページの教育施設全般の火災保険料、学校内の事故に対する損害保険料が主なものでございます。同ページ、13節委託料は、学校、教育委員会との文書などの連絡業務委託、また学齢簿、学校給食、児童クラブなどを管理する教育業務システムの保守委託が主なものでございます。14節使用料及び賃借料につきましては、教育業務システムの使用料及び事務局の簡易印刷機などの使用料、借上料は、学校施設の営繕を行う際の高所作業車両の借上料でございます。19節負担金、補助及び交付金の補助金は、校区の児童安全対策のため、青色回転灯防犯パトロールの車両によります防犯パトロールを行っている団体への補助金で、177ページの交付金は学校保健会と学校給食協会に対するものでございます。同ページ、20節扶助費は、災害により教科用図書などに被害を受けた児童生徒に対する見舞金でございます。21節貸付金は、高等学校、大学などへ進学する生徒への入学準備金及び高等学校へ在学する修学金の奨学資金の貸付金などでございます。25節積立金につきましては、学校教育施設整備基金への積立金でございます。  同ページ、3目教育研究費でございますが、この費目につきましては教職員の教育研究活動などに要します経費で、対前年度比8.8%の増となっております。7節賃金には、学力向上推進のため、生徒の学習のつまずきを解消するための加配教員を各中学校に1名配置いたします臨時職員給、嘱託給では、梶ふれあいの家で行っております適応指導教室の指導員及び教育専門相談員でございます。8節報償費は、教育センターでの教育専門相談員の謝礼、中学校区に図書館司書を配置する読書活動推進支援事業や学校における教科並びに部活動などを支援するための社会人等指導者及び、178ページの放課後学習教室や授業などの学習支援の学習支援サポーターの報償金、また学校、家庭、地域の連携による教育支援活動推進事業講師謝礼のほか、学生フレンドへの謝礼金が主なものでございます。11節需用費で、消耗品費、食糧費、印刷製本費は、教育センターの事業実施に要する経費でございます。光熱水費は、教育センターの電気・ガス・水道料金でございます。179ページ、12節役務費の通信運搬費では、教育相談業務を含む教育センターの電話使用料でございます。13節委託料には、ICT支援員を学校に派遣する学校教育情報コーディネーター委託のほか、中学1年、2年生を対象に家庭学習定着と自学自習力の育成に向けた家庭学習用冊子の配付を行う冊子を作成する学力支援プログラム業務委託、学校ホームページをCMS移行に伴います業務委託、また英語指導助手、AETの派遣委託でございます。その他、教育センターの清掃・警備、各種保守点検委託でございます。14節使用料及び賃借料は、授業における共同学習の推進と双方向授業の展開を目指すため、中学校にタブレット型パソコンを整備するリース料のほか、小・中学校のインターネット回線使用料が主なものでございます。18節備品購入費の庁用器具費は書画カメラの購入費、教材教具購入費は小・中連携推進事業に係ります経費でございます。180ページ、19節負担金、補助及び交付金の負担金では、大阪府校長会などの負担金、補助金につきましては守口市教育研究会や校長会、教頭会の団体に対する補助金でございます。説明欄の記載どおりでございます。  同ページ、4目教育文化施設費でございますが、守口市地区コミュニティセンター条例が可決されましたことにより、落目とさせていただきます。  同ページ、5目人権教育費でございますが、人権教育活動に要します経費で、対前年度比2.9%の減となっております。8節報償費は、外国籍の児童生徒の日本語習得のための自立援助通訳の派遣に対する報償金や、人権教育に係る各種講座などの講師謝礼が主なものでございます。181ページ、11節需用費は、人権教育教材用消耗品、啓発冊子「人権カレンダー」の印刷製本費が主なものでございます。19節負担金、補助及び交付金の負担金では、大阪府及び北河内人権教育研究協議会などに対する負担金、補助金では、守口市人権教育研究協議会などに対する補助金でございます。説明欄の記載どおりでございます。  183ページ、2項小学校費、1目学校管理費でございますが、市立16小学校の維持管理に要します経費で、対前年度比66.3%の減となっております。減の主な理由でございますが、平成27年度におきましては耐震工事を4校実施、また耐震工事に伴う仮設校舎使用料を計上したものでございます。1節報酬は、附属機関の学校結核対策委員会委員の報酬で、8節報償費では、学校医、学校歯科医などに対する報償金のほか、発達障害のある児童へ支援する特別支援教育支援員派遣事業及び外国語(英語)活動の授業において支援する小学校英語教育支援員派遣事業の講師謝礼でございます。9節旅費は、小学校音楽会の開催に当たり、出演児童の交通費の費用弁償及び宿泊行事に同行する看護師の派遣費でございます。11節需用費は、小学校の学習用、維持管理用、教材用、給食用などの消耗品費のほか、さつき学園の消耗品購入費でございます。燃料費は、暖房用の灯油、学校教育計画書や封筒などの印刷製本費、184ページ、電気・ガス・水道といった光熱水費が主なものでございます。12節役務費では、電話・ファクスの通信運搬費及び施設維持管理に要します検査手数料や、検診用機器点検の手数料が主なものでございます。13節委託料でございますが、三郷小学校屋内運動場の耐震工事監理業務委託のほか、食物アレルギーを有する児童への給食の除去食対応をより安全に行うための除去食対応機能を改修する業務システム改修業務委託や、さつき学園の施設管理業務委託でございます。185ページ、金田小学校給食棟設備の改修工事設計業務委託及び工事監理業務委託、また寺方・南小学校統合校校章作成のための業務委託のほか、学校給食調理業務を民間委託する経費、学校校務業務委託、教職員・児童の検診委託、登下校時の立哨警備の学校安全対策事業警備委託、通学路での交通誘導を行う放課後下校時警備配置業務の委託が主なものでございます。186ページ、14節使用料及び賃借料につきましては、教職員の教育用パソコンの使用料及び生ごみ処理機使用料、学校敷地の賃借料でございます。借上料は、小学校の音楽会など開催いたします会場の借上料でございます。15節工事請負費の改良工事請負費では、三郷小学校の耐震補強工事のほか、八雲東小学校空調設備設置工事及び守口市立八雲東小学校で老朽化によりますプールの改良工事、金田小学校給食室のボイラー取りかえのための給湯設備改修工事が主なものでございます。補修工事費は各学校の施設の営繕工事に伴う経費でございます。187ページ、18節備品購入費では、放送設備の庁用器具費、事業用器具費では給食用備品のほか、学習及び維持管理用備品の購入費が主なものでございます。教材教具購入費ではさつき学園の備品、理科・算数教育の設備整備の教材教具の購入費でございます。図書購入費は、学校教育用図書の購入費でございます。19節負担金、補助及び交付金の負担金は、独立法人日本スポーツ振興センターへの災害共済負担金でございます。  188ページ、2目教育振興費に参りまして、対前年度比3.9%の減となっております。19節負担金、補助及び交付金は、大阪府・北河内の支援教育研究会への負担金、補助金は、児童会やクラブ活動への補助金、守口市支援教育研究助成金が主なものでございます。説明欄の記載どおりでございます。20節扶助費につきましては、生活保護家庭に準ずる程度の生活困難な家庭に対する就学奨励のための給与金でございます。  189ページ、3目学校建設費でございますが、学校統合建設に係ります所要の費用で、前年度より3.5%の増でございます。13節委託料は、統合校開校準備事業といたしまして東・大久保小学校統合校の建設設計等業務及び大久保小学校解体工事監理業務委託、またさつき学園運動場整備等工事監理業務や寺方・南小学校統合校の新築工事監理業務委託、よつば小学校新築工事監理業務委託でございます。15節工事請負費でございますが、大久保小学校解体工事及びさつき学園運動場整備等工事、寺方・南小学校統合校及びよつば小学校の新築工事費用でございます。  191ページにまいります。3項中学校費、1目学校管理費でございます。市立8中学校の維持管理運営に要します経費でございまして、対前年度比3.7%の増となっております。8節報償費は、学校医、学校歯科医などに対する報償金と、発達障害のある生徒を支援する特別支援教育支援員報償金が主なものでございます。9節旅費につきましては、中学校音楽会の開催に当たり、出演生徒の交通費及び宿泊行事に同行する看護師の派遣費でございます。11節需用費では、学習・維持管理用、教材用消耗品のほか、さつき学園用消耗品、暖房用の燃料費や印刷製本費、電気・ガス・水道といった光熱水費のほか、学校保健関係の経費が含まれております。192ページ、12節役務費では、電話・ファクスの通信運搬費及び施設維持管理に要します各種検査手数料でございます。13節委託料でございますが、施設管理業務委託のほか、学校給食調理業務委託、学校校務業務委託、消防用設備、空調設備、学校プールろ過点検や、電気工作物の点検といった学校設備保守点検業務委託、教職員、生徒の検診委託などの委託料が主なものでございます。193ページ、14節使用料及び賃借料は、教職員の教育用コンピューター使用料及び中学校給食費徴収システムや、献立管理システムの使用料が主なもので、賃借料は学校敷地の賃借料、借上料は、中学校音楽会などの会場借上料でございます。15節工事請負費では、各学校の施設の営繕工事に伴う経費でございます。18節備品購入費は、放送設備の庁用器具費、事業用器具費は、施設維持管理用及び学校給食用備品の購入費、194ページに参りまして、教材教具購入費はさつき学園用備品のほか、理科教材教具及び楽器の購入費でございます。図書購入費は、学校教育用図書と教員用指導書の購入費でございます。同ページ、19節負担金、補助及び交付金の負担金は、独立法人日本スポーツ振興センターへの災害共済負担金でございます。  同ページの2目教育振興費は、対前年度比5.7%の減となっております。9節旅費につきましては、各学校の運動部に所属する生徒の対外試合派遣のための交通費でございます。19節負担金、補助及び交付金は、大阪府や北河内中学校体育連盟に対する加盟負担金でございます。補助金は、生徒会や部活動や、守口市支援教育研究助成金が主なものでございます。20節扶助費は、生活保護家庭に準ずる程度の生活困難な家庭に対する就学奨励のための給与金でございます。  195ページに、3目学校建設費でございます。対前年度比87.7%の減でございます。減の主な理由でございますが、平成27年度につきましては樟風中学校及びさつき学園の建設費を計上いたしたものでございます。13節委託料では、さつき学園新築工事1期工事及び運動場整備等の工事監理委託料でございます。15節工事請負費は、さつき学園新築工事1期の新築工事及び運動場整備等の工事費でございます。  続きまして、継続費につきまして御説明申し上げます。恐れながら215ページをお開き願いたいと存じます。  2款教育費、1項小学校費の寺方小・南小学校統合校新築工事は、平成28年、平成29年度の2カ年継続事業といたしまして総額32億4,984万8,000円を、よつば小学校新築工事は平成28年、平成29年度の2カ年継続事業といたしまして総額38億4,996万3,000円を、さつき小・第三中学校統合校新築工事第1期は、平成26年度から平成28年度の3カ年継続事業で総額24億3,486万円を、それぞれ記載の年割額等で設定しようとするものでございます。次に、2項中学校費のさつき小・第三中学校新築工事第1期は、平成26年度から平成28年度の3カ年継続事業といたしまして、総額16億9,454万円を記載の年割額等で設定しようとするものでございます。  続きまして、教育費の平成28年度に新たに設定いたします債務負担行為につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、221ページをお開きいただきたいと存じます。  3行目の電子計算機及び事務機器等借上事業では、2億8,533万7,000円のうち、タブレット型パソコンのリース料で5,424万5,000円を、次の電子計算機等保守委託事業では1億6,685万7,000円のうち、さつき中学校給食費徴収システム保守料158万5,000円を、8行目、清掃・警備業務委託事業では、6億1,565万1,000円のうち、さつき小・中学校を除く小・中学校及びふれあいの家の清掃・警備委託業務で3億6,339万1,000円を設定しております。  223ページにまいります。1行目、英語指導助手派遣業務委託事業は5,239万2,000円を、2行目の学校給食調理業務委託事業では、八雲東、八雲、佐太、寺方、南小学校5校及びさつき学園を除く中学校7校の調理業務委託2億9,850万円を設定しております。3行目、よつば小学校新築工事監理業務委託事業で4,680万円を、4行目の寺方小・南小学校統合校新築工事監理業務委託事業で3,780万円を、それぞれ設定しております。  続きまして、同ページの下段、平成29年度から予定されております消費税の2%引き上げ分といたしまして、6行目、電子計算機及び事務機器等借上事業につきましては、中学校給食予約システム利用料及び中学校給食費徴収システム、献立管理システム利用料を、7行目の電子計算機等保守委託事業では、事務局教育業務システム及び小・中学校の校長、教頭用パソコン、中学校給食費徴収システム保守を、224ページにまいりまして、7行目の学校給食調理業務委託事業及び8行目の生ごみ処理機管理運営事業の変更を設定しようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、学校教育関係の歳出予算及び継続費、債務負担行為についての説明とさせていただきます。よろしく御審査の上、決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明は終わりましたので、これより第8款教育費、第1項教育総務費、第1目教育委員会費について質疑をお受けいたします。 ○(水原委員)  いじめ防止なんですけれども、今現在、今年度、昨年度、いじめの把握件数は何件でしょうか。 ○(水野学校教育課主任)  昨年度、平成26年度中に起きましたいじめの件数でございますが、小学校におきまして5件、中学校におきまして7件、今年度2学期末現在でございますが、小学校にて10件、中学校にて10件。  以上でございます。 ○(水原委員)  まだまだいじめという問題、これからしっかりと取り組んでいただかないといけないというのと同時に、ちょっといじめではないんですけれども、虐待、ネグレクトというものがふえてきてると思うんです。そのあたりのことも把握はされてますでしょうか。 ○(水野学校教育課主任)  虐待等のことにつきましては、学校教育課のほうから守口市の要保護児童虐待防止連絡推進協議会のほうに出席をしておりますので、小・中学校の児童生徒における虐待児童・生徒は把握しております。 ○(水原委員)  何件ぐらいあるかというのはわかりますか。 ○(杉本委員長)  出ますか。 ○(水野学校教育課主任)  昨年度ですが、学校のほうから出ている件数としまして、小学校におきましては1件、そして中学校におきましては3件で、今年度に入りまして平成27年度2学期末現在ですが、小学校におきまして22件、中学校におきまして7件というふうになっております。 ○(水原委員)  本当に今、全国的にも子どもの貧困という観点からも、上のお子さんが下のお子さんを見ないといけないために学校に通えない状態の子どもたちも非常にふえてきている、あるいはいろいろなケースが考えられると思いますので、そういった子どもたちの最悪のケースにならないようなネットワーク、より一層つくっていただけたらなと思いますので要望とさせていただきます。 ○(酒井委員)  今、平成26年と平成27年のいじめ件数を聞いたんですけれど、今、ここに市立学校いじめ防止対策等審議会というものの予算が出ていますが、これは重篤な問題を予想されてるのか、それとも定時に開かれてるものなのか、どういうものでしょうか。 ○(中村学校教育課主幹)  ただいま守口市立学校いじめ防止対策等審議会につきましては、守口市立小・中学校におきまして重大事態が発生した場合に調査を行う機関でございますので、今年度の開催はございませんでした。  以上でございます。 ○(服部委員)  これは先ほどちょっと話題に出ていましたけれど、いじめ問題対策連絡協議会、これは年3回ほど行われてるということで、入っているメンバーを見ますと小・中学校の校長、人権室、中央子ども家庭センターや守警、法務局ということなんですけれど、そこから情報交換をして校長会にそれぞれ持っていって、そこから職員会議等にまた情報がおりていく構造をお聞きしたんですけれど、これは逆にこの協議会自体は小・中の校長だったり、現場というよりは上の方が入ってると思うんです。ちょっと上という言い方はあれかもしれないですけれど、その組織のトップといいますか。逆にこれは、現場の話というのを上に吸い上げていくシステムというのはどういうものがあるんですか。それをちょっと教えていただきたいんですけれど。各担任とか、そういう現場の声ですね。 ○(中村学校教育課主幹)  連絡協議会につきましては、今御指摘のとおり年3回開催をしている常設機関でございまして、市立小・中学校における児童・生徒のいじめに関する問題について、関係機関を交え情報及び意見交流をしている会でございます。委員御指摘のとおり、この会議にはメンバーとして小・中学校の校長が出席をしております。なお、先生方、現場からということでございますが、小・中生徒指導連絡会がございまして、そちらのほうで交流をさせていただきまして、各校で情報収集をしているところでございます。  以上でございます。 ○(服部委員)  わかりました。現場の声をできる限り聞いて、共有して、こういう情報交換の折にもスピード感があってリアルな話をしていただければと思います。  もう一つ、いじめ問題等が発覚、あるいはそういうものに近いものが感じられたとき、面談や面接等で話し合うことに、まず子どもと会うことになっていくかと思うんですけれど、先日、広島で中3の子が自殺したような事件においても、面談の仕方等の差も教師によってあると思うんです。私自身も中学時代とか高校時代を振り返るに、各担任によってやり方がかなり違ったり、先生の言い方も、その先生によって、例えば頭ごなしに言う人もいれば、やわらかい方もいる、言い方にかなり差があったりすると思うので、面談方法についてある程度統一化を図ったり、市でよりこういうやり方がいいとか、もっと論じていくべきだと思うんですけれど、その辺どうなさってはりますか。面談に対する心配りといいますか。 ○(水野学校教育課主任)  進路指導等につきまして、その面談を行っていることにつきましては、各校でマニュアルのほうを作成しております。やはり子どものことにつきまして丁寧に、より子どものことを寄り添って話を聞くということを管理職等も含めて指導も行っております。やはり別室対応であったり、放課後空き教室を利用して丁寧に、時間を割いて各担任の先生方が話を聞いておりますので、今後とも市としましてもそういうふうな指導を徹底していきたいと考えております。  以上です。 ○(服部委員)  今後もしっかりとやっていただければと思います。  あと1つだけ。小学校やと、各担任の先生がずっと教室にいるのでわかりやすいんですけれど、中学校になってくるとやはり朝とホームルームの時間が担任で、あとは各教科担任で、なかなか担任との触れ合いの時間が減ってくると思うんです。それで、例えば保健、養護教諭の方とかに話しやすいので、そっちで心理的に困った状況とかを話す子どもらも一定数いるとお聞きしてますので、そこは養護教諭の方と、校長だったり各担任であったり等の情報交換、そこも重要になってくると思うんですけれど、そこはどのように、何かシステム化されたものがございますか。 ○(森田学校教育課長代理兼教育・人権指導係長)  ただいまおっしゃっていただきますとおり、特に中学生におきましても保健室のほうで養護教諭のほうにいろいろな相談をかけることが多くございます。各学校としましては、養護教諭を構成の一人としました会議、これがまず定期的に行われております。また、内容によっては緊急に共有を図るべきものもございますので、その際には養護教諭から担任だけではなく、また学年主任等も交えてその情報を共有するということは、現在もさせていただいてるところでございます。 ○(服部委員)  わかりました。非常に重要なことだと思いますので、今後もしっかりと頑張っていただければと思います。  以上です。 ○(杉本委員長)
     他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、次に移ります。第2目事務局費及びこの費目にかかわる債務負担行為について御質問をいただきます。 ○(服部委員)  青色回転灯防犯パトロール団体への補助金でちょっとお尋ねしたいんですけれど、19節です。これは今、錦、橋波、藤田と3校区でやっていて、もともとが立地的にそこで立ち上がったものに対して補助金を今、下さるようになっているということなんですけれど、これはもともとが地域の機運で高まったものなので、実際の警察が把握している犯罪多発地域とずれがある場合もあると思うんです。本来は、より犯罪多発地域があって、そこでも防犯運動、こういう青パトがあったほうが、あるべきであろう地域とかがあるかもしれないと思うんです。その辺の調査等は行っておられますか。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  今、委員さんの御指摘の調査のところ、今のところは実施しておらないところの状況でございます。 ○(服部委員)  防犯活動はもちろん青パトだけではございませんし、地域のそれぞれのやり方はあるとは思うんですけれど、今はなかなか車両やったり、人やったり手続等で難しい部分もあるとは思うんですけれど、より必要な地域があるのかどうか等も今後、考えていただければと思います。  あともう一つ。同じくこれで、その地域の方々がそうやって目立つ形で青パトで回るというので、一定の効果はもちろん抑止力としてあると思うんです。ただ、これはなかなか、車両等をまず購入しなければいけないので、お金が、初期費用がかかる。また、警察との間の手続等もなかなか難しいというので進まない地域もあると思うんですけれど、その辺、守口市としてもう少し機運を高めるように補助等を今後、考えていってはいかがですか。 ○(林教育委員会事務局総務課長代理兼総務施策係長)  今、委員御指摘の補助金の額を増額したらいいという御意見をいただいたんですが、この青色回転灯防犯パトロールの補助金につきましては、平成27年度、本年度からスタートしまして、現在は月額6,000円で年額7万2,000円というふうな予算を計上させていただいて、今、まだ未執行の状態でございますが、平成28年度の予算計上につきましては3団体で合計で60万円ということで、平成27年度から比べますと約3倍弱ほどに予算は増額させていただいてるというような状況でございます。 ○(服部委員)  先ほど申し上げたように、初期投資でなかなか足踏みして踏み出せない地域もあると思いますので、いろいろ地域の御意見も聞いて検討していただければと思います。  以上です。 ○(酒井委員)  報償費のところで、新しい学校づくり検討委員会というのがありますが、これは守口市新しい学校・園づくり審議会とは違うのでしょうね。どんなことをするところ、検討するところかということと、この点検・評価検討委員会も、何をするところか教えていただきたい。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  私のほうから、新しい学校づくり検討委員会の内容について御説明させていただきます。  新しい学校づくり検討委員会につきましては、平成24年3月に策定した守口市学校規模等適正化基本方針に基づく、よりよい教育環境の整備に関して検討する会議の報償金、講師謝礼となっております。具体的な学校統合等の検討、また学校統合に伴う校舎の新築工事の検討といった内容になります。 ○(林教育委員会事務局総務課長代理兼総務施策係長)  私どもから点検・評価検討委員会の講師謝礼のことで御説明申し上げますと、点検・評価といいまして、前年度の教育行政を点検するというふうなことが地教行法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律で定められておりまして、その中で大学教授などの専門的な知識を有する方の助言を受けるべきというふうな記載がございます。それで、そういった大学の先生に入っていただきまして、毎年点検評価というような行為をしております。  以上です。 ○(酒井委員)  では、今、その点検・評価のほうは大学教授の方と、それ以外はどのような方が入ってるんですか。 ○(林教育委員会事務局総務課長代理兼総務施策係長)  委員なんですが、基本的に教育委員会が課長級以上の職員と、あとは大学の教授2名に入っていただいております。毎年9月議会におきまして、配布によって報告させていただいてる評価書になります。 ○(酒井委員)  新しい学校づくり検討委員会のほうのメンバーはどんな方が。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  こちらの講師謝礼、平成27年の実績でいいますと、大阪市立大学大学院工学研究科の横山教授、また大阪工業大学工学部の吉村教授等が講師として参加いただいております。 ○(酒井委員)  委員会は構成されてるんですね。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  教育委員会の部長、課長を始めまして、学校づくりに関連する市長部局の部長、課長及び守口市立小学校校長会の代表者及び中学校校長会の代表者といった委員構成となっております。 ○(酒井委員)  これはいつから、この委員会というのはいつつくられたんですか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  平成24年度から、この新しい学校づくり検討委員会のほうを立ち上げております。 ○(酒井委員)  審議会は、市民も含めた審議会で審議したものを、今、この検討委員会でされてるということですか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  委員がおっしゃるとおりでございます。 ○(杉本委員長)  暫時休憩します。              (午後5時49分休憩)              (午後5時49分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じて、委員会を再開します。 ○(服部委員)  ちょっと言い忘れたことを、さっきの追加で。青パトなんですけれど、あともう一つ懸念がございまして、これに乗っておられる方々が現状ではなかなか高齢者が多くなってると思うんです、これ。もちろん回る時間帯的にも仕事をしてる方が難しいというのもあると思うんですけれど、これは防犯と銘打って運転してて、もし高齢者の方で事故等を起こしたらそれこそ冗談にならないので、できる限りある程度、市のほうでも新陳代謝といいますか、超高齢者にならないように促していくべきだとは思うんです。新しい、若い人に入ってもらえるように。その辺等も市のほうからも、なかなかこれは人の数が足りないというのも聞いてますので、働きかけをしていくべきではないかと思うのですが、いかがですか。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  今の副委員長の御指摘なんですけれども、私どもが考えておるのは、今のところ各団体、自主団体という位置づけになっておりますので、そこまで踏み込んでするというのはちょっと今のところ考えてないということでございます。 ○(服部委員)  もちろんそういう考え方になるかなというのは理解できますので、意見にいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。――ないようでございますので、次に移ります。第3目教育研究費及びこの費目にかかわる債務負担行為の質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  まず、これは少人数指導の加配教員ということで、今回、各中学校1名ということなんですけれど、小学校のほうでもなかなか実現していないということで、できれば今後、小学校のほうでも加配をしていただければ非常にありがたいです。今のは意見とします。  あと読書活動推進支援ということで、これは図書館司書等を通じていろいろと頑張っていただいてるんですけれど、1つ懸念があるのが、なかなか図書館になりますと、そこに行くもともと本を読む意欲のある子らに対しての効果が強いと思うんです。司書さんに説明を聞くにしろ、図書館に行っていろいろ紹介してもらうにしろ。全く読まない子というのははなから図書館に行かないということもありますので、本を読もうとしない子に対しても、より今後一層、本を読むということをアピールしていただけるようにいろいろと方策を考えていただきたいと思います。  特に懸念するのが、小学校のときだと子どもらもそこそこ時間があると思うんです。中学生になるとみんな部活をやったり、あるいは自分たちの趣味などもできてきて、読まない子と読む子の間の差がなおさら広がりやすくなると思うんです、中学校以降に。にもかかわらず、その小学校という時代で読める本というのはなかなか限られてきますし、ある程度しっかりとした本を読もうと思ったらやっぱり中学生以降だと思いますので、できれば中学校においてしっかりと本を読むということの大切さを教えるような事業を心がけていただければと思います。例えば、その中で子どもらが感動するような人を呼んで、私も子どものころはしっかりと本を読みましたよと、スポーツ選手なりなんなりでもいいんですけれど言っていただくとか、さまざまな広報があると思いますので、いろいろと研究して、中学生等でも本を読まない子が本を読むように持っていけるように頑張っていただければと、意見にいたします。  あともう一ついいですか、すみません。これは教育研究費ということで、「めざす守口の教育」というような冊子があると思うんですけれども、これは非常に頑張って教育委員会のほうでつくっていただいてると思うんですけれど、ちょっと見させていただいたら内容としては非常にいいんですけれど、ちょっとカラフル過ぎるといいますか、逆に中身が頭に入ってこないような部分も多く、見せ方等も考慮して、今後、より、これでももちろんすごく頑張ってはると思うんですけれど、よりもらった親にしろ子どもにしろ、よりもっと興味を引くような、頭に入ってくる内容、デザインをより洗練させていただければと思います。これも要望にいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(水原委員)  学習支援サポーターですけれども、今、平成27年度の登録サポーター、学生と地域の方、人数がおられるみたいですけれども、この方々、登録とか周知をどういう形でお願いしてるかというのを教えてもらえませんでしょうか。 ○(山根学校教育課主任)  学習支援サポーターの募集につきましては、市の広報、またホームページにて掲載しております。また、今年度は近隣の提携大学等にもポスター掲示の依頼に参りました。こちらに関しましては、希望者が市教育委員会に申し出た場合は、面談等を行い、学校に紹介していくという形をとらせていただいております。また、学校に教育実習等で来られている学生さんを学校長が推薦するという形で、そのサポーターとして登録し、活動を行っておられる方もおられます。  以上です。 ○(水原委員)  学生でいいますと、金田小が8名、あとはゼロ名のところもありますけれども、この開きというのは何か要因があるんでしょうか。 ○(山根学校教育課主任)  金田小につきましては、教育実習の学生を校長が推薦された形で、今年度、たくさん人数がいるという形になっております。全くいない学校につきましては、地域人材を活用しているという学校がもともとございましたので、そのような差が開いていると考えております。  以上です。 ○(水原委員)  ということは、校長先生次第というところも大いにあるということでよろしいですか。 ○(森田学校教育課長代理兼教育・人権指導係長)  ただいま、これまでの登録していただいてる状況をお伝えしておりますが、基本的には手続上は来年度、平成28年度についても同様になります。ただ、もちろん学校のニーズとともに、その御協力いただく方のニーズ、御協力いただける学校の距離の問題だったりというものもございますので、市教育委員会としましてはこちらにそうやって申し出ていただいた方につきましては、可能な限りバランスよく配置をしていけるように努めてまいりたいと考えております。 ○(水原委員)  現場のニーズ的には、これは非常に助かるサポーターなんでしょうか。それか、またどうかなという悩んでおられる先生もおられるとは思うんですけれども、ニーズ的にはいかがでしょうか。 ○(山根学校教育課主任)  今年度の執行状況につきまして、2月末で既にもう90%を超えております。3月末で100%執行する予定となっております。非常に学校のニーズは高く、次年度も同様のことは考えられます。 ○(水原委員)  サポーターの数は、これからより一層ふやしていこうという方向でよろしいでしょうか。 ○(山根学校教育課主任)  次年度も同様のように募集を行ってまいりますので、次年度もサポーターの数をふやしつつ、またサポーター活動を行ってまいりたいと考えております。 ○(水原委員)  ぜひともお願いしたいなとは思います。また、もう一点、この学力向上推進事業、学力支援プログラムですけれども、この家庭学習冊子、これの今の効率等はいかがでしょうか。効果。 ○(山根学校教育課主任)  家庭学習冊子の効果ですが、生徒対象に家庭学習に関するアンケート調査を、今年度年3回実施いたしました。通常中学生になりますと、家庭学習習慣、徐々に低下していくところでございますが、このアンケートの結果、家で計画を立てて勉強していますかという項目におきまして、7.4%の向上が見られました。意欲の向上につながっていますことから、この冊子の成果の一つだと考えております。 ○(水原委員)  子どもの取り組みとしてはかなりの履行率はあるんでしょうか。 ○(山根学校教育課主任)  各校の冊子の学校への提出率が、現在85%なっとります。1、2学期は80%程度でしたので、そちらも活用を進めるに当たって徐々にふえていく状況となっております。 ○(水原委員)  私が思っていた以上にしっかりとされたこの冊子なんですけれど、やっぱりこの内容を見ましても、レベル的にも段階踏んでおられるいい教材だなと私自身も思っております。そういった中で、これ中学校1年生、2年生になる予定、28年度中学2年生もふえると。ただ私の気持ちからしますと、考えでは、これからさつきが義務教育学校になる、いわゆる小学校と中学校の接続期がより充実していく中で、じゃあその他の学校どうなんだってなったときに、それはそれなりに取り組みはされていると思うんですけれども、より一層そういったところの差が出ないようにも、こういう教材を小学校バージョン、5年生、6年生もしっかり取り組んでいただけたらなとは思うんですけれども、そういったところの計画はあるんでしょうか。 ○(山根学校教育課主任)  はい。小学校時の家庭学習習慣を中学校にまず引き継ぐという目的で、今年度中学校1年生を対象に実施したところでございます。効果検証を行う中で、生徒の学習意欲向上につながっているために、これを2年生に次年度拡充するということで、この1、2年生を通しまして、また効果検証をしっかり行っていくことで、今後につきましては小学校への拡充ももちろん検討していくという予定としております。 ○(水原委員)  ぜひとも義務教育学校ができるに向けて、やっぱり小中学校の接続期を守口全体でしっかりと取り組んでもらえるように、また要望をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
    ○(服部委員)  ちょっと今のなんですけどね。一つ私これ家に持って帰って実際やってみたんですけど、ちょっと疑問がありまして、これやっていって僕わからない問題やったとき解答見ようとしたんですけど、答えしかのってないんですよ。家でやることが主体だったら、解答集に副読本なりの説明が必要じゃないんですか。わからないと子どもが思って、答え見て、例えば奈良県という答えだけ書いてあっても、なぜ奈良県なのかわからないままですよね、これ。副読本なり、解説書なり、あるいは解答集にしっかりとした説明を載せるべきだと思いますがいかがですか。 ○(山根学校教育課主任)  解答冊子につきましては、委員おっしゃるとおり答えのみが現在掲載される状況となっております。家庭での学習をより効率よく行うためには、委員おっしゃるとおり解説も必要かと思います。現在委託業者に委託して、委託業者をもっておる問題プリントを冊子という形で、1冊の冊子として作成しております。次年度につきましては、委託する業者としっかり打ち合わせを行いながら、予算の中で解説書を取り入れて、自宅でしっかり子どもが活用できる状況にするように、内容の改善というところにつきましても、委託業者としっかり打ち合わせを行いながら、次年度の冊子の作成を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○(服部委員)  わかりました。ただこれね、業者さんに対して非常に個人的には心配もありましてね、家庭用とうたっているのに、解答集が答えしかないようなものをつくってくる業者というのが、果たしてニーズに対してはっきりと答えられる業者なのかなと、非常に懸念を感じるんです。すみません。ちょっと意見にします。今後よりしっかりとその点注意して、業者と話し合っていただければと思いますけど。しっかりとつくっていただければと思います。 ○(水原委員)  すぐつくるとおっしゃりましたけども、教材というのはあくまでもツールなんですよ。これをいかにどう使うかっていうのは、現場の先生がしっかり考えないといけないはずなんですね。ただそういったところもしっかりと考えてこれを活用してもらいたいんです。何でもかんでも解説書があったらいいわけではないという、ごめんなさいね、そう分がありますので、しっかりと現場でこの使い方、有効的な使い方を検証してください。お願いしておきます。意見とします。 ○(服部委員)  家庭用やからと俺思うだけで。次に、教員研修で、これさまざまな研修があると思うんですけど、制度化されてるもの以外にも、校内研修の充実というものをよりしていくべきだと思うんですけどね。これ校内研修といっても、本当にさまざまな種類があって、そこから各校がテーマ等を選ぶということですので、今後学校側でもよりしっかりと主のテーマと取ってこれるように、そこに今以上に気をつけていただきたいと意見いたします。  あともう一つだけお願いします。学力についてここでざっくり全体的なこと聞いても大丈夫ですか。  学力についてちょっと教えていただきたいんですけど、先般からアクティブラーニングというものがうたわれていまして、いわゆる学力、知識や技能よりもコミュニケーション力、発想力、共生、他人との共生を重んじていく方向にシフトしていくというお話を聞いているんです。それ自体は社会に出て非常に役立つことだと思うんですけど、これ決められて授業時間内でどっちにウェイトを置くかだと思うんですよね。  例えばアクティブラーニング的なもののほうに授業時間を多く使えば、その分いわゆる学力にダイレクトにあらわれる方の知識や技能に対する教育に使える時間も今度は減ってくるという問題も起こってくると思うんですよ。そのときもしも試験等の学力で守口市がもし他市と比べて今より落ちてしまうようなことがあったら、今度はもちろんそれを学年上見るような親たちからしたら、子育てするときにより学力のいいほうに移ってしまうとかいうこともあり得ると思うんですよね。その辺、バランス等今後よりしっかりと考えて、いわゆる学年上の学力についても上げていかなくてはならないし、かつそういう発想力、コミュニケーション力等も育てていくバランスが非常に必要だと思うんです。その辺どうお考えですか。 ○(森田学校教育課長代理兼教育・人権指導係長)  ただいまおっしゃっていただきました、アクティブラーニングにつきましては、本市としましてはこれまでにも子ども主体の授業づくりということで、取り組みを進めてきているものでございます。こちらにつきましては、以前いわゆる講義型と呼ばれる授業が多くございまして、教員の方が一方的にまず説明をしたのち、それを受けて子どもたちが反復して学習していくと、それではなかなか知識等の定着も課題があるということで、今現在進めさせていただいておりますのが、まず子どもたちが課題に向き合ってじっくりと考える時間を設定し、そしてその考えたことをグループやペアで話をする中で深め、そして最後では学級全体で発表をしていくというような、学びの過程を変えたということでございまして、これまでの講義といわれる一方的な説明の時間の学びの過程を今のような活動に大きく変えていくことで、授業提供進めております。ですので、今までのものに新たに加わるというものではなくて、学びの過程を変更しているということですので、いわゆるそれによって時間が大きく取られる状況ではないというふうに考えていただけたらと思います。以上でございます。 ○(杉本委員長)  話が余りにも……細かいんじゃなくて、大きくなって、議案のどこの部分なのかわからなくなっている。 ○(服部委員)  わかりました。気をつけます。  あと一つだけすみません。  英語指導助手派遣業務委託で、これまあネイティブの方に小学校1年から4年生で来ていただく、5年6年生においては日本人教師、中学生では指導助手のネイティブですかね、まあ来ていただくということなんですけど、派遣業者ということで、ベテランの外国人の方もいらっしゃったら、あるいはそこまで日本語にもちろんしゃべれますけどね、堪能ではない方など、そこそこ差が出てしまっているというお話も伺うことがあるんですよ。まあ、例えばもちろん指導助手ではありますけど、本来その外国人の方来ていただいて、学びたいことって日本人の教師がなかなか教えられないような、より細かいニュアンスだったりだと思うんですよね。辞書で見て同じ意味でもこういうふうに違うんだという部分だとか、そういうところを説明できる、最低限説明できるレベルでないといけないんじゃないかなと思うんですけど、そこまでの細かい説明はできない方もいらっしゃるというふうにお聞きしましたので、今後よりね、その派遣会社に対して、今でも精査しているとは聞いてるんですけどね、より厳しく、もっとしっかりと日本語も堪能な方を送っていただけるように、より今以上に強く交渉していただきたいんですけど、いかがですか。 ○(森田学校教育課長代理兼教育・人権指導係長)  今御指摘がありましたように、まず英語指導助手、この質向上という、資質の担保ということは重要でございますので、適任の助手を派遣していただくよう、今後も努めてまいりたいと考えております。ただ、ATの活用につきましては、基本的には日本人の教員、それと一緒に指導助手が入った事業を展開しております。ですので、子どもへの説明につきましては、基本的には教員のほうがさせていただきながら、ATとネイティブの発音等も聞いていただきながら、授業進めていく形をとっております。  以上でございます。 ○(服部委員)  まあもちろんおっしゃるとおりあくまで助手でありますので、どのレベルまで求めるかってのもありますけど、お願いしたとおり、より一層頑張っていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○(酒井委員)  学力向上にね、いろいろ努めておられるのを感じるんですけれども、学力向上というのは何よりも子どもたちが生きる力をつけていくことやと思うんです。そういうことでは、本当に人の力、教師の力というのが大きいと思うので、代表質問でも少人数学級のことを話させてもらったんですけれども、例えば28年度やったら小学校の3年生だけでも35人学級にしようと思えば、1学級ふやすだけでいけるとか、例えば中1がギャップがあるからいうので中1だけとしたら3学級ふやすということでね、そうすることだけで、例えば40人学級ということでは、一番少ないところで20人、多かったら40人までの単位になるけど、35人学級にすることで、35人で上は抑えられるし、下は18人までね、そこまでの枠ができるいうことで、そんな少しずつからでも、全部一気じゃなくても一学年ずつでも広げていくとか、そういう検討はされてはいませんか。 ○(大井学校教育課主幹)  ただいまの件につきましてですが、確かに委員御指摘のとおり、3年生だけでしたら1学級のようにはなりますが、これも年度によって人数が変動することでもありますし、またこの35人学級というのも、全部一律で35人の学級が生まれるのではなくって、35人を超えないというところでいきますと、例えば36人でしたら17人と18人というような学級が生まれてくるわけで、そうなりますと少人数の学級になってしまいますので、そうなりますとなかなかその社会性を育成させるという部分で課題も出てくるかと。そうなりますと、その課題についても研究深め、実現については慎重に行きたいというふうに考えてるところでございます。  以上です。 ○(酒井委員)  私簡単にしとこうと思ったんですけど、今、私さっきも言いましたように、40人学級でも一番少ない場合は20人になるわけです。20人から40人の幅になるわけです。で、35人学級となれば18人から35人の幅になるということで、最少人数は20人と18人、2人しか変わらないところで、そんなに社会性がすごく変わってくるとは思われませんし、やっぱり自分自身の子どもでも体験してます40人が4学級だったのが、1人子どもがふえたことで、5学級になって30人ぐらいの人数になったときに、やっぱりすごく細やかに見れるっていうことをおっしゃってましたし、こんなやっぱりいろんな実践の中から、やっぱり少人数は、皆さんわかってはることやと思いますんで、ぜひとも1学年ずつという検討はされないのですかということで。 ○(大井学校教育課主幹)  ただいまのお話も、こちらとしても検討はさせていただき、また各種の状況も参考にさせていただいて、今後については検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  次に移ります。第5目人権教育費について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  次に移ります。第2項小学校費、第1目学校管理費及びこの費目に係る債務負担行為について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  放課後下校時警備配置委託ですけど、これは警備員さんを民間の会社に委託して確保させていただいてるということですけど、守口16校のうち14校は立っていて、2校は立っていないということなんですね。これはもちろん先に話し合ったときに、地域では別にいいというふうに同時におっしゃられたということなんですけど、まあ状況もときによって変わってくると思うんですよ。みまもり隊の方々にしても御高齢化も進んでくると思うし、一度そう聞いたからと言ってそのままにせずに、随時今の状況どうですかと、立ってもらったほうが助かりませんかと細かく聞いていくべきだと思うんですけど、今後いかがですか。 ○(西尾保健給食課長兼保健係長)  委員御指摘のとおり、毎年ですね、配置場所につきましては、各学校と連携しながら配置に努めてまいっております。ただ、現在のところ学校の方から新たにいらしてほしいというところは上がっておりませんが、あるいは当然そのあたりを教育として考えていきたいというふうに考えております。 ○(服部委員)  学校の方というのは僕も聞いていたんで、ただまあ立っているのは学校の方ではなく地域の方々なので、そこのほうとの話し合い等ももうちょっと細かくやっていただければとまあ、意見にいたします。  もう一ついいですか。  学校安全対策事業の部分でここに載ってるこれではないんですけど、ミマモルメというのがあると思うんですよね。ICタグ持った児童が校門とおるとチェックが入るという。これは全校でやってるんですかね。していない学校もあるんですか。 ○(林教育委員会事務局総務課長代理兼総務施策係長)  小学校全校で実施いたしております。 ○(服部委員)  非常にいい試みだと思いますので、ただこれどうしても各児童の任意になるということですので、今後まあ安全のためにもより御両親等に相談して、多くの人に持っていただけるように、今以上に一層告知活動に努めていただければと思います。  以上です。 ○(上田委員)  委託の中で除去食対応に係る教育業務システム改修業務委託、アレルギーの児童たちへの強化ということで、非常にまあ喜ばしいことなんですよ。今実態をちょっと知りたいです。アレルギーの。学校における。把握されてます。 ○(西尾保健給食課長兼保健係長)  27年度現在で、食物アレルギーを有する児童・生徒につきましては、小学校16校で364人、中学校8校で264人がアレルギーを有する、食物アレルギーを有するという報告をいただいております。 ○(上田委員)  今それ聞いてびっくりしたんですけれども。あのこれどうなった推移として、年々どういった状況なんですか。わかりませんか。じゃ、いいですわ。  この中でも、例えば軽度の児童、重篤というかね、重度の児童。その辺は、区分わかります。 ○(西尾保健給食課長兼保健係長)  府の中でもアナフィラキシー既往歴があるという方につきましては、小学校16校で210名。 ○(杉本委員長)  暫時休憩いたします。              (午後6時19分休憩)              (午後6時24分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  先ほど西尾課長が言われた数値ですけど、もう一度言ってもらえますか。 ○(西尾保健給食課長兼保健係長)  委員会の貴重なお時間を申しわけございません。先ほどの人数につきまして、再度訂正させていただいて、お答えさせていただきます。  アナフィラキシーの既往歴につきましては、小学校が31名、中学校10名です。  以上でございます。申しわけございません。 ○(上田委員)  わかりました。当然アレルギー、特に重篤というかね、持っておられるお母さん、お父さん方非常に心配されてるんですが、何年か前に、アナフィラキシーショックに対してのいわゆるエピペン、全教員に研修を行ってはどうかということで、ただちに動いていただいたんですが、これは継続してやっておられますか。計画をその辺ちょっとお聞かせください。 ○(西尾保健給食課長兼保健係長)  ことし夏に1度行いまして、今月3月につきましても一遍アレルギーの誤食をされるエピペンの研修を行う予定でございます。 ○(上田委員)  いつ何時というね、突然こういうことが起こるわけで、ひとりももれなく、学校に携わってる方々、給食員の方々、全員に研修をずっと行っていただきたいとお願いします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(池嶋委員)  11節の需用費、光熱水費でちょっとお尋ねしたいんですが、これ電気代はどれぐらいの額見込んでおられるんですか。 ○(巽教育委員会事務局総務課財務係長)  電気使用量に関しましては、7,511万6,000円を見込んでおります。 ○(池嶋委員)  この中には夏場のエアコンの稼働時の料金も入っとると思うんですが、小学校で、小学校といわず中学校もあると思うんですが、大体気温が28度以上で入れるということなっとんですか。 ○(巽教育委員会事務局総務課財務係長)  おっしゃるとおりです。 ○(池嶋委員)  28度にならずとも、梅雨、じめじめした時、あるいは高温、27度、7度5分ぐらいのときぐらいからもね、入れてるとこはないですか。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  空調設備につきましては、一定守口市立小中学校の空調設備運用指針を作成して、今それに基づいてまたこの使用の方お願いしているところでございます。その中で、夏季の空調設備の稼働ということで、おおむね6月中旬から9月の中旬までを基本としますと。その中で今言いましたように、温度については28度ということでございますが、やはり温度だけじゃなくて、その辺の日差しとかですね、そういう梅雨時の蒸し暑さということで、学校長判断の中で一応つけてるケースいうのはございます。  それについては、私どものほうも、例えばその日が夏日になったと。次のが寒くなったということもありますんで、そういう当日の天候に基づいて、学校長判断でつけていただくというのも可能という形をとらせていただいてます。 ○(池嶋委員)  これは各教室でスイッチオンオフできるようなっとるんですか。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長
     空調設備のスイッチにつきましては、一括して職員室でのオンオフという形をとらせていただいております。 ○(池嶋委員)  そしたらね、全教室、職員室でスイッチ入れて全館冷房みたいな形になるんですか。今の答弁お聞きしますと。 ○(藤本教育委員会事務局総務課長)  はい。スイッチについては全館冷房一斉スイッチいう形もとれますが、基本的には各教室ごとのスイッチいうのもございます。 ○(池嶋委員)  でね。あのなぜお尋ねしたかといいますと、学年によっては体力、体温調節しにくい児童も中にはおるやろし、あるいは先生方、各先生の判断で入れるんでしょうけども、まだまだ辛抱できる云々いうことも中にはあるんですが、子どもらがあつい、あつい言うてるにもかかわらず、まだもうちょっと辛抱しとかいうようなことはあり得ますか。 ○(林教育委員会事務局総務課長代理兼総務施策係長)  ときにはそういった体調を崩されてる児童・生徒さんもいらっしゃる場合もございますので、我々が常々学校の方に申し上げるのは、その児童の体調管理を中心に、数値だけで判断するんではなくて、状況、児童の状況見てスイッチをつけてくださいというふうな指導は行っております。 ○(池嶋委員)  最近天候不順とかで暑い日、寒い日結構ありますんでね、来年度につきましてもやはり今答弁いただいたように、子ども本位で考えていただいて、暑いときであれば28度にならずともスイッチを入れてもらうような、ちょっと各学校の校長先生が判断していただいて、担任の先生方にですな、言ってもらうということをちょっとお願いしたいと要望しておきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。――ないようでございます。次に移ります。2目教育振興費について質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  委託料で寺方小、南小学校の統合、新築工事があるのですけれども、ここは元二中路地の工事になりますので、今も多分解体にも、あおぞら保育所がありますんで、配慮されてると……(「3目です」の声あり)違うの。ごめんなさい。間違いです。 ○(杉本委員長)  よろしいですか。――では、次に移ります。第3目学校建設費及び継続費及びこの費目に係る債務負担行為について質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  すみません、続きですけれども、寺方南小の統合校の新築工事には、保育所への配慮が必要やと思うんですけれども、それの分として工事期間というのは十分とっておられるのでしょうか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  委員おっしゃるとおりでございまして、保育所のほうございますので、2年間の期間をとりまして、十分工事期間のほう確保して、工事の施工に当たりたいというふうに考えております。 ○(酒井委員)  工事の影響でね、建ったばっかりの保育所のほうがいろいろ影響受けるということはあってはいけませんので、重々配慮してやってもらえるようにお願いします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(西尾委員)  工事請負費で多くの学校での工事がふくそうします。特に大久保小学校では解体ということで、ほかの建設工事も同じでしょうけども、騒音対策、振動対策、さまざまやらなければならないことあると思うんです。ただし苦情が全くないということは恐らくあり得ないと思いますので、騒音対策と同時に、苦情が出たときの対策をしっかりやっていただきたいと思うんです。特に、なるべく苦情出たときは現場へ駆けつけていってあげて、そして御意見を聞けるような体制を取っていただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  解体工事につきましては委員おっしゃるとおりでして、どうしても騒音や振動等ございますので、苦情、御意見等あられる方の教育委員会のほうにもかかってきますので、その際につきましては工事会社とともに現場のほうに行って対応等してまいりたいというふうに考えております。 ○(西尾委員)  なるべく現場へ足を向けていただけるようによろしくお願いいたします。 ○(池嶋委員)  大久保小学校の解体工事についてちょっと関連でお尋ねしたいんですけどね。今近隣対策気をつけてやってく答弁いただいたんですけども、どの範囲まで対象にされるのか、その騒音、あるいは音、振動についての説明というか対策について、どの範囲までされるんですか。その校舎が建ってる近辺だけなのか、それともある程度もうちょっと範囲を広げて広範囲で対策するとか、その辺お聞かせ願いたい。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  通常やっぱり説明会等、近隣を中心に説明会のほうチラシまいたり、周知のほうしていくんですけども、今回につきましては通常より広い範囲ですね、道路に隔ててという文章を工事発注の際にもかけておりまして、通常より広い範囲で説明会のほうも実施するという予定となっております。 ○(池嶋委員)  旧藤田中学校を解体するとき、近隣非常に迷惑かけたと。そしてまたくい抜くときにも非常に迷惑かけたということもありますので、その辺十二分にね、注意していただいて、できる限り苦情来んように、近隣の理解得ながらこの工事進めて言っていただきたいと思います。それで解体について大型重機が入ってこようかと思いますが、その侵入経路についてはどのようにされてるんですか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  侵入経路につきましては、現代の大久保小学校の敷地の南西か道ですかね、ポケットパークあるところのほうで考えております。 ○(池嶋委員)  ダンプカーなりね、重機搬入する場合の大体経路ですわ。だから仁和寺から試験場行く前のところから多分進入してくると思うんやけども、あの辺生活道路なっとるんで、子どもさん、そしてまた地域の方々、結構通行量あろうかと思うんで、その辺の対策どのようにされるのか。もちろん警備員も配置されるでしょうけども。 ○(宮垣学校管理課長代理)  委員の御指摘どおり、そちらのほうにも解体の説明会のチラシを入れさせていただいておりますので、警備員の増員等々もあると思いますし、子どもの通学、通園等もありますので、そういった部分を十分加味しながら、進めてまいりたいというふうに考えております。 ○(池嶋委員)  進入退出もね、退出のほうも一方通行のほうへ出なければならんという事情があろうかと思います。その辺きっちり対策練っていただきたいのと、それと後ほどのあれで水道工事の、水道管の敷設工事もその進入路であるということを聞いて、その辺もね、業者さんときっちり相談しながら進めっていただきます。せっかくね、水道管を敷設してきれいなアスファルト引いても、大型とおると結構道痛むの早いんで、その辺も十二分に協議して進めていただくようにお願いしておきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、次に移ります。第3項中学校費、第1目学校管理費及びこの費目に係る債務負担行為について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  第2目教育振興費について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  ないようですので、次に移ります。第3目学校建設費について質疑をお受けいたします。 ○(池嶋委員)  このさつき小・第三中学校統合校新築工事というのがあるんですが、三中はいつから解体するんですか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  基本的には4月1日から解体のほう取りかかれるように、終業式終わってから解体の準備をしていきたいというふうに思っております。 ○(池嶋委員)  解体費どこに入ってるんですか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  すみません。さつき小第三中学校統合校新築工事第1期のほうに、第三中学校の解体工事費入ってます。第1期って書いてるほうに入っております。 ○(池嶋委員)  1億4,800万の中に入ってるんですか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  はい。 ○(池嶋委員)  その解体工事費用は幾らですか。 ○(酒田学校管理課学校統合係長)  基本的にはこの1億4830万2,000円が第三中学校の解体工事、もうそのままという形になります。 ○(池嶋委員)  ならばね、できればこの備考説明の欄にね、この1期とかややこしい書き方せんと、第3中学校解体費用というふうに書いとってもらっとったほうがありがたかったんですけどね。だから僕、解体工事費どこに入っとんかなと思って、ずっと探しとったんやけどなかったんで、今ちょっとおたずねしたんです。ちょっとこれから、もし今後こういうことある場合、そのようにちょっと書き方変えていただけないでしょうか。お願いしときます。 ○(酒井委員)  関連で。さつき学園が解体工事中、運動場整備中は三中生徒はどこで体育とかするんでしょう。 ○(宮垣学校管理課長代理)  生徒・児童の皆さんには大変御迷惑かけるんですけども、グラウンド整備やってる間は、現さつき小学校のグラウンド及びクラブ活動に関しましてはさつき小学校と第4中学校のグラウンドを利用するという計画を立てております。 ○(酒井委員)  さつき小へはね、内環挟んでるし、それに四中、元四中までも結構距離があるんですけど、それ全部徒歩で行くんでしょうか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  すみません。さつき学園に関しましては、そういった御迷惑かける部分あるんですけども、大アリーナ、中アリーナということで、体育館にはなるんですけども、そちらの利用が主にメーンになるというふうに考えておる次第でございます。 ○(酒井委員)  運動場が大体整備が終わるのはいつなんですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  28年の12月末を目指しております。 ○(酒井委員)  ほな9カ月間大体育館が主になるということですか。 ○(宮垣学校管理課長代理)  メーンはそういう形になりますけども、運動会等はやっぱりグラウンドでやるということで、さつき小学校、現さつき小学校で開催するという予定を聞いております。 ○(酒井委員)  クラブなんかでどうしても他校へ行くときがあるでしょうから、くれぐれもちょっと道中気をつけるように、付き添いの先生をふやすとか、よろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、第3目学校建設費についての質疑を終わらせていただきます。  それでは職員の入れかえを行います。  暫時休憩いたします。              (午後6時46分休憩)              (午後7時01分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  それでは、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目生涯学習費、第7目スポーツ振興費及び第8目青少年健全育成費、並びに第3款民生費、第2項児童福祉費、第8目児童クラブ管理費並びに第8款教育費、第5項社会教育費について松原生涯学習課長から説明を受けます。
    ○(松原生涯学習課長)  それでは社会教育に関する費目につきまして御説明させていただきます。  昨年12月の機構改革に伴い、平成28年度から生涯学習部3課が市長部局に移管しますことから、費目の振り分けをしておりますので、よろしくお願いいたします。  最初の若いページ順に説明をさせていただきます。最初に50ページをご参照賜りますよう、お願い申し上げます。  総務費、総務管理費、6目生涯学習費でございますが、生涯学習課が所管しております施設や事業にかかります経費などでございます。1節報酬は生涯学習推進会議委員や、守口文化センターや、守口市生涯学習情報センターの指定管理者選定委員会委員などに対する委員報酬でございます。8節報償費は、あけぼの教室、子ども読書活動推進事業に伴います講師謝礼や、市美術展覧会の審査員及び運営委員の謝礼が主なものでございます。11節需用費は、あけぼの学級などの消耗品費が主なものでございます。13節委託料は生涯学習情報センター舞台吊物設備改良工事に伴う実施設計業務や、工事管理業務の他、生涯学習情報センターや、守口文化センターの指定管理料、図書管理システムの保守委託料などが主なものでございます。52ページにまいりまして、14節使用料及び賃借料は、図書管理システムの借り上げ料や行事の実施に伴います会場借り上げ料などが主なものでございます。53ページにまいりまして、15節工事請負費は生涯学習情報センター舞台吊物設備改良工事でございます。19節負担金補助及び交付金でございますが、生涯学習援助基金活動助成でございます。  次に、7目スポーツ振興費でございますが、スポーツ・青少年課の事業経費でございます。1節報酬はスポーツ推進員や、市民体育館の指定管理者選定委員会委員に対する委員報酬でございます。8節報償費は、各種大会、講習会の講師謝礼が主なものでございます。9節旅費は、スポーツ推進員が各種会議への出席に伴う交通費の費用弁償及び各種競技大会への派遣費でございます。11節需用費は学校体育施設等開放事業に伴う管理運営経費が主なものでございます。54ページにまいりまして、13節委託料は市民体育館の管理運営委託料として、連結送水管の修繕や、大体育室及び小体育室フロア改修工事に伴います実施設計業務と工事管理業務委託のほか、市民体育館の指定管理料及び淀川河川敷運動広場の管理運営委託料のほか、小学校のプール開放事業に伴います管理業務の委託料などでございます。15節工事請負費は市民体育館大体育室及び小体育室フロア改修工事でございます。18節備品購入費は市民体育館フィットネス機器としてランニングマシン2台の購入でございます。19節負担金、補助及び交付金のうち、負担金は各種大会への負担金でございます。  56ページにまいりまして、8目青少年健全育成費は、青少年の健全育成対策に要します経費でございます。1節報酬は青少年保護審査会委員の報酬でございます。8節報償費は青少年育成指導員に対する活動謝礼が主なものでございます。57ページにまいりまして、9節旅費は青少年育成団体の指導者の派遣費が主なものでございます。12節役務費は成人式に伴います郵便料が主なものでございます。13節委託料は成人式やこども祭りなどの行事に伴う委託料が主なものでございます。58ページにまいりまして、14節使用料及び賃借料は、演奏会や成人式の会場借り上げ料でございます。19節負担金補助及び交付金でございますが、負担金は大阪府こども会育成連合会に対するもののほか、説明欄に記載のとおりでございます。補助金は、青少年育成指導員連絡協議会などに対するものでございます。  続きまして、116ページをお開きください。民生費、児童福祉費、8目児童クラブ管理費でございます。これは、もりぐち児童クラブの運営にかかります経費でございます。1節報酬は入会児童室の児童パートナー42名分の報酬でございます。7節賃金は入会児童室に係ります障害児加配及び人数加配などのパートナーの臨時職員給が主なものでございます。9節旅費は、指導パートナーなどの交通費の費用弁償でございます。普通旅費につきましては、児童クラブ事業にかかる調査旅費でございます。11節需用費は、入会児童室に係ります運営経費でございます。12節役務費は、入会児童室に係ります損害保険料が主なものでございます。13節委託料は、児童クラブ高学年障害児受け入れ事業業務委託や、登録児童室の運営を地域の実行委員会へ委託するための経費が主なものでございます。18節備品購入費は、各児童クラブ用の備品購入費でございます。  続きまして、200ページをお開きください。こちらは教育費に費目を残しまして、生涯学習課が補助執行するものでございます。  教育費、社会教育費、1目社会教育総務費でございますが、生涯学習課が所管いたしております施設や事業に係ります経費でございます。前年度と比較しまして、97.8%の減でございます。1節報酬は、社会教育指導員及び社会教育委員などに対する委員報酬でございます。7節賃金は、もりぐち歴史館の館長及び館長代理に対する賃金が主なものでございます。201ページにまいりまして、9節旅費は、社会教育委員が研修参加に伴う交通費の費用弁償が主なものでございます。11節需用費は、もりぐち歴史館の維持管理に係ります光熱水費が主なものでございます。19節負担金、補助及び交付金でございますが、負担金は各種協議会等への負担金でございます。補助金につきましては、社会教育関係団体への補助金で、補助団体につきましては説明欄に記載のとおりでございます。  次の2目公民館費は、地区コミュニティセンター条例可決による落目でございます。  次に204ページでございます。3目文化財保護費は、文化財保護関係の費用を計上しております。前年比と比較しますと、34%の増額でございます。1節報酬は、文化財保護審議会委員に対する報酬でございます。205ページにまいりまして、8節報償費は、浜町にございます一里塚の清掃を町会に行っていただいておりますことから、謝礼のほか市民文化財講座などの講師謝礼が主なものでございます。14節使用料及び賃借料は、一里塚の賃借料のほか、行事に伴います会場の借り上げ料でございます。  以上、社会教育関係の歳出予算についての説明とさせていただきます。  続きまして、債務負担行為の説明をさせていただきます。お手数ですが、予算書221ページと223ページをご参照賜りますようお願い申し上げます。  最初に221ページでございますが、下から3段目、清掃警備業務委託事業でございますが、こちらはもりぐち歴史館旧中西家住宅の機械警備委託が、平成28年8月で終わりますことから、続いて設定しようとするものでございます。記載金額のうち、20万5,000円が該当金額でございます。  次に223ページの、図書管理システム等管理運営事業でございますが、消費税率及び地方消費税率の引き上げ分でございます。  以上、よろしく御審議のうえ、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明は終わりました。それでは第2款総務費、第1項総務管理費、第6目生涯学習費及びこの費目に係る債務負担行為について質疑をお受けいたします。 ○(西尾委員)  委託費で生涯学習情報センター舞台吊物設備改良でございますけれども、それはよろしいんですが、エナジーホールのどうも幕ですね、どうも損傷も大きいようなことを聞いておりますが、舞台の床とかですね、そういうの含めますと大丈夫でしょうか。エナジーホールの方は。 ○(乾口生涯学習課長代理)  文化センターにつきましては、30年以上が経過をしているところでございまして、修繕箇所が増加をしているような現状でございます。日常的な修繕につきましては、協議報告を踏まえて適切に対応していくところでありますけれども、大規模改修につきましては、指定管理者とも協議をして、計画的に行っていくと考えております。 ○(西尾委員)  よろしくお願いします。 ○(酒井委員)  ムーブ21の吊舞台のことについてお聞きしますけど、いつから故障してるんですか。 ○(乾口生涯学習課長代理)  操作盤につきましてはですね、平成27年昨年の11月の末ごろから故障いたしまして、作動していない状況でございます。 ○(酒井委員)  どのように今対処されてるんですか。故障してなかったらどんなふうに上げ下げですね、それをしていたのか。ほんで今故障したらどういうふうにして…… ○(松原生涯学習課長)  本来でしたら、舞台袖の操作盤を使いましてどんちょうの上げおろしであるとか、照明ですね、角度かえて上げ下げしたりとか、音響の反射板、そういった部分は手元で全て操作できるようになっておるんですが、現在はそれがもう操作ができなくなっておりますことから、ムーブ21の舞台職人さんが舞台裏に入りまして、非常用の操作ボタンございますので、舞台裏をずっと進んでいきまして、そちらのほうで非常用の操作をしていただいてるといった現状でございます。 ○(酒井委員)  その非常用の操作するところ言うのは、奥っておっしゃいましたけど、ただ奥ですか。なんかちょっと高いとこやとかとか聞いたような気がするんですが。 ○(松原生涯学習課長)  ちょっと舞台裏のほうに上がりまして、屋上のほうにはなるんですけど、そちらのほうに簡易的な階段というんですか、通路がついてますので、そこをずっとこう縫うて行きまして、一番奥のほうに操作のボタン、非常用のボタンがついてますので、それで操作をしているような現状でございます。 ○(酒井委員)  それをせなあかんときは、毎回それをしてはるっていうことですか。故障してからあと。 ○(松原生涯学習課長)  おっしゃるとおりです。毎回舞台の使用者の要望を聞きまして、その都度上がって舞台を整えておるというんですか、つくっておるといったことでございます。 ○(酒井委員)  それは命にかかわるような危険な作業じゃないんですか。高さどれくらいの高さなんですか。 ○(松原生涯学習課長)  すみません。舞台の上に上がりますので、高さで言いますと10メーターぐらい上にはなるんですけれども、そこにはすき間はあるとは言うものの、通路というのは設けられてますので、そちらのほうで、ちょっと真っすぐということではないんですけど、中にはワイヤーとか機械部分が並んでおりますので、それを避けながら進んでいって、操作ボタンを押すといった状況になっております。 ○(酒井委員)  かなり緊張を要するような仕事ですよね。それをどうしてすぐに補正予算組んででもすぐに急いで修理っていうことにはならなかったんでしょうか。今から通ったとして工事にかかるには4月以降ってことになるわけでしょ。 ○(松原生涯学習課長)  完全に動かなくなっておる状態ではなかったということと、舞台の使用状況が週末、土日に固まっておったこと、そういったことを勘案しまして、新年度で修繕のほうを考えさせていただいたといったことでございます。 ○(酒井委員)  今から急いだとして、いつ、一番急いでもいつに治ることですか。 ○(松原生涯学習課長)  修理ですが、4月に入りましたら設計業者のほうの選定のほうを始めさせていただいて、設計をしていただくと、そこから業者入札のほうに入らせていただきますので、業者が決定するのが5月6月ごろを想定しております。そこから舞台の方を一定期間閉めまして、工事のほうを約2週間というふうに聞いておりますので、完成が夏前後くらいかなというふうに考えております。 ○(酒井委員)  それまで工事にかかるまではまだ危険な作業しなあかんということになりますよね。 ○(松原生涯学習課長)  おっしゃるとおりでございます。 ○(酒井委員)  やっぱり貸してる家主の責任やと思うんで、こういうことはちょっと補正予算組んででもすぐすべきじゃないかなと思うんですけれども。今度の16号で、総務市民で議論することになったから触れたくはないんですけども、こんな状態で第三者評価というのもね、どないして市の責任で危ない思いしてんのにどう評価しろってことになるんかなってことに疑問抱きますし、本当に危険な状態になったときは即修理できるっていうふうに頑張ってほしいと思うんです。どうでしょう。 ○(松原生涯学習課長)  委員おっしゃるとおり、新年度入りましたら早い段階で工事のほうをしていけるように、現地で管理者のほうと協議、調整していきますのでよろしくお願いいたします。 ○(酒井委員)  今後、年度途中にそういう故障が起こった場合に、新年度に回すってことじゃなくて、やっぱり近々に危険なことはやってもらうようにお願いします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  それではないようですので、第7目スポーツ振興費について質疑でお受けいたします。 ○(西尾委員)  市民体育館の、大体育館、小体育館のフロア改修工事でございますが、まずこれ工事の期間、いつからいつまでを予定されてますか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  発注を含みまして3カ月、実働37日程度を予定しております。時期につきましては、現地点から2者とも確認の上、第三四半期を予定しております。 ○(西尾委員)  この工事に至った経緯をお聞かせいただいたんですが、昨年の6月ごろ利用者がけがをされたということになって、床が破損していたということで、けがをなさったということが一つのきっかけとなって改修工事をするということを聞いております。しかしながら、工事がもっと先ということになりますんで、これは現状破損してるところ何カ所もあるようでございますので、そこの補修は現状やってらっしゃるんでしょうか。仮改修、仮補修のほう。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  当初は、はがれた部分をラインテープを張り、応急処置をしておりましたが、現在はささくれ部分をサンダーで削りまして、パテで穴埋めをして利用に供しております。 ○(西尾委員)  ということは、工事を行うまでの間はそれで安全面は確保できるという判断でよろしいですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  スポーツ振興事業団のほうで毎朝開館前の点検、大会後にも点検をしておりますので、今後も再発防止に努めてまいりたいと思っております。 ○(西尾委員)  そうじゃなくて、1年近く、9カ月近く先になる可能性もありますのでね、安全面で大丈夫かということでございます。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  常に再発防止には努めておりますので、気をつけて点検はしております。 ○(西尾委員)  仮改修ですんでね、100%とはないかもしませんけど、パテ埋め、磨いてるということですんで、あとは管理をしっかりやっていただくということはお願いしたいと思います。それと、実際、期間中、工事期間中既に現状仮に、正式ではないでしょうけど、仮に予約をされてる団体が多数いらっしゃると思うんです。その方々への周知、また御理解しっかりやっていただかねばなりませんけども、その点は大丈夫でしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  予算が確定次第、周知は予定しております。年間行事予定を提出している団体につきましては、仮予約でございますので、条例どおり使用日の6カ月前より使用料を前納していただいて初めての利用許可となりますので、周知のほうは早急にさしていただきたいと思います。 ○(西尾委員)  確かに正式予約ではないというのがあるんですが、実際は仮に予約されてる方々も数年使われてらっしゃる方々が多く、使えるものをいう認識も強いと思うんですね。ですからこういう安全面で工事をしなければならないということをしっかりと丁寧に御理解いただく御説明に努力していただきたいと思うんですが、大丈夫でしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  委員おっしゃってますように、周知に努めてまいりたいと考えております。 ○(西尾委員)  丁寧な御説明、よろしくお願いいたします。 ○(酒井委員)  その第三四半期に工事になるかなっていうのは、いつごろ予定立てられたんですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  予算計上時に、現指定管理者と協議のうえ、第三四半期と予定をさせていただいております。 ○(酒井委員)  何月ですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)
     10月から12月の間になろうかと思います。 ○(酒井委員)  じゃあ、あとそれから後のときに、工事にかかりそうなときの予約をちょっとストップしようとかそういうふうな配慮にはならなかったんですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  スポーツ振興事業団に確認しましたところ、その第三四半期は利用上一番少ないと言いますか、状態でしたのでそちらを選ばさせていただいております。 ○(酒井委員)  いろいろ大会とかも入ってますでしょう。そういうなんはどこか代替とか交渉してはるんですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  大体育室になりますと、同規模の施設は難しいと考えておりますので、予算確定次第早急に周知しまして、日程を調整していただけるよう努めてまいりたいと思います。 ○(酒井委員)  大会っていうのは、それぞれの団体が何というか年間の計画で立ててはるところやから、体育館がだめになったからと急遽の日程変更も難しいやろし、またそこしようとしたときに体育館のほうが埋まっててもできないわけやし、そこら辺がちょっとやっぱり本当に理解を得られるのか心配すると思います。どうですか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  事前に配慮をできなかったのは申しわけなかったと思ってるんですけれども、利用者の安全面を優先いたしまして、努めてまいりたいと思っております。  一応一般利用にしましては、半年前からとなっておりますので、4月からの予約となりまして、現在は仮予約として入れさせていただいております。 ○(松生涯学習部長)  状況が状況でございますので、しっかりとお話をさせていただいて、早急に改修をさせていただきたいと。それぞれ団体さんの御予定はございますでしょうが、そのあたりも含めまして、しっかりと御理解をいただいて工事に入りたいと。そこは何とかお願いを申し上げて、御理解いただくという形をとらせていただきたいと思うんですが、よろしくお願いします。 ○(酒井委員)  急なこんな工事にならないようなメンテナンスというのは、これなどは定期的にはなさってたんでしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  細かいメンテナンスはできておりません。大体育室につきましては、平成8年に全面改修を実施いたしましてから19年度経過しておりまして、へこみ、ささくれが多々発生してる状態でございます。 ○(酒井委員)  今後は定期的に、ここの何年の何月ごろにはそういうメンテナンスが入るということをあらかじめ準備しておけば、仮予約も取らずにできるということもあるかもしれないので、そこらへんやっぱり重々今後のことも気をつけて取り組んでください。 ○(水原委員)  関連なんですけれども、市民体育館指定管理というところではあるんですけれども、来年度、毎年行われているバドミントンの大会、国際的な大会があったと思うんですけれども、それが多分これは今回改修で使用できないのか、あるいはたまたま今回申請の問題でできなかったのか、その辺は把握されてますでしょうか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  正式な予約に関しましては4月からと……はい。 ○(水原委員)  またそういった場合ですね、当然改修するのが大前提、安全安心な形つくるのは大前提ですので、それはそれで私はいいとは思いますけれども、そういった全国的な、国際大会的なものが今回改修で使えなくなった、でも翌年からより使ってもらえるようになると思いますので、そういった大会を、守口市から逃さないような形で相手側にいろいろと話をしていただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。 ○(池嶋委員)  小学校プール開放事業でお尋ねいたしたいんですが、ことし28年度は何校でプール開放事業されるのか教えてもらえますか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  4校で実施させていただいております。守口小学校、橋波小学校、大久保小学校、佐太小学校で合計が6,996人となってございます。 ○(池嶋委員)  28年度、どこで開放事業されますかという質問なんですが。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  28年度も同じ橋波、守口、大久保、佐太の予定をしておりましたが、大久保小学校が改修に入るということで、今考えておりますのは、梶小学校もしくは藤田小学校。これはなぜかと申しますと、過去プール開放いたしておりまして、保健所の許可もいるんですけども、どちらかの申請でいこうかというふうに今考えております。 ○(池嶋委員)  梶もしくは藤田小学校ということを検討してるということなんですけども、できればね、2つするというのは無理なんですか。梶と藤田小学校2つ開くというのは無理なんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  今プール開放は業者に委託という形をとっておりまして、予算面もございますし、過去からのあけられるという条件が整うかどうかというところもあるんですが、何分予算面で業者が受けてくれるかどうか言うところなんです。4校分しかとってくれませんので、申しわけございません。  基本的にその4校と申しますのは、守口市を大きく4つに分けさせていただいて、今まで開放してきておったわけです。 ○(池嶋委員)  大体わかりました。だから地域的に4つに分けてるということで、梶もしくは藤田どちらか1校です、という理解でよろしいですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  現時点では委員おっしゃるように、そう考えております。 ○(池嶋委員)  この協会の事業に関してね、平成25年度のね一般会計予算のときに委員長報告の中でもあったと記憶してるんですがね、使えない方々もいらっしゃるということで、幅広い世代の市民が健康増進を図れるように、近隣市のプールの利用料について補助してはどうか、研究していただきたいという問いかけ、委員長報告があったんですが、その後それについてなんかお考えいただきましたか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  なみはやドームのほうには、一度出向きまして、そういう割引を受けるにはどうしたらいいかということは聞いたんですが、実際のところまだ予算にはいたってないのは事実なんですが、その中で割引をするのはなみはやドームの指定管理者の自主事業でございまして、条件がかなり厳しい部分がありますんで、まだ現在ちょっと検討させていただいております。 ○(池嶋委員)  利用料の補助についてお尋ねしとるんですが、なみはやドームの指定管理者が割引をするという話じゃなくって、そこによされた場合、利用者に対して市のほうがその利用料の幾らか分を補助できませんかっていう話なんですけども、その辺はお考えになってないですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  基本、他市をお伺いしましたら、利用料一般で基本が800円で、年間約1万枚の利用券を売らないと200円のまず割引ができない。で、市の補助としましては、そこの中のまた200円、で、利用者負担が400円という割合で考えてはおります。 ○(池嶋委員)  できれば、今後お使いになるような方も多分いらっしゃると思うんでね、その辺についても市独自で業者さんのその割引やなしに、使うんであれば市として例えば200円補助しますというような形でね、それもまあ市民サービスの一つだと思うんですけど、その辺も今後ちょっと考えていただければありがたいかなと思うんで、要望として。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  次に移ります。第8目青少年健全育成費について質疑をお受けいたします。 ○(酒井委員)  28年度の成人式なんですが、来年度の成人式はどこでされますか。 ○(小林スポーツ・青少年課主任)  28年度の成人式も、27年度同様に守口市の体育館のほうで予定しております。日にちは成人の日ということで、1月の9日に。 ○(酒井委員)  ことしの成人式参加させていただいたんですけど、なんかこう音がワンワンって鳴ってた。やっぱり体育館やからね、余り音響効果がよくないいうのと、それからもっとばっとたくさん人数が集まってたかそうでないかわかれへんけれども、やっぱり前のほうに成人の方が座ったらって感じで、やっぱりちょっと寒かったんじゃない、特にね晴れ着着てはる人なんか寒かったんちゃうかなとか思うんですけど、もう少し適切なところはないんですか。 ○(北川スポーツ・青少年課長代理)  体育館のほうでは、一応暖房のほういれさせてもらっとったんですが、何分足元はどうしても冷えるかなとは、私らも立っておりまして、それは感じたところでございます。 ○(酒井委員)  ことし何人来られたんでしょうか。成人式。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  申しわけございません。手元に資料がございませんので、800弱やったと思います。 ○(酒井委員)  結構成人は千三十何人かとおっしゃってたかと、結構来てはる。それは保護者も入れての数ですか。成人だけの…… ○(阪本スポーツ・青少年課長)  成人の方のみの参加でございます。 ○(酒井委員)  わかりました。市の庁舎の1階今度入る、あそこの1階の会議室ってのは何人ぐらいの会場になりますか。 ○(阪本スポーツ・青少年課長)  約500人ほどと聞いております。 ○(酒井委員)  わかりました。 ○(杉本委員長)  よろしいですか。――次に移ります。第3款民生費、第2項児童福祉費、第8目児童クラブ管理費について質疑をお受けいたします。 ○(西尾委員)  児童クラブの、今年度から長期休暇期間中の利用、試行的に今年度から始められて、非常にありがたいという声も聞いております。今年度冬休みまでしかまだ結果がないんですけど、利用者数状況いかがでしょうか。そして、来年度またその以降ですね、継続御検討はいかがですか。 ○(西本放課後こども課長)  27年度の参加状況でございますが、6校の9人でございます。今後の高学年障害者の受け入れなんですけども、委員おっしゃいました通り、平成27年度より本格実施させていただいたところでございます。今後の運営につきましては、参加児童のこれまでの保護者からの数々の御意見を参考にしながら、放課後子ども課で今後検討してまいり、関係各課とも連携取る必要もございますので、さらに連携を取りながら年々増加傾向にある放課後デイサービス事業所の状況等も注視しながら進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(西尾委員)  今後、すみません、3年経過を見ようというような声を聞いてるんですけど、その辺のお考え、根拠というのはいかがですか。 ○(西本放課後こども課長)  この事業の運営に際しまして、大阪府の新子育て交付金を活用させてやらしていただいております。この交付金事業が平成27年度から新たに設けられまして、恐らく府のほうも3年間で打ち切るんではなかろうかというふうに考えております。事業も3年、1年目、2年目の時点で次年度に向けてどうしていくかということは、担当課としても検討してまいらないけないというふうには考えております。 ○(西尾委員)  公金が3年間あるので、ただ単純に3年間というのではなくてですね、来年度しっかりと拡充できるかどうかの創意工夫も含めてですね、御意見を聞くのと同時に、また新たな工夫もいろいろと努力していただく中で御検討していただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。 ○(酒井委員)  平成27年度は6校9人で、28年度の予定みたいなのわかりますか。 ○(西本放課後こども課長)  今、受付やらせていただいてるところでございますので、確定した数字ではございませんけども、予定、我々が見込んでおるのが9校の24名というふうに思っております。 ○(杉本委員長)
     暫時休憩いたします。              (午後7時45分休憩)              (午後7時46分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。 ○(西本放課後こども課長)  すみません。5校の8名になる予定でございます。 ○(酒井委員)  子どもは減るということですか。予想として。 ○(西本放課後こども課長)  委員おっしゃる通りでございます。 ○(杉本委員長)  他にありますか。 ○(水原委員)  児童クラブの利用者数、登録児童数なんですけれど、平成27年度ベースでみますと、登録数が各学校底辺は大体25%ぐらい。高いところでは75%ぐらい。この差の開きっていうのは何かあるんでしょうか。 ○(有光放課後こども課長代理)  どこの登録児童室の運営につきましても、条件は同じでやっておりますんで、地域の特色と申しますか、結果としてこのような形になったと思っております。 ○(水原委員)  ここまで開きは地域の特性で終わらせるのか、実際中身がどういうやり方がね、やってる活動内容が違うのか、それかまた全児童クラブが同じような活動をしてるのか、そのあたりはいかがなんでしょうか。 ○(西本放課後こども課長)  運営、基本的な運営はどこのクラブも同じです。ただ、地域の特色を生かして運営のほうは当たっていただきたいようお願いしておりますので、その部分では若干地域差はあるかとは思います。 ○(水原委員)  これをここまでの開きを若干と言っていいのかどうなのかというのはちょっと疑問ですけれども、またこの登録児童されているお子さんの平日ほぼ毎日来られてる方の平均パーセンテート、どれくらいの利用率があるかとかそんなんはわかりますでしょうか。なければ後日でも大丈夫ですし。こういった子どもたち、かなりの人数が利用されてる学校もありますし、地域の特色もあるとは思うんですけど、こういった子どもたちが実際にどういった活動をしてるかという効果ですよね、ただ単に預かってるだけなのか、それとも何らかの形プラスアルファきっちりと子どもたちにいい環境をつくっているのか、そういったところはどうなんでしょうか。 ○(西本放課後こども課長)  登録児童室におきましては、自主的な遊び場の提供をさせていただいてる事業なので、そこはそこに携わっていただいてるパートナーさんのやり方もあるかと思いますけれども、統一したやり方としては、まず入ってきたらまず宿題をやると。これは統一的にこちらからお願いをさせていただいて、それがやっぱり低学年の子が運動場で遊ぶことが、まだ高学年授業やっておりますので、出れませんのでその間を利用して宿題等をやるように進めてくださいというお願いをさせていただいております。 ○(水原委員)  そこで宿題というキーワードが出ましたので、その宿題はほぼ来られてるお子さんは100%やって帰っているような状態なんでしょうか。 ○(西本放課後こども課長)  100%と言われるとあれなんですけども、我々見に行ってる時は必ず帰ってきてからまず登録児童室に参加する場合は、名前と来た時間を書きまして、そのあとまず宿題をやっているいうのは、我々は認識させていただいてるというところでございます。 ○(水原委員)  そういったいろいろな取り組みをしていただいてるんですけれども、今また国のほうも新しい形、形態を提案しておりますので、そういったことも今後検討のほう入れていただきながら、子どもたちによりよい環境をつくっていただきたいと私思っておりますので、要望とさせていただきます。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。――ないようでございます。次に移ります。第5項社会教育費第1目社会教育総務費及びこの費目に係る債務負担行為について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  もりぐち歴史館ですけど、なかなか市で管理、これは業務委託してお金もかけてるわけですけど、位置の問題もありますし、ふだん興味のある方しかなかなかいかない状況ではあると思いますんで、例えばこれ、学校の授業の一環として、学校によっては行ってる学校もあるんですけど、ま、行ってない学校もありますんで、例えば地域に限らず学校の行事として毎年必ず行かせるようにするとか、そういうのはどうですかね。 ○(松原生涯学習課長)  どうしても大久保に歴史館のほうが建っておる関係上、周辺の小学校、例えば大久保小学校、梶、金田、東、この小学校は毎年のように来ていただいているのは現状でございます。また、七夕のときには周辺の藤田、梶の保育所の幼児たちが来ていただいて参加いただいてるといった現状でございます。これ全市的に歴史館のほうに全小学校なりが行ける状況かどうか、移動手段もございますので、ちょっと難しい部分も出てくるかと思いますが、ただ担当課のほうとまた一度調整していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(服部委員)  一定理解できました。郷土愛を育てるというのも教育の中で、今うたってることですので、守口市の歴史を知っていただくという意味でも、交通手段等の問題はありますが、いろいろと考えていただければと思います。要望いたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。――ないようでしたら次に移ります。第3目文化財保護費について質疑をお受けいたします。 ○(服部委員)  文化財の保護ということで、守口市なかなかその文化財的なものも見当たらないというのもあるんですけど、今の現状の守口市ね、学校等でも古い学校の建て替え等もある。その築年数が上がってきたら古い学校等でも一定の歴史的建造物になる場合もあるわけなんですよね。例えば今度取り壊される滝井小学校等やと、汎用性のある学校の形ではなく、それよりさらに古い、それぞれの業者が考えてつくった形だったりもするので、残すというのはさすがに無理なんですけどね。例えば資料としてしっかりと写真を残していくなり、そのアーカイブをつくるっていうことを統一してしっかりとやっていくべきだと思うんですけど、それいかがですか。 ○(松原生涯学習課長)  守口市内では文化財以外にも今委員がおっしゃられたような貴重な建造物が多数ございます。主に教育遺産と呼ばれるものでございますが、学校、社会教育施設いわゆる公民館ですね、そういった中にも50年を経過してるような建物も中にはございます。さつき小学校が旧滝井小学校なんですが、築85年ということで先日ですね、職員が滝井小学校の内部外部の建物の写真をおさめております。今後第3中学校であるとか、今後取り壊しが可能性のある公民館、東部公民館であるとか、そういったものを三郷公民館も含めまして、画像保存の方心がけていきたいと、このように考えております。 ○(服部委員)  よろしくお願いいたします。  あとね、その問題で各課で幾つか分かれたりとかするんですかね。一括で管理しておかないとなかなかややこしいと思うんですけど、残すべき写真とかアーカイブに残すべき景観においては、それぞれそこの所管は例えば広報で残して、こっちは教委で残してばらばらなってくるとややこしいんで、その辺ってどういうふうに管理していきますか。 ○(松原生涯学習課長)  今ちょっと教育委員会のほうで所管している教育施設につきましては、横の連絡を取り合いながら、画像保存ということは可能なんですが、全庁的と言いますとまた公園でしたら公園課である、またこの市の建物、これも大概古い建物ですので、もう65年本館には経過しておりますので、そういったものも保存していきたいというふうには考えております。ただ、そこが広報広聴課が写真を撮るのか、法制文書課が担当するのか、どこがというのはちょっと大変難しい問題ではありますが、文化財を担当しております生涯学習課は、建物が古いものにつきましては、そういった部を乗り越えてでも調整をしていって、保存のほう心がけていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(服部委員)  わかりました。大変な仕事だと思いますが、あとで調べたときに歯抜けになっていないように、しっかりと頑張っていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第34号について、討論に入ります。 ○(酒井委員)  都市計画道路の馬場菊水線の問題や、それから学校の給食や校務が民間委託になじまないと思うので、それらの項目それら以外にもまたあるんですけども、反対ですので、この議案には反対、一般会計予算には反対します。 ○(杉本委員長)  他にございませんか。 ○(池嶋委員)  反対の立場から討論行わせてもらいます。  まず1点目について、大枝公園再整備工事について、パブリックコメントをとったということなんですが、まだまだ利用者の意見が反映されてない。そしてまた利用団体の方々の意見も、25億円かけるんであったら、やっぱりよりよいものをつくっていただきたいいう観点から、その方々からの意見を参考にして、その事業をするために反映していただきたいというのと、2点目として都市計画道路の豊秀松月線については、市の庁舎が旧三洋電機本社に移ることもあるので、一旦これを廃止して、新庁舎前の道路を再度整備すべきという面から、反対をいたします。 ○(杉本委員長)  他にございませんか。 ○(上田委員)  今回の3案に関しては、非常に新規事業または70周年に関わる事業と、また大型事業等も含まれておりまして、市民に対して非常に大きな影響がある、重大な予算であるといった意味から、中にはいち早く市民の方、また館を利用する方々の周知、この辺もやっぱり質疑の中で、意見を言わしてもらいましたが、その辺はやっぱり計画をたがわぬように、しっかりと執行していただきたいということで賛成をいたします。 ○(杉本委員長)  他にございませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第34号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方は挙手願います。                (賛成者挙手)  賛成多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  酒井委員と池嶋委員に申し上げます。少数意見の留保をなさいますか。 ○(酒井委員)  いたしません。 ○(池嶋委員)  いたしません。 ○(杉本委員長)  それでは職員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。              (午後8時00分休憩)              (午後8時04分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に議案第37号、「平成28年度守口市下水道事業会計予算」を議題とし、尾上下水道管理課長から説明を受けます。 ○(尾上下水道管理課長)  それでは、議案第37号、平成28年度守口市下水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、付議事件の中ほど30ページの次の区分紙の次、33ページをごらんいただきたいと存じます。合わせまして、予算に関する説明書の283ページから312ページ及び参考資料の28ページから45ページをご参照賜りますよう、お願い申し上げます。  それでは予算の各条項につきまして御説明申し上げます。  まず第1条は総則でございます。第2条は新年度の業務の予定量を列挙いたしております。このうち(4)の主要な建設改良事業についてでございますが、まず管渠整備事業に6億7,030万円を計上しております。管渠整備事業の主なものといたしまして、管渠耐震化工事として476メートル、管渠の老朽化に伴う改築工事として2,450メートルをそれぞれ管更生工法により施工しようとするものでございます。  また、避難所に備えるマンホールトイレを八雲中学校に5基設置し、あわせて水源設備を設置しようとするものでございます。さらに浸水対策事業として、大阪府が現在施工しております、守口調節池へ接続する松下菊水放流幹線の立坑築造工事などを実施する予定でございます。  次に、ポンプ場整備事業に8億3,466万円を計上しております。ポンプ場整備事業の主なものといたしまして、大枝ポンプ場などの耐震補強工事や、雨水ポンプの更新などを予定しております。  次に、処理場整備事業に6億5,210万円を計上しております。処理場整備事業の主なものといたしまして、守口処理場送風機設備の更新などを予定しております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款下水道事業収益は、43億7,134万円を予定いたしております。これは主として、下水道使用料収入を見込んだものでございます。  第1項営業収益は35億8,273万9,000円と定めるものでございますが、これにつきましては、下水道使用料として23億2,500万円で、その他に一般会計からの雨水処理負担金として12億5,730万3,000円などを定めております。  第2項営業外収益は、7億8,859万1,000円と定めるものでございまして、その主なものとして減価償却に伴う長期前受金の収益化額でございます。また、一般会計が負担する企業債利息等に係る他会計負担金を定めております。  次に34ページをお開きいただきたいと存じます。支出の第1款下水道事業費用は、36億6,622万3,000円と定めております。
     第1項営業費用は32億3,504万2,000円で、1目管渠費は、2億7,856万1,000円として、下水道管渠しゅんせつ業務委託や雨水升の補修など管の維持管理に係る費用を計上いたしております。  2目ポンプ場費は、3億7,654万4,000円と定めておりまして、各ポンプ場の運転操作等業務委託や補修工事費などポンプ場の維持管理に係る費用を計上いたしております。  3目処理場費は3億8,576万6,000円と定めておりまして、処理場運転操作等業務委託や補修工事費など処理場の維持管理に係る費用を計上いたしております。  4目総務費は1億6,347万8,000円として水道局に委託しております下水道使用料の徴収委託料や各種団体への会費及び負担金など、下水道事業全般に係る費用を計上いたしております。また、引当金に要する経費として、退職給付費や貸倒引当金繰入額などを計上いたしております。  5目減価償却費は、固定資産の減価償却費として16億4,262万8,000円を計上いたしております。  6目資産減耗費は、1,050万円を固定資産の除却に伴う費用として計上いたしております。  7目流域下水道維持管理負担金は、3億7,756万5,000円を計上いたしております。  第2項営業外費用は、4億2,968万1,000円と定めておりまして、1目支払利息及び企業債取り扱い諸費は3億3,958万1,000円を計上いたしております。  2目消費税及び地方消費税として9,000万円を計上いたしております。  第3項特別損失は100万円として、過年度の修正分を計上いたしております。  第4項予備費は、50万円と定めるものでございます。  これによりまして、当年度の収益的収入及び支出の差引額は、7億511万7,000円の黒字を予定しております。  次に第4条、資本的収入及び支出についてでございますが、収入の第1款資本的収入の額を22億7,330万7,000円と定めるものでございます。  第1項企業債は、13億1,950万円を予定しておりますが、内容につきましては第7条で御説明させていただきます。  第2項他会計負担金1億1,970万7,000円は、企業債元金の資本的支出に係る一般会計からの負担金でございます。  第3項国庫補助金8億3,400万円は、国庫補助事業に充当する補助金でございます。  第4項負担金等10万円は、水洗化による受益者に対する負担金でございます。  次に、支出でございますが、第1款資本的支出の額を37億2,992万9,000円と定めております。  第1項建設改良費は22億9,637万7,000円を予定しております。内容につきましては、前ページ第2条、(4)主要な建設改良事業で御説明申し上げました主要な事業の他、人件費や諸経費を計上いたしております。  第2項固定資産購入費1億1,330万7,000円は、寝屋川北部流域下水道建設負担金等でございます。  第3項企業債償還金13億2,024万5,000円は、既往債の償還元金でございます。  説明が前後いたしましてまことに恐縮でございますが、第4条の本文括弧書きの部分で記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足いたします額、14億5,662万2,000円につきましては、過年度及び当年度分の損益勘定留保資金と当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額をもって補てんしようとするものでございます。  次に35ページに移りまして、第5条継続費でございます。建設改良費のうち、2カ年にわたる記載の3事業について、事業総額及び年割額を記載のとおり定めようとするものでございます。  次に36ページをお開きいただきたいと存じます。第6条債務負担行為でございます。梶ポンプ場運転委託事業などや消費税率の引き上げ分についての、債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めようとするものでございます。  次に37ページに移りまして、第7条企業債でございます。内容といたしましては、起債の目的欄に記載いたしておりますとおり、下水道施設整備事業につきまして借入額12億800万円、寝屋川北部流域下水道事業につきましては、借入額1億1,150万円をそれぞれ限度といたしまして、その起債の方法、利率及び償還の方法につきまして、定めようとするものでございます。  次に、第8条は、一時借入金の限度額を20億円と定め、また、第9条と次の38ページに記載の第10条につきましては、それぞれ予算の流用の範囲、禁止項目に関する規定を定めるものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、予算に関する説明書及び参考資料を添付いたしておりますので、御参照の上、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明は終わりましたので、これより下水道事業会計全般について質疑をお受けいたします。 ○(上田委員)  収入ですから下水道使用料ね。現状というかこういう状況にある中で、今後さらに経営戦略というか、その辺しっかりやってほしい。要望します。 ○(杉本委員長)  他にありませんか。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので討論を終結いたします。  これより議案第37号を採決いたします。本案を原案のとおり可決するべきものと決することに異議ありませんか。              (「なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは職員の入れかえを行います。  暫時休憩いたします。              (午後8時16分休憩)              (午後8時18分再開) ○(杉本委員長)  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に議案第38号、「平成28年度守口市水道事業会計予算」を議題とし、北山水道局総務課長から説明を受けます。 ○(北山水道局総務課長)  それでは議案第38号、平成28年度守口市水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、付議事件の38ページ下水道事業会計の次をお開きいただきたいと存じます。  平成28年度予算は、安心して御利用いただける水を、安定的かつ永続的に供給するため、地震等の災害に対する備えの推進と良質な水道水を蛇口までお届けすることを主たる事業目標として編成いたしております。また、財政面では水道事業収益は、節水機器の普及や意識の向上により年々水道料金収入が減少している中、委託化の拡充や事務改善などによるさらなる事業経費の抑制を盛り込んだ内容といたしております。  それでは、予算の各条項につきまして御説明申し上げます。1ページをお開きいただきたいと存じます。  第1条は、総則でございます。  第2条は、新年度の業務の予定量を掲げております。このうち、(4)主要な建設改良事業でございますが、配水管整備事業は、老朽化した配水管を耐震型ダクタイル鋳鉄管に更新する工事が主なものでございます。耐震管への布設かえを2,835メートル、新規の布設を315メートルを施工しようとするものでございます。工事費は4億6,000万円を予定いたしております。  次に、浄水施設整備事業は、市内の水道施設を一元的に監視・制御を行っております中央制御装置が老朽化していることから更新しようとするものでございます。工事費は8,300万を予定いたしております。  配水管改良事業は他企業の工事に関連いたしまして、配水管を移設するための工事などでございます。  次に、浄水施設改良事業は、オゾン発生装置の自動制御装置、浄水ポンプ設備などの補修的工事でございます。工事費は6,163万5,000円を予定いたしております。  取水施設改良事業は、止水施設に設置いたしております止水ポンプの補修的工事でございます。工事費は817万3,000円を予定いたしております。  庁舎等改良事業は、水道局の屋上に設置いたしております高圧充電設備が老朽化していることから、これを更新するものでございます。工事費は3,121万を予定いたしております。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。  まず、収入の第1款水道事業収益は、29億123万3,000円を予定いたしており、前年度と比較しますと1.3%の減となっております。これは第2項営業外収益の加入金収入の増を見込んでおりますが、第1項営業収益の水道料金収入の減によるものです。  第1項営業収益は27億2,758万4,000円と定めるものでございます。これにつきましては、給水収益が営業収益の97%を占めており、その他一般会計からの公的消火栓の維持管理に対する他会計負担金や、下水道使用料徴収負担金などの収入でございます。  第2項営業外収益は、1億7,363万9,000円と定めるものでございます。主なものといたしましては加入金収入で、その他長期前受金戻入や児童手当に対する一般会計からの補助金などでございます。  第3項特別利益は、1万円と定めるものでございます。  次に、2ページをお開きいただきたいと存じます。支出の第1款水道事業費用は、28億3,260万6,000円と定めております。前年度と比較しますと2%の減となっております。  第1項営業費用は、24億2,589万7,000円で、この費用には鉛給水管解消事業に係る費用が含まれております。また、平成25年度に共同取水施設が完成したことから、旧取水施設の撤去の準備に係る費用を計上いたしております。営業費用の構成といたしましては、水の製造に要する費用が27.5%、供給に要する費用が18.6%、料金の調定・収入に要する費用が6.9%、一般管理費が9.8%で、その他減価償却費などでございます。  第2項営業外費用は、4億334万6,000円と定めており、主なものといたしましては、企業債利息、繰延勘定償却、また消費税及び地方消費税の納付額などでございます。  第3項特別損失は、236万3,000円と定めており、これは過年度損益修正損でございます。  第4項予備費を、100万と定めるものでございます。  これによりまして、当年度の収益的収入及び支出の差し引きは、6,862万7,000円の黒字を見込んでおります。  次に、第4条資本的収入及び支出でございますが、収入の第1款資本的収入の額を5億1,662万8,000円と定めるものでございます。前年度と比較いたしますと7.7%の増となっております。これは、建設改良費に係る企業債の増によるものでございます。  第1項企業債は、4億7,000万円を予定いたしております。内容につきましては、第6条で御説明させていただきます。  第2項他会計出資金1,836万4,000円は、配水管の耐震化事業に対する一般会計からの出資金でございます。  第3項固定資産売却代金の13万9,000円は、廃車を予定いたしております車両運搬具の売却に伴う収入でございます。  第4項他会計負担金の1,750万円は、公的消火栓の設置に対する一般会計からの負担金でございます。  第5項工事負担金の1,062万5,000円は、他企業から依頼された配水管移設工事に対する負担金収入でございます。  次に、支出でございます。  第1款資本的支出の額を15億8,028万6,000円と定めております。前年度と比較いたしますと10%の増となっております。これは、建設改良費の配水管の更新に係る工事費の増によるものが主なものでございます。  第1項建設改良費は、7億9,521万4,000円を予定いたしております。内容につきましては、1ページの第2条、(4)主要な建設改良事業で御説明申し上げました事業経費のほか、水質管理のための機器の更新に係る固定資産購入費などを計上いたしております。  第2項企業債償還金は、7億8,507万2,000円と定めるものでございます。  以上、資本的収支の差し引きの結果、第4条本文括弧書き部分に記載いたしておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額10億6,365万8,000円は、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんするものでございます。  次に、3ページをお開きいただきたいと存じます。  第5条債務負担行為でございます。これは、旧取水施設の撤去に係る設計及び環境調査業務委託事業、庁舎内外の清掃業務委託事業、浄水場施設等の運転管理業務委託事業についての債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めようとするものでございます。  次に、第6条企業債でございます。内容といたしましては、起債の目的欄に記載しておりますとおり、配水管整備事業につきましては、借入額を4億円、浄水施設整備事業につきましては、借入額7,000万円をそれぞれ限度額として、起債の方法、利率及び償還の方法につきまして定めようとするものでございます。  次に、4ページをお開きいただきたいと存じます。  第7条は、一時借入金の限度額を5億円と定め、第8条は支出予算の流用の範囲を、第9条は流用の禁止項目を定めるものでございます。  第10条は、児童手当に係ります一般会計からの補助金を273万6,000円と定めております。  第11条は、たな卸資産の購入限度額を3,532万6,000円と定めるものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、次ページ以降に予算に関する説明書及び参考資料を添付いたしておりますので、御参照の上、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○(杉本委員長)  説明は終わりましたので、これより水道事業会計全般について質疑をお受けいたします。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」の声あり)  ないようでございますので、討論を終結いたします。  これより議案第38号を採決いたします。本案を原案のとおり可決すべきものと決することに異議ありませんか。              (「なし」の声あり)  異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で本委員会が付託を受けました案件は全て終了いたしました。
     署名委員は上田委員にお願いします。  それでは、本日の委員会を閉会させていただきます。大変御苦労さまでございました。              (午後8時29分閉会)...